2019年11月13日

エリカー200mmをGX8で試す

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 所有するレンズで、写りは良いのに出番がほとんどなくなったものが何本もある。エリカー200mm F3.5はその代表格。オールドレンズでも200mmクラスの望遠は、最短撮影距離がとても長い(つまり、圧倒的に寄れない)ので、やはり使いにくい。市場でも人気はあまりない。
 とはいえ、エリカーは珍しいメーカーで写りも良いから、出番がほとんどなくても手放さずにいたのである。
 ただ、さすがに出番がないレンズで場所を取るのはもったいない。そこで、所有すべきか検証する意味も含めて、GX8で試してみることにした。
 GX8では400mm相当。寄れないデメリットが少しはマシになる。早速、近所で試し撮りへ。

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絞り開放(F3.5)

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絞り F5.6

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絞り F5.6

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絞り F5.6

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 やや甘めとはいえ、絞り開放から使える。ベストはF5.6〜8あたりか。全体的にあっさりした描写だが、補正を前提に考えると補正しやすい色調だ。解像度も十分。写真によってはややフワッとしている感はあるものの、写りだけ見れば、とてもオールドレンズとは思えない。
 ただ、GX8で使っても使いにくさは正直なところある。400mm相当になっても最短撮影距離2.7mは厳しい。写りが良いとは言っても、ほかのレンズに置き換えれる感じはある。ライカ50-200mmなら、間違い無く画質も使い勝手も上だし、マウントアダプターを介してキヤノンEF200mm F2.8L USMを使っても、もっと具合はいいだろう。エリカーならではの個性がもっと光れば、所有価値は増すのだが……。
posted by 坂本竜男 at 15:15| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

サンディスク microSDカード マイクロSD microSDXC 128GB 80MB/s

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 普段、SDカードは東芝の64GB SDXCカード class10 クラス10 UHS- I 超高速100MB/sを使っている。もっとハイスペックなものはあるが、動画を撮ることはほぼないしJPG撮って出しが多いので、僕にとっては十分なスペックなのだ。しかも東芝だから安心感もあるし、1,300円ほどと安いのも魅力だ。
 そんな僕が追加で購入したのがサンディスク microSDカード マイクロSD microSDXC 128GB 80MB/s。SDアダプター付である。価格はなんと1,700円。スペックは東芝には劣るが、僕の使用条件では問題ない。サンディスクはSDカードでは信頼性の高いメーカーなので、安心感も高い。
 さて、キヤノンで使うかルミックスで使うか…?
posted by 坂本竜男 at 12:40| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

オリンパス OM-D E-M5 Mark III もうすぐ発売開始

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 オリンパスのミラーレスカメラ「OM-D E-M5 Mark III」が、今月22日に発売される。
 OM-D E-M5 Mark IIIは小型軽量でありながら、有効約2,037万画素の4/3型Live MOSセンサーと、画像処理エンジンTruePic VIIIを搭載。121点オールクロスの像面位相差AFや新開発の小型ユニットを用いたボディ内5軸手ブレ補正を特徴としている。もちろん防塵防滴。mark IIIになって画素数も増え、より上級機に近くなった印象だ。
 同社オンラインショップでの販売価格はボディ単体が税込16万2,800円。小型軽量なのには大いに魅力だが、この価格ならルミックスG9 PROが買えてしまう。軽さを取るか、性能を取るか……?
posted by 坂本竜男 at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

2019年11月11日

もうワンランク上の望遠ズームが欲しい

 パナライカ12-60mmの使い勝手が本当に良い。キヤノンEF24-105mm F4L ISよりもカバーする焦点距離が広いのに、画質は便利ズームの域を大きく超える。キヤノンEF24-105mm F4L ISと比べても、負けているのはボケの大きさくらい。あとは互角か優っているのではないかと思うほどだ。
 このパナライカをずっと使っていると、最初そのコスパの良さにびっくりしたPZ45-175mmでもさすがに物足りない。やはりパナライカと同等レベルの望遠ズームが欲しくなる。
 理想は同じパナライカ50-200mm F2.8-4だが、さすがにこれはかなり高価だ。現実的にはルミックス35-100mm F2.8だろう。中古市場で買いやすくなった旧型か、手振れ補正が強化された新型か。光学は同じなので、コスパは旧型の方が高い。しかし、35mm換算200mmだけでは満足はできないだろうなぁ。
posted by 坂本竜男 at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

