
個性的なレンズをリリースし続けているLAOWAから、Argus CF 33mm F0.95 APOの予約販売が開始された。キヤノンRF・ソニーE・富士フイルムXに対応するAPS-C用レンズで、35mm換算で50mm相当。F1.0を超える明るさを誇る標準単焦点レンズになる。
作例を見る限り、フルサイズを思わせる滑らかで豊かなボケが印象的。ピント面の解像度もしっかりと確保されているように見える。APS-C用レンズ賭してはちょっと大きくて重いが、フルサイズでほぼ同等のボケ量になる50mm F1.4だとレンズはもっと大きく重くなるし、撮影最短距離もちょっと遠い。そういう意味では使いやすいレンズと言えるかも。
ただ、マニュアルレンズだし、価格も7万円を切るぐらいで決して安くはない。とはいえ、ちょっと使ってみたくなるレンズではある。
こういったAPS-C用の面白いレンズが増えてくると、またXマウントが気になってくるんだよなぁ。困ったものだ。