




今日は午後から湯布院。目的は、由布院アルテジオで開催中の渡邊琢磨映像作品展「ラストアフタヌーン」。音楽家 渡邊琢磨さんの映像と音楽の実験的なインスタレーションだ。
渡邊琢磨さんは2008年のデヴィッド・シルヴィアンのワールドツアーに参加しているほどの人で、僕の大好きな音楽性を持った音楽家。会場でかかっている音楽は、どこかブライアン・イーノのアンビエントミュージックを思わせるものがあった(そういえばイーノの作品にサースデイ・アフタヌーンってあったよね)。
今回の展覧会は日常の中になる不確かな景色や違和感をテーマにしている。僕自身、長距離を運転している時に起きる不思議な感覚(違和感とトリップ感)があって、それを形にして音楽とともに見せられている気がした。
一見(聴)、尖ったわかりにくい展示に見えて、自分の経験や感覚とリンクする不思議さ。会場を出るときには、渡邊琢磨さんに不思議な親近感を抱いていた。