


かなり早めの時間から動いたのだが、それでも時間が全然足りない。見所が多すぎて、なかなか前へ進めないのだ。
建築家としての素養もあった加藤清正との対話といったらいいだろうか。建築の意図を読み解くような視点で見ていくと、熊本城の面白さは更に広がる。僕も建築は大好きだから、建築の意図や様々なディテールが興味深く、非常に面白い。そして、何より被写体としてもとても絵になる。着いてから二人のテンションは上がりっ放しだった。
ちなみに僕の好みは不開門(あかずのもん・写真3枚目)。観光客はほとんど天守閣や本丸御殿等に集中していたが、裏側(?)の方のあまり目立たないところにあるこの門と、その周辺はとても荒々しくダイナミック。設計の意図も見て取れて、とても見応えがあり興味深い。時間がなかったので、十分に見て回れてはいないが、どちらかと言うとマイナーなポイントの中に面白いところがたくさんありそうだ。
今度は時間をたっぷり使って、じっくりと見て回りたい。