
今日のメインイベントは、久留米市美術館で開催中の「リアル(写実)のゆくえ 現代の作家たち 生きること、写すこと」。
写実といっても、いわゆるスーパーリアリズムとはちょっと違うように感じる。実物以上の生命感や存在感に驚かされる。まさに生きているようだ。
その中でも個人的に大きく惹かれたのが秋山泉さんの鉛筆画。鉛筆だけで描いたとは思えない表現力に釘付け。リアルを超えた空気感を感じる。どうやって描いているのか、どうしてこの表現が鉛筆でできるのか目を凝らしてみても全くわからない。出会えてよかったと心から思う作品だった。
写実の世界の現代作家の方達は若い人が多い。それだけで未来が明るく感じてしまう。案外、未来はみんなが思っているよりも遥かに明るいのかもしれないね。