2025年07月29日

北斎・広重 大浮世絵展−巨匠対決!夢の競演 北斎vs広重 あなたはどっち派?−

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 今日は朝から、佐賀県立美術館で開催中の「北斎・広重 大浮世絵展」を観に行った。
 葛飾北斎と歌川広重という二人の巨匠を代表作を通して比較しながら楽しめる、贅沢で内容の濃い面白い展示。その中でも、二人に共通する「東海道五十三次」の比較が、とても対照的で興味深かった。臨場感あふれる風景画を、洗練された画面構成で描き出す広重。それに対し、人がクローズアップされた民俗学的視点の北斎。早くからとんでもない洗練度を見せる広重が印象的だ。そして「名所江戸百景」で、その洗練度は頂点に達する。
 一方、北斎は富嶽三十六景で急激に洗練度と大胆さ、独創性が向上する。その凄さは広重と互角。北斎は自らの作品について、70までのものは取るに足りないものだと評しているが、さすがにそれも良くわかる。
 今回の展示は、北斎以上に広重の洗練度が印象に残った。だが、それは二人の優劣の問題ではない。どちらも偉大で素晴らしい芸術家なのは変わらない。
posted by 坂本竜男 at 14:07| Comment(0) | TrackBack(0) | アート
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