2013年12月11日

パレオダイエットを考える

 近年、パレオダイエットが話題になっている。パレオダイエットとは、旧石器時代の食事を再現した食生活のことである。
 農耕が始まる前の食事なので、調味類・砂糖類や加工食品はもちろん、穀類や豆類も一切摂らない。野菜や果物、肉類が主になる。肉類も穀物以外で育てられたものが望ましい。もちろん、アルコールやコーヒーもダメである。
 食事の仕方も1日3回に決まった時間に、ではない。お腹が減ったら食べる。そして、適度に身体を動かし、眠くなったら寝る。
 では、なぜその食生活が注目されているのか。まずは穀類について。内蔵に炎症反応を起こさせる。インシュリンレベルを急激に上げる。身体を酸化させる働きがある。などなど、様々な問題点が指摘されている。
 旧石器時代の人々はとても健康的で身体も強かったそうだ。そして、癌で死んだ例はない、とも言われる。自然界で調達できるものだけを食べることが、人間の身体に望ましいというのがパレオダイエットなのだ。
 しかし、いざ実践しようとなると、オーガニックな食材が中心になるから、当然、コストがかかる。しかも、調味料が使えないから、調理法も限られる(火を使うのは問題ない)。パレオダイエットにもいろいろな説があるから、調味料でも塩は大丈夫と唱える人がいたり様々だが、普段の食生活よりも難しい部分があるのは間違いない。
 それに穀物と豆類がダメということは、和食は致命的だ。白いご飯も味噌も醤油も納豆もお漬け物もダメなのだ。炭水化物とお酒とコーヒーが大好きな僕にとって、一番取り組みにくいダイエットだと言える。
 それでも、パレオダイエットに関心を持っているのには訳がある。それは旧石器時代に学ぶと言うことだ。そこには現代社会が抱える様々な問題を解決に導くヒントが、たくさん潜んでいるように思うのだ。現代と旧石器時代は生活環境も大きく異なる。しかし、今の生活にも取り入れることが出来る、本質的なものがたくさんある。上手くそれらを取り入れながら、新しい時代を構築していくことが、今の社会に求められている。
posted by 坂本竜男 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 原始に学ぶ
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