
最近、出番が少なくなっていたGX8だが、久しぶりに使ってみたらやっぱり良いカメラだと感じた。
解像感ではG9 PROやE-M1 mark IIには敵わないが、決して解像度が低いわけではない。むしろカリカリに解像している最新のカメラよりも、やわらかさがあって良いのでは?と思うくらいだ。そのせいもあって、最近の中華製レンズとの相性も良い。マニュアルレンズの操作もしやすく、7年も前のカメラとは思えない。当時の上位モデルだけあって、作りがしっかりしていて耐久性に優れるのも良い。ファインダーも見やすい。僕がGX7 mark IIIを選ばずに、GX8を再び買ったのはカメラとしてのモノが良いからなのだ。
最後にデザインについて。当初はデカイだの間延びしてるなど、さんざん言われていたが、個人的には悪くないデザインと思っている。このくらいの大きさが扱いやすいし、レンジファインダータイプとしてはやや大きめのグリップも、持ちやすさに貢献している。それにTTArtisanのような、オールドレンズっぽい単焦点レンズをつけたときの佇まいが良い。ちょっとやる気にさせる佇まいだ。
良いカメラだから、もっともっと使ってあげないといけないなぁ。