2019年11月07日

GX8の互換バッテリーについて

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 GX8のバッテリーの保ちは正直なところ良くない。6D mark IIと比べると、半分以下である。おそらく1/3くらいではないだろうか。そこで、当然予備のバッテリーが必要になる。だが、純正バッテリーは高価だ。そこで互換バッテリーを使用している。
 そのバッテリーはシグマBP-51。純正DMW-BLC12の互換バッテリーで、ルミックスではG8などにも使えるものだ。価格は純正の約1/3。それでいてネットでの評判も上々。もともとGX8はサブとして使用するつもりだったので、互換でも十分と判断し、導入したのである。
 導入して3ヶ月弱。実は全く不満なく使えている。互換バッテリーの保ちは大抵の場合、買ったばかりの時で純正の7割程度。使っていくうちに保ちが悪くなり、半年もすると半分くらいまで下がる。場合によってはもっと持たなくなるケースも少なくない。
 シグマBP-51の場合、バッテリーの保ちはほぼ純正と同じである。3ヶ月近く経った今でも、それに変わりはない。さすがシグマである。ほかの互換バッテリーよりは高価だが、それでも純正の1/3。この保ちの良さを考えるとコスパはかなり高い。DMW-BLC12の互換バッテリーとしては一番のお勧めである。
posted by 坂本竜男 at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

2019年11月06日

ルミックスGX8を3ヶ月使ってみて

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 ルミックスDMC-GX8を導入して約3ヶ月。初めてのマイクロフォーサーズだったが、いい意味で驚かされるものだった。
 GX8は製造が終了してからの購入。一世代前のモデルである。それでもレンジファインダータイプとしては当時のフラッグシップモデルだっただけあり、その性能と画質は今でも十分に通用するものだった。
 発売当初はマイクロフォーサーズのレンジファインダータイプとしては大きくて重いと、酷評する声の方が多かった。しかし、それでもフルサイズよりは小さい。それにこのくらいの大きさの方が個人的にはグリップしやすく扱いやすい。ボディの大きさは全く問題にはならなかった。
 画質については、最初は「コンパクトな割に良いな〜」くらいだったのだが、パナライカ12-60mm F2.8-4を導入してから印象が変わった。さすがに大きく滑らかなボケを求めるならフルサイズにはかなわない。しかし、破綻のない端正な描き方と、カリカリまでいかないいい具合の解像度の高さにフルサイズにない魅力を感じたのである。しかも、フルサイズにくらべて大幅に被写体に寄れるのも良い。これがこのサイズと重量で実現できるところに、マイクロフォーサーズのすごさを感じたのである。
 ボディと一緒に導入したPZ45-175mm F4.0-5.6も、軽量コンパクトな望遠ズームなのに、バランスの良い描写をするいいレンズだと感じたが、マイクロフォーサーズは基本的に安いレンズでも画質が良いものが多い。そして、パナライカやオリンパスPROクラスになると、フルサイズ一眼と比べても勝る部分が出てくる。それでいてシステムは比較的軽量コンパクトにできるのだから、そのメリットはかなり大きい。実際、GX8を導入してからは、6D mark IIの出番は大幅に減ってしまった。
 GX8のAFは、最新ではないとはいえ、6D mark IIと比べると一長一短という感じだ。まだGX8を使いこなせてないので評価すべきではないが、6D mark IIにない良さは確実にある。顔認証は便利だし、AFも早い。使い込めば6D mark IIよりもいいのではないかという気がしている。
 もちろんGX8も欠点はある。まず、液晶がときどきブラックアウトする。これは起きないときは全く起きないが、起きるときは連発するので、その時は大きなストレスになってしまう。すぐに戻りはするのだが。
 そして、バッテリーの保ちの悪さ。予備のバッテリーは必須。丸一日の撮影では予備バッテリーは2つは必要だ。これはミラーレスの宿命だろう。
 あとは、仕事で使うときにハッタリが効かない。まぁ、これも仕方がないか。

