それで、L.モノクロームDオンリーで撮るのも良いなと思うのだが、やっぱりカラーでも撮っておきたいとも思ってしまう。しかし、いちいちその度にフォトスタイルを切り替えるのもめんどくさい。そこで思ったのが、GX7 mark IIIの存在だ。このGX7 mark IIIもL.モノクロームDが使えるのだ。

GX7 mark IIIはローパスフィルターレスの2,000万画素モデルなので、画質には定評がある。G9 PROに近い高画質のサブ機としても十分に使える。そして、L.モノクロームDを使ってのモノクロ専用としても良いなと思ったのだ。
レンジファインダータイプのサブ機が欲しいとずっと思っていたが、GX8を買い戻すべきかGX7 mark IIIにすべきか、それともサブ機がそもそも必要なのか迷っていた。もともとフラッグシップだったGX8の方が、古いとはいえ優れている点も多々ある。だが、モノクロを考えた場合はL.モノクロームDが使えるGX7 mark IIIの方が上だ。そこで、GX7 mark IIIが僕の中で急浮上してきたのだ。
しかし今年、GX7 mark IIIは製造中止になってしまった。後継モデルは噂こそあったがまだ登場していない。だが、わずかだが市場には新品が残っているようだし、中古なら以前よりも手頃な価格で手に入れることができる。問題は、いま他にも気になっているものがあり、その両方を同時に導入はできないという事実だ。さて、どうしたものか……。