
タムロン・レンズのラインナップが何気に魅力的だ。シグマも良いのだが、タムロンにはシグマにない魅力的なレンズがある。その代表的なレンズが70-180mm F/2.8 Di III VXDである。
一般的な大三元よりも望遠側が180mmと少しだけ短いが、ミラーレス専用設計ということもあり驚くほど軽量コンパクトだ。とくに重量は810gと標準ズーム並である。しかも撮影最短距離が85cmと寄れる。価格もソニーの半額だ。
残念なのはソニーEマウントしかないこと。そりゃライバルであるシグマが採用しているLマウントを作るわけがない。これは仕方がないことだ。だからこそ、シグマにはより期待してしまうのだ。
現在、ソニーとキヤノンも70-200mm F2.8は小型化して、重量も1kgちょっとというところまで軽量化されている。これは明らかにミラーレスの良さがの表れだろう。シグマのレンズも数年前から噂されているので、登場するのは間違いないだろう。問題はいつ、どんな仕様で登場するかだ。いい意味で驚かされるレンズの登場を期待している。