
ついに発表されたミラーレス一眼の高級機FUJIFILM X-Pro1。撮像素子単独でモアレ低減が可能なX-Trans CMOSセンサーの搭載。レンズの後端(カメラ装着側)から撮像素子までの距離を17.7mmと可能な限り短くした「Xマウント」の採用。「ハイブリッドマルチビューファインダー」の搭載などなど。ようはミラーレスで一眼レフ並みの高品質を実現したということらしい。
ちなみに画素数は1,630万画素。重量は本体のみで約400g、バッテリーとSDカードを装着した状態で約450g。Xマウント対応レンズ「フジノンレンズ XF18mmF2 R」「フジノンレンズ XF35mmF1.4 R」「フジノンレンズ XF60mmF2.4 R Macro」も同時に発表されている。実売価格は15万円くらい。同時に発表された3種類のレンズは6万円くらいだそうだ。
仮に画質が一眼レフと同等としても、価格での優位性はない。優位性があるのは大きさと軽さくらいだ。対応するレンズが少ないのもネック。大きさ以外のメリットがないと、この価格では難しいと思うのだが……。