2021年05月17日

望遠マクロを検討する

 適度な距離を保ちながら、大きく写したい。そんなときに有効なのが望遠マクロレンズだ。望遠マクロはキヤノン FD200mm F4を持っているのだが、マイクロフォーサーズだと400mm相当になりさすがに扱いが難しい。レンズもちょっと大きく重い(400mm相当としては小型軽量ではあるが)。そこで、マイクロフォーサーズで200mm相当のマクロレンズを検討することにした。
 マイクロフォーサーズのマクロレンズには、これに相当するレンズはない。ただ、オリンパスから近い将来、リリースされるかもしれないという噂はある。
 今のところ、有力なのはオールドレンズだ。90〜105mmのマクロだとちょうど良い。マイクロフォーサーズでは180〜210mmと焦点距離も使いやすい。そして、ハーフマクロも等倍マクロになるし、等倍マクロなら2倍マクロだ。それにマクロはほぼマニュアルフォーカスで使うので、オールドレンズでも問題ない。あとは写りだ。
 有力なのはニコン。マイクロニッコール105mmは55mmほどではないが、高解像度で評判もいい。F4とF2.8があるが、古いF4の方がシャープで良いと言う人もいる。価格も手頃だ。ただ、ハーフマクロなので、マイクロフォーサーズでは等倍。この点はちょっとだけ物足りない。
 オールドレンズで優秀なマクロといえば、やはりタムロンは外せない。アダプトール時代のタムロンはハーフマクロだが、F2.5と明るく評価も高い。ただ、以前散々集めながら、結果として全て手放してしまったアダプトールレンズを思い出してしまうので、ちょっと躊躇してしまう。
 あとはキヤノンFD100mm F4だろうか。これもニコンと同様、マクロの定番だ。こちらも評判が良い。
 それぞれに魅力を感じるのだが、結局、これらは中古でしか入手できない。あわてて買うと言うより、出会いを待つ方が良いのかもしれない。
posted by 坂本竜男 at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 撮影機材
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