 基本的にはGX8の導入は大正解だった。マイクロフォーサーズのシステムを充実させることは、今後の仕事を踏まえても大きなメリットがある。もちろん、旅行などのプライベートでも大活躍するだろう。
 とはいえ、フルサイズでなければならないシーンはまだまだある。僕の場合、マイクロフォーサーズが優秀だから、フルサイズが必要ないとはならない。今はうまく共存させることで、充実させていければと考えている。
posted by 坂本竜男 at 12:09| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

キヤノンRF大三元レンズがついに出揃う

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 キヤノンは、フルサイズミラーレス「EOS R」シリーズに対応したRFレンズ「RF70-200mm F2.8 L IS USM」を2019年11月21日に発売する。「RF15-35mm F2.8 L IS USM」と「RF24-70mm F2.8 L IS USM」に続いての販売開始で、RF大三元レンズがついに揃うことになる。
 RF15-35mm F2.8 L IS USM、RF24-70mm F2.8 L IS USMともに、待望のIS(手ぶれ補正)がついた。ミラーレス用とはいえ小型軽量化とはいかず、EFマウントと同等の重量はある。これはミラーレスが小型化に向いているというよりも、より高画質で高性能を求めるのに適していると考えたほうがいいだろう。個人的には、RF24-70mm F2.8 L IS USの最短撮影距離が0.21mというのが魅力を感じる。
 一方、今回発売が決定したRF70-200mm F2.8 L IS USMは、前述の2本とは対照的に大幅に小型軽量化ができている。フルサイズ用としては驚異的で、これだけでも魅力的だ。しかも最短撮影距離は0.7m。使い勝手も良さそうだ。
 RF大三元は魅力のあるレンズだが、価格はいずれも高い。3本揃えると、キヤノンオンラインショップでは86万円+税。簡単に手を出しにくい価格だ。これは仕方ないといえば仕方ないのかもしれないが…。
posted by 坂本竜男 at 09:50| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

2019年11月04日

パナライカH-ES12060でテントウムシを狙う

 ルミックスGX8+パナライカ12-60mm(H-ES12060)を持って、近所をぶらぶら。空き地の草むらでナナホシテントウを見つけたので、早速狙ってみる。

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 いずれもトリミングなし、リサイズのみ。標準ズームでここまで寄れるのは素晴らしい。そして、描写もなかなか。

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 別のカットをトリミング。まだピクセル等倍までいってないが、なかなかの画質だ。ライカの名にふさわしい。この大きさでこれだけ寄れて、この高画質。まさにマイクロフォーサーズの良さが全部に出ている。レンズは少々高いが、それも納得だ。
posted by 坂本竜男 at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

2019年10月30日

ミラーレス用のカメラバッグについて

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 鹿島での撮影を振り返って、今回のようなケースでは撮影機材はルミックスGX8+ライカ12-60mmでほぼまかなえることがわかった。あとは明るい標準の単焦点レンズがあれば大丈夫な感じだ。ライカ12-60mmは35mm換算で120mmの中望遠までカーバーできるのも大きい。また、ハーフマクロ的にも使えるので、今回はマクロレンズの必要性もなかった。
 と言うことは、カメラバッグはピークデザイン エブリデイスリング5Lだけで大丈夫だったのでは?と思ったのだが、そうはいかないのだ。と言うのも、撮影機材の他にもノートPCを運ぶ必要があったからだ。
 ではエンデュランスExt.だけでよかったのかと言えば、それも違う。リュックタイプはGX8のフットワークの軽さをスポイルしてしまうのだ。エンデュランスExt.はフルサイズ一眼の方が良い。マイクロフォーサーズのシステム+ノートPCくらいなら、取り回しのいいスリングバッグの方がはるかに使いやすいのだ。
 それならピークデザイン エブリデイスリング10Lを導入すれば解決しそうである。だが、これも個人的にはちょっとひっかかる。いろいろなレビューを見る限り、大きくなるのは仕方がないが、厚みが結構ある感じなのがひっかかるのだ。そして、三脚の収まりも少し気になる。エンデュランスのようなタイプの方が個人的には好ましい。
 おそらく、10Lクラスのスリングバッグはすぐにでも必要なアイテムだ。しかし、これも種類が多くて悩ましい。こうやってバッグ沼にも浸かっていくのか……。
posted by 坂本竜男 at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

