近所を散策しているときも神社の存在に気がつかない。住んでいるエリアに神社はないのかと思っていたら、調べてみると一の坪天満宮という小さな神社があることがわかった。場所はよく歩いている田んぼの横の田舎道のちょっとだけ先である。散策ついでに行ってみることにした。



一の坪天満宮は田畑の中に存在した。小さな神社だが、ちゃんと地元の人たちが管理している感じはある。
本殿は比較的新しい時代に建て直された感じだが、鳥居や狛犬を見ると、それなりに歴史はあるように見える。ただ、調べてもまったくと言っていいくらい情報がない。まわりに民家はあるが、滅多に人もいない。
でも、田舎にはこんな小さな神社がたくさんある。それは昔の人たちの信仰心の表れであり、小さな村や町にもちゃんと生き続けているということでもある。それを考えると、大事なものがちゃんと残されている気がして、なんだか心が温まるのである。