2018年04月18日

タムロン17Aに改めて驚く

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 今日はフリーペーパーの表紙の撮影に、はじめてタムロン17Aを使った。念のため、キヤノンEF24-105mm F4L IS USMも持参していたが、今回は出番がなかった。
 残念ながらここで写真の紹介はできないが、タムロンならではのやわらかな表現と、17A特有の絞り開放から見せるキレの良さ、そして少しこってり目の色のノリが見事にハマった。ツボにはまるとLレンズとも対抗できるだけの実力があることを、今回改めて思い知らされたのだった。
 このタムロン17Aは、35-70mmの2倍標準ズームでF3.5通しとやや明るいが、普及価格帯のレンズである。タムロンの高性能レンズにつけられるSP(Super Performance)の称号はつかない。だが、SPつきのレンズで17Aを超える画質のレンズがあるのだろうか?そう思うほどの画質なのだ。
 ただ、ピント合わせは結構シビアかもしれない。そこはシビアに追い込む必要はある。だが、きちんと使いこなせば、しっかりと応えてくれるレンズだ。ただMFというだけ(?)で不当に安く売買されている気もするが、買う側としてはありがたい話だ。MFの練習も兼ねて、このレンズでデジタル一眼を始めるのはとてもオススメだ。
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2018年04月16日

タムロン19AHをテストする(おまけ)

 タムロン19AHのテストのおまけ。望遠側で近距離(約90cm)のタンポポを狙う。手持ちなので、構図が違うのはご容赦。

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 絞り開放。さすがにソフトだが、この表現もまた良し。花や人物ではプラスに働くことも少なくないはず。

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 絞りF11。さすがにシャープ。なかなかの解像度だ。望遠だけあって、F11でも結構ボケる。これも良い。

 タムロン19AHは、今の基準でも十分な実力を持ったMF望遠ズームだと言える。現行モデルでこの焦点距離のレンズは、最短でも95cmまでしか寄れない。それが85cmまで寄れることは本当に大きな強みだ。
 そうなってくると、タムロンで初めて「SP」がついた同じ焦点距離のレンズ、SP 70-210mm F/3.5-4(52A)はさらに最短撮影距離が短くわずか75cm。19AHよりさらに10cm短い。それに、最大撮影倍率:1:2というのも魅力だ。大いに気になるところだが、どうも19AHより画質は劣るようだ。だが、デザインも良いし、気になる存在ではある。必要性はほぼないだろうけどね。
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タムロン19AHをテストする2

 タムロン19AHのテスト。次は同じく望遠側でカメラとの距離は3.6m。ISOはオート。SSは1/160秒。画像はトリミングしている。

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絞り開放(F3.5)。ピントはツノの先端あたり。今度は先ほどとは大違い。キレもあるし、解像している部分とボケのバランスも悪くない。だが、ピンからはずれるとディテールは甘め。

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F5.6。胴体のディテールがかなり出てきた。

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F6.3。さらにディテールがしっかり。

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F8。解像度は上がってはいるが、意外にその度合いは少なめ。

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F11。傾向は同じ。ジワジワと解像度が上がっている。

 やはり距離がある方が、望遠側でも絞り開放からキレがある。F5.6くらいからのバランスが良い感じだが、開放でも悪くない。例えば、少し離れた距離から人物の全身を撮る場合などは、絞り開放でも十分にイケそうだ。
 いつものようにざっくりしたテストだが、それでもレンズの傾向はある程度つかめる。時間があるときに広角側と、よく使うであろう100mmから150mmあたりもテストしてみたい。
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タムロン19AHをテストする1

 お気に入りレンズであるタムロン19AH(70-210mm F3.5)だが、「150mm以上の望遠は絞り開放ではかなりソフト、絞らないと使えない。」との声も多い。個人的には、最短撮影距離に近いほど、望遠側での絞り開放はソフトになるが、距離が離れるほどシャープな描写になっていくように感じている。
 では、近距離ではどのくらい絞ったら良いのだろうか?簡単なテストをしてみた。被写体との距離は1m。三脚に据えて、ライブビュー10倍でピントを合わせ、ISOはオート設定。SSは近い明るさになるように任意で変えていく。絞りによる変化を見るための、ざっくりしたテストである。

