アンプの調子が悪くなるたびに色々とネットで調べ、その結果今のオーディオ事情を知ることになる。アナログレコードについては以前よりも状況が良くなっている気がしている一方、CDに関してはかなり寂しい状況だ。
CDプレーヤーで手頃な良い製品がとても少なくなったように感じる。かなり安いモデルか、中途半端に高いモデルが少々ある程度。良さそうな単品のCDプレーヤーは、昔と比べるとかなり少ない。もう、CDは過去のメディアなのだ。
確かに、CDの販売数は年々減り続けている。多くの人は配信を利用しているのだろう。それを考えると、この状況は仕方がないのかもしれない。
しかし、CDでしか聴けない音楽というのは意外にあるのだ。配信も行っていないし、レコードも出していない。しかし、CDはリリースしている。そんなミュージシャンは実は少なくない。
それに、CDの全盛期に買われたものが相当数ある。我が家だってそうだ。これらをどうするのか?全部PCに取り込んで聴いている人もいるが、僕は聴くときにジャケットを確認し、メディアを取り出してセットしたい人間。データにしてしまえば場所は取らないし、音質でも有利なのは分かっている。だけど、アナログ的ささやかな儀式は欲しいと思っているのだ。
まだまだCDは一般家庭にはたくさん存在するだろうに、何故こんな寂しい状況になってしまっているのだろう。そう言えば、MDとかDATとかもあったっけ。もう少し、少なからずいるユーザーのことを考えて欲しいよなぁ。
2021年06月08日
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