


愛車のメガーヌエステートが入院し、かわりに代車でやってきたのは二代目メガーヌの5ドアハッチバック。現行モデルから数えると二世代前のメガーヌだ。
メガーヌは二代目から幅が一気に広くなったのだが、それでも僕のメガーヌエステートから乗り換えるととてもコンパクトに感じる。ホイールベースも全長も短いからだろう。エンジンは直列1.6リットルのNAだからとりわけ速いエンジンでもないが、ボディが小さいこともあって軽やかさを感じる。運転していて楽しいクルマだ。
代車はそれなりにヤレているが、それでもこの特徴的なデザインの魅力は薄れていない。歴代ハッチバックの中でもトップクラスの印象的なデザインだろう。このデザインが実用性を全くスポイルしていないところがまた素晴らしい。このメガーヌと比べると、いまのクルマは必要以上に間延びして見えなくもない。当時のヨーロッパ・カーオブザイヤーを獲っただけのことはある。やっぱ、名車だなぁ。