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絞り開放(F3.5)。ピントはライトに合わせている。かなりソフトな表現だ。ピンがあっているはずのライト部分も、ソフトフォーカスのように芯はあるがやわらかだ。

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F4。まだまだソフト。ボケも大きいし、全体的にやわらかい。F3.5とあまり印象は変わらない。

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F5.6。急に解像度が上がってきた。ライトの解像度は高いが、そのまわりはやわらかにボケながら、画像は破綻しなくなってきた。ある程度ボケを生かしながら、ピンを合わせたところのディテールもしっかりし始めた。いいバランスだ。

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F6.3。さらに解像度は上がる。それでいて、まだまだボケはなめらか。

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F8。だいぶクッキリ。適度にボケて良い具合だ。

 簡単なテストだが、1mの距離では絞り開放ではかなりソフト。ソフトだが芯はあるので、それを踏まえてであれば開放でも使えるシーンは多いだろう。だが、一般的にはF5.6くらいからが使いやすそうだ。210mmの焦点距離があれば、ある程度絞っても十分なボケは得られるし、背景にもよるがなめらかでやわらかなボケだ。
 では、距離をとったらどうなるのか……?(つづく)
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2018年04月15日

昨夜のライブ撮影後に感じたこと

 昨夜のライブの撮影は2本のズームレンズを用いた。タムロン19AH(70-210mm F3.5)とシグマ100-300mm F4である。
 会場の広さを考えると19AHがほぼハマるのだが、さすがにフラメンコをマニュアルで追うのは厳しい。よって、後半はずっとシグマだったのだが、これはこれで広角側100mmというのは少々厳しかったし、1400gを超える重量も体力を削った。動く被写体をひたすら追う場合、できればレンズは1kgまでにとどめておきたい。撮影後は想定以上に疲れてしまっていた。
 今回は、本来なら19AH1本でいけた撮影である。だが、マニュアルで動く被写体を撮るにはまだまだ修練が必要だ。AFレンズだとなんとかなるが、重量を考えると70-200mm F4のレンズが欲しくなる。修練を積むべきか、新規に買うべきなのか…。
 そもそも写真は僕にとっては仕事の一つではあるが、主となるデザインに付随するものである。修練を積むことはある程度必要だ。しかし少なくとも、慌てて投資すべきではない。合間合間に練習を積みながら、タイミングを見計らいながら慎重に検討したい。
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2018年04月14日

広角単焦点レンズを検討してみる

 タムロンのマニュアルズームレンズが予想以上に高性能で驚いている。17A(35-70mm F3.5)は標準2倍ズームと設計に無理がないせいか、スペックをはるかに超える写りをするし、19AH(70-210mm f3.5)も古さを感じさせない写りだ。しかも、どちらもマクロ的な撮影が可能で使える幅も広い。このタムロンの2本のレンズで撮影の大半はまかなえてしまう。物足りないところがあるとすれば、広角側が35mmまでというところだろう。
 普段使いに超広角はあまり必要としないので、24mmまでカバーできれば十分だ。同時代のタムロンのレンズにはSP24-48mm F3.5-3.8(13A)があり、これがあれば24mmから210mmまでF3.5通しでいける。だが、このレンズは中古市場でもなかなかお目にかかることができない。それに、フィルター径77mmと結構大型だ。できればもう少し小さいほうが良い。これは他のメーカーや純正でもあてはまる。広角ズームは比較的大型にならざるをえないようだ。
 そこで単焦点なのである。となると28mmか24mmになるが、ここは35mmとは明確に画角が違う24mmだろう。だが、オールドレンズの24mm単焦点は意外に高い。できればMFでいきたいところだが、ここは携帯性とコスト、そして写りの良さのバランスを考えると、AFレンズでもいいのかもしれない。

