
今日は、おりなす八女で開催されるおりなすシアターで「PERFECT DAYS」を観に行った。この映画は昨年観たかったのに観そびれた作品である。
淡々と静かに生活するトイレ清掃員のなんてことのない日常と、その中にあるちょっとした幸せを淡々と描いている。ちょっとした事件は起こるものの、大きなトラブルが起きることもなく無事に終わるし、特にドラマチックな展開があるわけでもない。しかし、そこから滲み出てくるものは、多くの人が忘れそうになっている日常の中にある喜び(楽しみ)の大事さ。挿入歌でもあるルー・リードの「パーフェクト・デイ」の歌詞と、自分自身の生活とを照らし合わせながら観てしまった。ジワジワと良いな〜と感じた作品だった。もちろん、ヴィム・ベンダースの作品だから音楽も素晴らしいのは言うまでもない。
この作品はAmazon Primeでも観ることができる。今度は自宅でじんわりと観ようかな。