2019年10月29日

鹿島での撮影の仕事を振り返る

 鹿島での撮影の仕事は、キヤノン6D mark IIとルミックスGX8の2台体制で臨んだ。フルサイズとマイクロフォーサーズの組み合わせである。
 今回は、ほぼ1日、ひたすら移動しながらの撮影だった。それは前からわかっていたので、GX8の出番が多いのは想像がついた。しかも、ライカ12-60mm一本あれば、ほぼ全ての撮影がカバーできそうなことも。
 しかし、使い慣れたキヤノン・フルサイズは持参するだけで安心できる。結局、6D mark IIにはトキナー16-28mm F2.8とキヤノン24-70mm F2.8。GX8にライカ12-60mmとルミックス45-175mmという組み合わせに落ち着いた。だが、結論を先に言うと、8割以上の写真をGX8+12-60mmで撮影していた。
 撮影後につくづく思ったのは、丸一日の長丁場だと、やはり軽さは正義である。フルサイズとしては小型軽量の6D mark IIもミラーレスよりは大きく重いし、レンズははるかに大きく重い。長丁場では流石に厳しいものがある。
 一方、GX8はマイクロフォーサーズの中では大きく重い方だが、それでも6D marak IIよりは一回り以上小さくて軽い。そしてレンズはそれ以上にコンパクトだ。しかも、それでいて画質がいい。取材的な撮影は、背景がボケすぎるとまずいケースも多々あるから、今回の場合は(フルサイズより)ボケにくいことはメリットにもなる。それにライカ12-60mmは、35mm換算で24-120mmと、比較的幅広い画角を高画質でカバーしている。今回の撮影では、ほぼレンズ交換の必要性を感じなかった。
 では、6D mark IIはどんな時に使ったのか?まず、超広角ズームを使った時なのだが、それは必ずしもその必要性があるとは言えない場面だった。あとは、被写体をクッキリと浮かび上がらせたいシーン。これはフルサイズのボケの大きさと立体感が物を言った。同等の表現をGX8でするためには、F1.4クラスの単焦点レンズが必要だろう。
 でも、裏を返せばフルサイズの出番はその程度である。マイクロフォーサーズでも、超広角ズーム(もしくは単焦点)と、明るい標準単焦点レンズがあれば事足りる。これは、いよいよシステム構築の見直しが必要なようだ。
posted by 坂本竜男 at 16:18| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

回転式レンズホルスター「TriLens」

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Image: Frii Designs

 おお、これはいい!カッコいいし、使い勝手も良さそう。とくに、カメラ一台で撮影に臨まなければいけない時に活躍しそうだ。
 価格は169.99ドル。マウントはキヤノンEF/EF-sマウント、ニコンFマウント、ソニーE/FEマウントの3種類。日本で販売はされてないが、公式サイトから購入が可能だそうだ。
posted by 坂本竜男 at 12:30| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

2019年10月25日

ひさしぶりにトキナー AT-X280を持ち出す

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 ここしばらく全く出番がなかったトキナーAT-X280 PRO AFを、ひさしぶりに持ち出してみた。機材整理のための検証も兼ねて、である。

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 テレ側絞り開放では、いつものようにソフトフォーカスをかけたような表現。一瞬、ピンがどこにも合っていないようにも見えなくはない。しかし、フワッとはしているが、よく見るとちゃんと芯がある。この辺が一般的なソフトフォーカスとは違うところ。

