



なんと隅まで解像度が高く、隅の方でも画像が流れない。そして、とくに歪みも感じられない。3万円ちょっとで買ったとは思えない画質だ。絞って無限遠に合わせておけば、遠景に関してはピント合わせに苦労せずパシャパシャ撮れる。基本的に風景写真はこの設定で良さそうだ。

撮影最短距離(22cm)近くでも撮ってみた。絞りは開放である。14mmの超広角でもそこそこボケる。ピント面もしっかり解像している。素晴らしい!
僕にとって、14mmという超広角は普段使いする焦点距離ではない。しかし、年に数回必要になる焦点距離ではある。だが、その年数回のために高価なレンズを買うのはためらっていた。とはいえ、隅までしっかり解像度が高く、歪曲収差が小さなレンズは基本的には高額である。高額なレンズを買わないといけないのかな…と思っていたときに知ったのがこのレンズなのだ。
今日、試し撮りした範囲では写りに関しては特に不満はない。十分に仕事で使える画質だ。マニュアルフォーカスなのは仕方がない。屋内の撮影では三脚に据えて撮影した方がが失敗はないだろう。一方、普通の風景写真は絞って無限遠に合わせておけば基本的には大丈夫。使いにくいレンズではない。
次は街中へ行って試してみたいね。