
昨日、富士フイルムから「X-M5」が正式発表された。
「X-M5」は富士フイルムではエントリークラスのカメラに位置付けられている。それゆえにファインダーは省かれ、手ぶれ補正もない。液晶モニターなども見劣りする。
しかし、このモデルの最大の長所は大きさと軽さ。サイズは111.9(幅)×66.6(高さ)×38.0(奥行)mm。重量は約355g(バッテリー、メモリーカードを含む)。APS-Cミラーレスとしては、かなり小さく軽く仕上がっている。これは素晴らしい。
そして、一部スペックが見劣りするとは言え、センサーは基本的にX-S20と同等。十分な画質を備えている。価格は富士フイルムのXシリーズの中では最も安い。初心者向けのモデルと思われがちだが、ハイアマチュアやプロの人たちのサブ機としても良いし、スナップ専用機としても良さそうだ。
個人的にもデザインも含めてとても魅力を感じているが、この手のモデルは本来ならマイクロフォーサーズが得意なはず。パナソニックがこのサイズ感のモデルを作ってくれないかなぁ。