
パナソニックから、ついにLEICA DG VARIO-SUMMILUX 25-50mm / F1.7 ASPH.が正式発表された。
LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm / F1.7 ASPH.同様、絞り開放から高解像度で滑らかな描写を実現しているようだ。少々高額で大きいが、標準から望遠のズーム全域でF1.7の明るさを実現しているのは大きい。10-25mmと合わせると、35mm換算で20〜100mmをF1.7通しで撮影することができる。マイクロフォーサーズだからボケ量はフルサイズの34mm相当にはなるが、フルサイズやAPS-Cに比べて近接撮影が得意なので、数字以上のボケ量を得ることもできる。マイクロフォーサーズユーザーなら一度は使ってみたいレンズだ。
とはいえ、実売価格は現時点では22万円弱。フルサイズのレンズよりは安いが、やはりマイクロフォーサーズとしてはかなり高額。すでにNOKTICRONと2本のSUMMILUXを所有している身としては手を出しにくい。
ただ、マイクフォーサーズの先行きが怪しいと囁き続けられている中で、これだけのクォリティを持った製品が登場した意味は大きい。今はそのことを喜ぶことにしよう。