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 で、最有力候補なのがこれ。キヤノンEF 24mm F2.8。今はEF 24mm F2.8 IS USMにモデルチェンジしている。USMではないからジーコジーコとうるさいし、IS(手振れ補正)もないが、コンパクトで安いし、作例を見る限り写りはかなり良い。トキナーの広角ズーム(16-28mm F2.8)があるからすぐに必要なわけではないが、持ち出すのが苦にならないというのは大きなメリットだ。本当に必要なの?という疑問もなくはないのだが…。
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2018年04月13日

2本目のタムロン17A試し撮り

 2本目のタムロン17Aが、操作感があきらかにシャキッとしているので、早速、近所で試し撮り。いつものごとく、絞りは開放である。

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 あれっ?こちらの方がシャープな気が…。

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 奥の道路標識にピントを合わせる。やっぱりシャープだ。

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 マクロもいい。ボケはなめらかでやわらかいし、ピンがきているところはシャープ。

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 苦手の逆光で。これはこれで良いのでは?

 どうも2本目の17Aの方が写りがシャープのようだ。それでいて、ボケはやわらかいし、色のりも良い。1本目も良い写りだったが、それをさらに上回る写りだ。とても30年以上前のズームレンズとは思えない。というか、今の基準で考えてもズームレンズの枠を大きく超えているのではないだろうか。
 この素晴らしく優秀なレンズが比較的安価な標準ズームとして大量に売られていたのだ。今の標準ズームってなんなのだろうと思ってしまう。僕が愛用している標準ズームは純正Lレンズなので、さすがに画質に関しては大きな不満はない。使い勝手もすこぶる良い。
 だが、17Aは2倍ズームのマニュアルレンズとはいえ、とても安価でコンパクトで素晴らしく写りが良く、マクロでも使える。ラクに扱え、大きく高価になった現代の高性能レンズとは違うベクトルにあるレンズなのだ。僕はこちらの方が、より撮り手の意思が反映され、写真が楽しくなると思う。今回は(改めて)色々と考えさられる試し撮りだった。
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2本目のタムロン17A

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 我が家に2本目のタムロン17A(35-70mm F3.5)がやってきた。最初の一本も状態は悪くないのだが、絞りリングがスカスカだったこと、マウントアダプターを付けてボディに取り付ける際に、カチッと決まらないことが気になっていたのだ。それでも、撮影してみると撮れる写真は申し分なく、気に入って使っていたのだ。
 それでも2本目を購入するに至ったのは、偶然破格の金額で出ているのを見つけたからだ。動作確認をしてないということで安かったのだが、見た目も綺麗だし、元箱、ケース、取説まで付いている。ちなみに付属しているアダプトールはフジカ用。どう考えても安いのだ。
 早速、取り付けてみると、それまでの17Aとは違ってカチッと決まる。絞りリングも正常。レンズは内側にわずかに汚れは見えるが、撮影にはほぼ影響はなさそう。どうも、「当たり」の個体のようだ。
 で、実写は……?(つづく)
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2018年04月11日

MFレンズの広角ラインを考える

 タムロンの2本のMFレンズを導入して以来、その写りの良さと程よい大きさで、すっかり常用レンズになってしまった。17A(35-70mm F3.5)と19AH(70-210mm F3.5)で多くの撮影をカバーできてしまう。それもF3.5通しで。30年以上前のレンズだから、大きさの割にはズッシリと重量感はあるが、それはあまり気にならない。19AHは決して小さなレンズではないが、現行モデルで同等の性能のレンズは完全に一回り大きい。僕の中ではギリギリ気楽に持ち出せるレンズなのである。
 これらのレンズには大いに満足しているのだが、やはり広角側が35mmというのは物足りない。トキナー16-28mm F2.8があるが、これは写りは抜群だが大きく重い。17Aの手頃さに慣れてしまうと、純正24-105mm F4やトキナーAT-X280AF PROも大きく(太く)感じてしまう。そこでタムロンMFレンズにどんなものが該当するか調べてみた。で、良さそうなものは…
SP 24-48mm F/3.5-3.8(13A)
SP 28-80mm F/3.5-4.2(27A)

