
タムロンから出た新製品、11-20mm F/2.8 DiV-A RXD (Model B060)の評価が高い。この広角ズームはソニーEマウント、しかもAPS-C用のレンズである。17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)に続く、2本目のF2.8通しのズームレンズというわけだ。
タムロンはソニーEマウントレンズの製品を充実させてきているが、ソニー自体はフルサイズに力を入れおり、APS-C用レンズは寂しい状態。それゆえに、気にはなっていても自分で導入したり、人に薦めるのには躊躇いもあった。
だが、F2.8通しで広角と標準ズームがそろった今、シグマのF1.4の単焦点16mm、30mm、56mmを追加すれば、コンパクトで高画質なAPS-Cシステムが完成してしまうのだ。
もともと、ソニーのAPS-C、つまりα6000シリーズは、マイクロフォーサーズ以上にコンパクトでありながらAFも優秀で画質も良い。それで優秀なレンズが揃うのであれば、これは改めて検証せざるを得ない。しかも、ソニーの新しいAPS-Cモデルが近々登場すると言う噂もある。
これは色々な意味で困ったことになったなぁ。