
今日は久しぶりに、タムキュー(タムロン SP90mm F2.8マクロ・172E)をG9 PROにつけて持ち出した。これはFマウント用。絞りリングがついているので、MFでも扱いやすいのだ。



マイクロフォーサーズでは180mm2倍マクロになるので、望遠なのにとてつもなく寄れるレンズに変身する。しかし、それゆえに被写界深度は激浅だからピント合わせは難しい。手振れはG9 PROの手ぶれ補正が強力だから、意外に手持ちでもそこそこ行けるが、三脚を使うのがベストなのは言うまでもない。
最初の2枚はF11。4世代以上前のレンズだが、解像度の高さもボケの滑らかさも全く問題ない。さすがタムキューだ。
3枚目はF2.8。被写体との距離は60cmくらいか。このくらいの距離だと、ピント面以外は見事にボケるし、立体感もしっかり出る。だが、ピントをどこに合わせるかはかなりシビア。面白いけど難しい。
タムロンの描写性は、ルミックスと共通するものがある。色ノリが良くやわらかで、解像度は高くてもカリカリになりすぎないのが良い。この描写で、もう少し焦点距離が短いレンズが欲しいものだ。