
昨日、ソニーはフルサイズミラーレス「α7 IV」を海外発表した。
3300万画素の裏面照射型CMOSセンサー「ExmorR」。映像エンジンはフラグシップモデル「α1」に搭載されている最新の「BIONZ XR」を採用する。本体価格は約2500ドルの予定とのこと。
ソニーの新しいα7シリーズの発表は、単なる新製品発表とは意味が違う。α7シリーズはフルサイズミラーレスのベーシックグレードであり、このクラスのベンチマーク的存在であること。キヤノンを除く多くのメーカーはソニー製センサーを採用しており、今回のα7 IVが新しいセンサーを採用しているということ。つまり、フルサイズミラーレスの新しい基軸を打ち出していることを意味するのだ。
となると、来年以降はニコンやルミックスなども新型フルサイズにこのセンサーを搭載してくる可能性が高いとも言える。ミラーレスを使う全てのユーザーにとって、たとえソニーを使わなくてもソニーは無視できない存在なのだ。
僕自身はソニーのカメラはどうも使い勝手などがしっくりこないので、いずれ登場するであろうルミックスの新製品の方を選ぶだろう。でも、正直なところ、僕にとってはフルサイズはややオーバースペック。今のままのスペックでも実用上ほぼ問題はないんだよなぁ。