仕事で建物の撮影をすることが定期的にある。いわゆる建築写真ではないのだが、意図がない場合は建築写真のセオリーに則って撮影すべきと考えている。すると、歪みの少ない超広角レンズは必須だが、それで終わりではない。
建物の垂直をキチンと出すためにはシフトレンズがあった方が望ましいが、マイクロフォーサーズにシフトレンズはない。そこでPhotoshopで補正することになるのだが、これに頼りすぎると画質も落ちるし、なにより写真に力がなくなる。なるべく補正は最小限に留めるべきだ。
ではどうするか?まず思いつくのは、高い位置からの撮影で対応することだ。今はカメラを持った両手をできるだけ高く上げ、バリアングル液晶をフルに使って対応している。だが、これでは高さに限界がある。そこで、脚立の導入を考えている。
高い脚立が必要な撮影はほぼない。僕にとって実用的なのは、2〜3段の低めで軽量の脚立だろう。調べてみると価格も意外に安く、しっかりした製品が3〜4,000円くらいからある。これなら導入もしやすい。
というか、本当はもっと早く導入すべきものなのだ。この脚立のように、縁の下の力持ち的な機材や備品の存在が、今後の写真の良し悪しに想定以上に影響してくるかもしれない。
2021年11月29日
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