ただ、今の機器をそのまま接続するためには、バランス(XLR)とアンバランス(RCA)の二つの入力が必要。そして正直、Macも新しくしなければいけないので、大きな出費は避けたい。もちろん音質が良いに越したことはない。すると、当てはまる製品がかなり少なくなる。と言うか、価格を考えると国内メーカーでは「ほぼない」。結局、中華製D級アンプから探すことになった。

そこで見つけたのが、S.M.S.L DA-9。小型でシンプルなデザイン。質感もそれなりにしっかりしていそう。もちろん、バランスとアンバランスの二つの入力がある。価格はAmazonで3万円を切る。これは良さそう。
Amazonのレビューでは、音質に関してはなかなかの高評価。ただ、信頼性に若干不安があるようだ。出たばかりの新製品のようなので、しばらく様子を見ることも必要だろう。
信頼性に関しては、日本に正規代理店がないのも大きい。だが、代理店経由になると、価格は倍以上にはなるかもしれない。
S.M.S.Lは中華メーカーの中では価格はやや高めだが、それでも国内や海外有名メーカーよりも圧倒的に安い。それに、面白い製品を意欲的にどんどん出している。品質もどんどん高くなってきているので、中華メーカーがオーディオの世界でも強力な存在感を示すのは間違いなさそうだ。