2021年07月05日

浮気心

 富士フイルムX-T3の実売価格が下がってくると、X-T3欲しい病が再発するし、タムロンのF2.8通しのEマウントレンズが超広角と標準ズームが揃うと、ソニーα6000シリーズもいいなぁ、なんて思ってしまう。いずれもAPS-Cでは画質や性能に定評があり、しかもG9 PROより小さくて軽い。つい、浮気心が芽生えそうになるのである。
 APS-Cは本来、マイクロフォーサーズ以上にボディとレンズと画質のバランスが良いフォーマットだと思うし、先述の通り魅力ある製品が存在するのも事実。しかし、結局マイクロフォーサーズの方が僕の使い方ではメリットが大きいのだ。
 富士フイルムは純正レンズは比較的高価だし、寄れないレンズも多い。それに、良いレンズは結局大きく重くなる。せっかくの軽量ボディとのバランスも悪くなる。それでも大きさと重さはフルサイズよりはマシではあるが。
 ソニーは純正レンズは寂しいが、サードパーティ製はAFレンズもそこそこある。ただ、シャッタースピードが1/4,000秒まで。8年も前のGM1ですら電子シャッター1/16,000秒が使えるのに、と思ってしまう。MFレンズでは明るいレンズも多いのに、屋外ではNDフィルターが必須となってしまう。これでは使い勝手が悪い。また、富士フイルム同様、ボディのコンパクトさは、高性能レンズとの組み合わせの時にバランスを崩す。ソニーの方がコンパクトなだけに、その傾向が強い。
 というわけで、浮気心が起きてしまっても、結局は浮気をすることなくマイクロフォーサーズにとどまるのだ。G9 PROがもう少しだけ小さく軽かったら、この浮気心もそこまで起きないのかもしれないのだけど…。
posted by 坂本竜男 at 15:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 撮影機材
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