2022年05月27日

「日新除魔図」にやられる

 今回の北斎展は改めて驚かされることばかりだったが、その中でも個人的に「やられた」のは「日新除魔図」だった。
 なんと、全作品が初公開な上に、全て撮影OK(!!!!!)なのだ。

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 「日新除魔図」は、北斎が83歳を迎えた天保13年(1842)から翌14年にかけて、「日新たに魔を除く」ことを願い、ほぼ毎朝、獅子や獅子にゆかりのある人物などを日課として描いたもの。
 この作品は注文に応じて描かれたものではなく、北斎本人が厄除けのために描いたもので、他の作品とは性質が大きく異なる。だからこそ、北斎の本質的なものが見え隠れしているようにも思える。これを観ていると、北斎の根底にある技術や才能といった言葉を大きく超えた、大きさや凄まじさを感じてしまう。
 でも、それと同時にエネルギーをもらえたのも事実。観ていると、その画力の凄さや画としての素晴らしさを感じるだけでなく、体の奥底からフツフツと力が湧き出すような感覚があった。これはどうも、厄除け以上の効果もあるらしい。撮った写真はパネルにして飾っておいてもいいかもね。
posted by 坂本竜男 at 15:02| Comment(4) | TrackBack(0) | アート
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