
今日はドス・デル・フィドルの八女公演。会場は、おりなす八女である。
ドス・デル・フィドルは石田泰尚さんとア谷直人さんのヴァイオリン・ユニット。ちょっと強面だが、演奏は優雅で繊細でなめらか。まず、このギャップにびっくり。しかし、もちろん、それだけではない。
通常のクラシックのような畏まった感じではなく、ユニット名にあるように、フィドル(ヴァイオリンの原型の楽器)のような、自由でラフでかろやかなスタイルに。まるでアイリッシュを思わせる感じだ。
そして、圧巻は後半のピアソラ。情熱的でスリリングな演奏がたまらない。前半とは全然違う表現と表情にびっくり。とても聴きごたえのあるコンサートだった。
CDが欲しかったのだが、実はあっという間に完売して手に入れることができなかった。明日にでSpotifyあたりでチェックしてみよう。そして、また来て欲しいなぁ。