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 F8まで絞ると、一気に解像度が高くなる。これはなかなかの描写。ボケも綺麗だ。そして、しっとりした質感がいい。

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 F5.6。周辺は少し流れているが、ピンがきているところは十分な解像度。そしてボケも悪くない。ただ、背景の選び方によってはうるさくなるかも。もっと寄りたいところだが、最短撮影距離は50cmだからこれが限界。このレンズ一番のウィークポイントだろう。

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 同じくF5.6。ちなみに今回はすべてテレ側(80mm)の撮影。この描き方は個人的にそそるものがある。しっとりした空気感とやや高めのコントラストが、独特の雰囲気を醸し出す。

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 F3.2。ちょっと絞ると、ピンがきているところはグッと解像度が増す。ややグルグルボケの傾向は見えるし、周辺減光も大きめだが、これはこれでアリな表現だ。まるでオールドレンズのよう。これは面白い。

 短い時間だが、近所を散策しながら撮影して、やはり魅力のあるレンズだと感じた。絞った時の解像度の高さは今のレンズにも負けないものがあるし、このレンズでなければ撮れない表現が間違いなくある。AFも意外に遅くないが、MFがとても使いやすい。今回掲載した写真はすべてMFである。
 最短撮影距離が短いのが最大の欠点だろう。あとは特徴をキチンと踏まえて使えば、かなり面白いレンズだ。
 ちなみにニコンよりのデザイン・仕上げだが、その質感はとても高く、Lレンズ以上のものがある。重さは810gと決して軽くはないが、普段950gもあるEF24-70mm F2.8L USMを使っているせいか、十分軽く感じる。それも長所と言っていいだろう。
 トキナーAT-X280 PRO AFは、他では代わりがきかない所有価値の高いレンズだ。もっともっと積極的に使っていいレンズだと言える。このレンズの良さを最大限に生かすためにも、時々こうやって遊び感覚で試してみることが必要だ。
posted by 坂本竜男 at 16:33| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

2019年10月23日

機材整理、第二段階

 GX8の導入は、僕の機材整理を促進させた。その結果、6本のレンズが旅立っていった。
 しかし、まだまだ仕様頻度が低い機材はある。使っていない雲台は手放す予定だが、レンズに関しては悩ましい。そのレンズならではの表現があるからだ。M42マウント、FDマウント、アダプトール2レンズ、トキナーAT-X280などなど。この中で出番があるのはFDマウントの200mmF4マクロくらい。
 TAKUMARも写りはいいのに、思うほど寄れないので出番が少ない。エリカーやリケノン、ポルストも同様。そして、ほかのFDマウントしかり、トキナーしかり。あれほどハマったアダプトール2レンズも、今は3本を残すのみ。ほかのフルサイズ用のレンズよりは圧倒的に寄れるのだが、それ以上に寄れて画質のいいパナライカの導入で出番はなさそう。
 いずれもいいレンズだが、使わなかったら意味がない。それなら欲しい人に使ってもらった方が良い。どうするか迷っているレンズは、もう一度じっくり検証してみた方が良いかもしれない。
posted by 坂本竜男 at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

マイクロフォーサーズについてつくづく思うこと

 ミラーレス、しかもマイクロフォーサーズが仕事でも出番が増えてくると、良くも悪くもいろいろと考え直さなばいけないことがある。撮影機材しかり、撮影スタイルしかり。今まで大事に思っていたものが、そこまで大事にしなくても良くなったり、場合によっては完全に出番がなくなったり。
 フルサイズ一眼を基準に考えると、性能や画質を求めるとどうしても重厚長大になってしまう。これはミラーレスでも同じ。フルサイズミラーレスはボディはそこそこコンパクトだが、良いレンズは大きくて重いものが多い。もちろん、ミラーレスの良さはコンパクトさだけではないから、その良さをフルサイズに反映できる意味は大きい。しかし、やはり、でかいなぁ、重いなぁ、高いなぁと思うのである。
 その点、マイクロフォーサーズは具合がいい。もちろん一部のレンズはでかくて重いが、大抵は小さく軽い。そして写りも良い。残念ながら、全てが安いとは言えず、良いレンズはそれなりに高価ではあるのだが。それでもシステムとしての全体のバランスは素晴らしく、こんなに使いやすく、画質がいいとは思ってもみなかったのだ。
 もちろん、僕の仕事ではフルサイズでなければいけないケースはそれなりにある。マイクロフォーサーズに完全に移行することはないだろう。とは言え、僕の関心は完全にマイクロフォーサーズに移ってしまっている。もっと早く知っていれば…とも思うが、逆に、ある程度フルサイズを使ってきたからこそ気づく良さというのもある。そういう意味ではベストのタイミングで導入できたのかもしれない。
 今更ながら、カメラは奥が深い…。
posted by 坂本竜男 at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

2019年10月22日

フルサイズとマイクロフォーサーズの2台体制について

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 先週末の、成人式前撮り〜イベント撮影〜ポスター撮影〜コンサート撮影という、異なる撮影は2台のカメラで臨んだ。キヤノン6D mark IIとルミックスGX8である。
 フルサイズとマイクロフォーサーズという、異なるフォーマットのカメラで撮影に臨んだわけだが、それぞれの良さがあって、とても収穫があった撮影だった。
 成人式前撮りやポスター撮影では、やはりフルサイズの良さが光った。人物を質感高く立体的に浮かび上がらせるには、フルサイズのボケ量は必要だ。機材はどうしても大きくなるが、これはやむを得ないだろう。
 一方、イベント撮影はいわば取材的なもの。このときはシステム自体を軽量コンパクトにできるGX8の方が、フットワークが軽く自由度も高くて仕事がしやすかった。ライカ12-60mmという、やや広めの画角をカバーする優れた標準ズームの功績も大きい。このレンズがなければここまでGX8の出番は多くなかっただろう。
 コンサートではGX8の独壇場である。とくに今回はクラシックのコンサートだから尚更だ。やはり、シャッター音を消せるのは大きい。そして、今回の会場ではライカのレンズが見事にハマった。6D mark IIの出番は最後までなかった。

 今回の撮影は、これからの仕事の中で機材をどう生かしていくべきかが、よりはっきりした感があるものだった。フルサイズでなければならない撮影は確実に存在する。しかし、マイクロフォーサーズの方が適しているケースも少なくない。マイクロフォーサーズは所有しているレンズが少ないので、対応できる状況はそこまで多くないが、これらを踏まえて機材を揃えていけば、トータルではかなり軽量コンパクト化と仕事のしやすさ、そして質の向上が見込めるのではないかと思う。
posted by 坂本竜男 at 13:37| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

2019年10月19日

トラベル三脚を考える

 仕事で使う三脚はジッツオとハスキーの二枚看板で固定された感がある我が家の機材だが、もちろんこの二つだけで全てをまかなえるわけではない。移動しながらの撮影時に三脚が必要なケースがどうしてもあるが、ハスキーはもちろんジッツオ2型でもちょっとだけ大きく重いのだ。
 その多くは長時間露光が必要なケースである。意外に望遠レンズは少ない。GX8の導入で、ますます望遠での三脚使用は減っていくと思われる。一方、手ぶれ補正がボディとレンズの両方で効くミラーレスでも、ある程度の時間を超える露光ではやはり三脚は必須。もう少し小型の三脚があれば…と思うことが増えてきた。
 となると、真っ先に思う浮かぶのがトラベル三脚。脚を180度反対方向にたためるタイプの三脚である。

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 このタイプの三脚なら、機内持ち込みができるスーツケースにも収まる大きさにたたむことができる。そして、大抵は軽量だ。ただ、三脚の脚を逆にたたむ煩わしさはどうしてもある。
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 そこで目をつけたのがレオフォトのレンジャーシリーズ。センターポールをなくすことで、畳んだ時の総外径を小さくすることができるし、センターポールがない分、同じパイプ径のトラベル三脚よりも軽い。同じ重さなら、より太いパイプ径を選ぶことができるので、安定性や剛性、耐荷重でも有利だ。
 レオフォトの製品は最近、評判がいいし、これは良い!と思ったが、伸長が短い。つまり、高さが足りないのである。せめてあと10cm、できれば15cmは欲しい。
 ということで、本命かと思ったレオフォトは候補から外れることに。マンフロットは定番だが、雲台に不満があるのでそれを交換することを考えると、ちょっと考えてしまう。ジッツオやRRSは良いけど高すぎる。割と評判が良くコスパも良さそうなバンガードは、個人的にはデザインや質感が好みから外れるので、積極的に選ぶ感じではない。ベンロやシルイも同様だ。
 そうなると、あとはマセスくらいか。良さそうな感じはあるが、あまりにも情報が少ない。スペック的にはぴったりなのだが…。
posted by 坂本竜男 at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

2019年10月17日

最近、RX100M3を使っていない…

 peak design エブリデイスリング5Lを導入し、つづけてパナライカ12-60mm F2.8-4.0を導入したら、ソニーRX100M3を使わなくなってしまった。
 エブリデイスリングの導入で、GX8とRX100M3の持ち運びやすさの差がなくなってしまったこと。パナライカ12-60mmの導入で、GX8でも標準域の撮影ができるようになったこと。そのパナライカが高画質なだけでなくマクロ的にも使え、使い勝手も抜群に良いこと。小さなRX100M3はグリップしにくく、写真の撮りやすさではGX8の方がはるかに上であること。分析するとこれらが理由として考えられる。
 しかし、だからと言って決してRX100M3がダメなわけではない。導入したての機材を積極的に使いたくなるのは当然のこと。今は一時的にRX100M3への熱が冷めているだけだと思いたい。
posted by 坂本竜男 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

ジッツオ 3ウェイフルード雲台「GHF3W」

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画像はマンフロット公式twitterより

 ジッツオの新しい3ウェイ雲台、3ウェイフルード雲台「GHF3W」が販売開始された。ここしばらく、これといった魅力を感じる新製品が出ていない3ウェイ雲台。多くは自由雲台もしくはギア雲台に関心が写っている昨今。そんな中、ジッツオから新しい3ウェイ雲台がリリースされるのは、大きなニュースだと言える。
 このGHF3Wだが、従来のG2271Mと比べると重くなっている(960g)ものの、固定力が高い3ウェイ雲台としては決して重いわけではなく、比較的健闘している。そして耐荷重は13kgと必要にして十分。G2271M(5kg)と比べても大幅アップ。G2271Mもスペック以上の安定感と固定力、そして剛性感があったので、このスペックアップは大いに期待できる。ハンドルは伸縮できるタイプなので、持ち運び時はコンパクトにできる。そして、アルカスイス互換なのも大きなメリット。あとは操作性。フルードヘッドなので操作性も期待したいが、実際はどうなのだろう?価格は7万円+税。大いに気になる製品だが、これを高いと見るか。妥当と見るか…。
posted by 坂本竜男 at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ

マイクロフォーサーズを導入して感じること

 ルミックスGX8、さらにパナライカの標準ズームを導入し、質の高いマイクロフォーサーズのシステムを手にすることになった。パナライカのレンズはボケの大きさ以外はLレンズと比べても優秀だし、GX8も少し古いモデルとはいえ、その性能と画質は想定以上に高い。サブどころかメインでも十分に使えるシステムである。それどころか、マイクロフォーサーズの方が向いている撮影シーンも多々あるように感じる。このことは、良くも悪くも大きな衝撃である。
 質を上げようとすると、どうしても重厚長大になりがちのフルサイズ。これは一眼だろうとミラーレスだろうとあまり変わりはない。APS-Cでも意外に小型軽量化はできにくい。小型軽量化というよく言われるマイクロフォーサーズのメリットはとてつもなく大きなものがある。フルサイズならそこそこの容量のリュックタイプのカメラバッグでないと収まらないシステムが、マイクロフォーサーズならpeak designエブリデイスリング5Lに収まってしまう場合もあるのだ。
 そして、被写界深度の深さは、大きなボケを作るときには向いてないが、風景や建築、ブツ撮りなどではむしろメリットになる。同じ被写界深度ならフルサイズよりも2段明るいので、ISOも上げなくて済むし、シャッタースピードも稼げる。手振れもしにくくなるし、画質でもメリットがある。
 最短撮影距離が短いのも大きなメリットだ。とにかく、全般的に「寄れる」。とくに標準レンズは、それこそマクロ的に寄れるのだ。しかも最大撮影倍率が高いレンズも多い。パナライカやオリンパスPROの標準ズームは、ハーフマクロを超えている。マクロとしても十分使えるのだ。
 マイクロフォーサーズの長所を踏まえていくと、当然今のシステムにも影響が出てくる。ようは不要なレンズが出てくるわけだ。
 マクロ的に寄れる良さと高い描写力で一時期は凝りに凝ったタムロンのアダプトールレンズも、GX8の導入後、完全に出番がなくなった。すでに整理を始めて半分以上は処分してしまった。まだ3本残っっているが、これも手放すことになるだろう。
 EFマウントのレンズも、Lレンズはとりあえず残す方向だが、これも今後の出番次第。オールドレンズも今や微妙な立ち位置。キヤノン200mmマクロのようなレンズは間違いなく残す方向だが、あとは標準域の単焦点を数本のみ残す程度に落ち着くかもしれない。
 マイクロフォーサーズは画質と物量のバランスが絶妙な、素晴らしい規格だ。今はフルサイズが正義みたいな風潮があるが、必要以上の物量とクォリティに違和感を感じる。ここまで必要な人はほんの一握りのはずだ。プロですらここまで必要ないケースも多いと思う(実際、マイクロフォーサーズをメインにしているプロはおられる)。
 パナライカの導入は、マイクロフォーサーズの良さを知るのには十分なものがあった。これを踏まえて機材を見直せば、さらに快適な撮影システムが出来上がるに違いない。
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2019年10月16日

パナライカに見るマイクロフォーサーズの価値

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 ライカ12-60mm F2.8-4.0という、マイクロフォーサーズの中でも飛び切りのレンズを使ってみると、マイクロフォーサーズという規格の価値が見えてくる。
 安価なレンズでも想定以上の画質を誇るマイクロフォーサーズだが、パナライカともなればやはり次元が違う質の高さがある。フルサイズと比べて物足りないのはボケ量くらい。ダイナミックレンジも不利なはずなのだが、うまく使えば意外にそこまで気にならない。端正にしっかりと隅々まで描き出す解像度の高さ、独特の空気感と抜け感、これらをここまでコンパクトなシステムで実現できるのは本当に素晴らしい。描写の良いレンズではマイクロフォーサーズの被写界深度の深さが、逆に大きなメリットにもなるということでもある。
 フルサイズのレンズはミラーレスも含めて、解像度を求めすぎるあまり大きく重くなりすぎている。正直、大きく重くなりすぎだと思う。それに、そこまでの高い解像度が必要なのか?とも思う。
 その点、マイクロフォーサーズはとてもバランスがいい。とくにパナソニックはレンズのラインナップをみる限り、マイクロフォーサーズの特性をよく理解している。程よいサイズ感の中で高画質を叩き出す。画素数を欲張らなければ、画質とシステムのバランスはベストではないかという気がしている。
 マイクロフォーサーズが優れているからといって、フルサイズから完全に乗り換えることはない。フルサイズはメインとして使い続けはするだろう。だからといってフルサイズに対して、マイクロフォーサーズがサブ的な扱いにはならない。目的に応じて二つを使い分けることになると思う。メインシステム二本立てである。
posted by 坂本竜男 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ・レンズ
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