この2点である。13Aはあまり市場に出ないようだ。27Aは17Aの替わりになりそう。写りもSPだけあって良さそうだ。
 だが、17Aの写りの良さは捨てがたい。いっそ24mmか28mmの手頃な単焦点レンズを追加するというのも良いのかもしれない。となれば、富岡光学製の28mm単焦点が欲しくなるなぁ…。
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2018年04月09日

持ち出しやすさの限界点

 どんなに高性能で写りが良いレンズでも、持ち出すのが億劫になるようであれば宝の持ち腐れになる。仕事などで、絶対必要な状況でもなければ、大きくて重いレンズは持ち出しにくいものだ。
 では、どのくらいの大きさと重さまでなら、比較的気軽に持ち出すのだろう?
 もちろん、これには個人差がある。僕の場合、所有しているレンズの稼働率を考えると、仕事以外ではほぼ持ち出せてないレンズが一本だけある。それは、シグマ100-300mm F4である。
 このレンズは今は製造されてないが、それが惜しまれるくらい写りが良いレンズだ。絞り開放から解像度も高く、比較的逆光にも強い。AFもサードパーティとしては優秀だ。
 問題はサイズと重量だ。最大径92.4×226.5 mmというサイズは確かに大きい。そして、1440gという重量もしかりだ。
 ちなみにタムロン70-210mm F3.5(19AH)はサイズが71×154.5mm、重さは916g。19AHは意外に持ち出すのが億劫にならないから(一般的には大きく重い、という声は少なくないが)、僕にとってはこのあたりが持ち出しやすさの限界点なのだろう。近いサイズと重量のトキナー16-28mm F2.8(サイズ90×130mm、重さ950g)は、19AHと比べるとグッと稼働率は落ちる。僕が広角よりも望遠を好んで使う傾向があるのは否定できないが、90mm径という太さも関係しているかもしれない。
 確かに太いレンズよりも細いレンズの方が持ち出しやすい。写りの良さには定評のあるキヤノン135mm F2よりも、ペンタックスSuper Takumar 135mm F3.5の方が稼働率が高いし、200mm単焦点もそうなりつつある。
 これらを総合すると、重量は1kg以内、全長16cm以下、直径は7cmくらいが、僕の持ち出しやすさの限界点と言えるかもしれない。
 そうなってくると、近い将来には絶対に必要と考えていた70-200mm F2.8のレンズも、サイズは20cm近くあるし、重量も1.5kg近い。仕事以外での稼働率は低くなる可能性が高い。そもそも、タムロン19AHという伏兵がある今、どこまで仕事での必要性があるかは疑問だ。
 現在の高性能レンズは、単焦点もズームも、軒並み大型化している。鏡胴をプラスチック化しているとはいえ、それでも重量も重くなっているものが多い。僕がオールドレンズに惹かれるのは、写りの良さや撮影の面白さだけでなく、気軽に持ち出しやすいところも大きいのかもしれない。
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2018年04月07日

常用レンズを変えてみる

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 これまでカメラの常用レンズは、ボディとセットで購入したEF24-105mm F4L IS USMを使用してきた。24mmから105mmまでをカバーし、明るさもF4通し。しかも純正Lレンズ。写りも操作性も十分。ほとんどの写真をこのレンズで撮ってきた。
 しかし、最近はオールドレンズをいろいろ試し、MFで撮ることの大事さを感じてきた。ただ、単焦点レンズではなかなか常用レンズとまではいかなかった。
 そんなときに出会ったのがタムロンのアダプトール2レンズである。その中にはタムロンの良さがよく出ている優秀なズームレンズが多い。MFではあるけれど、現在でも十分通用する品質を持っている。そこで思い切って、タムロンのMFズームに常用レンズを変更してみた。35-70mm F3.5(モデル名17A)である。
 すでにレンズを変えて3日目になるが、これが予想以上に使えるのだ。広角と望遠が物足りなくはあるが、その分は動いてカバー。もちろん同じようにはいかないが、ある程度なんとかなるものだ。そして、キヤノン純正に比べて優れていることもある。まず、圧倒的にコンパクトになった。小さい割には重いが、持った時はとてもしっくりきている。また、F3.5通しとわずかに明るくなり、Lレンズに負けない描写をすることも珍しくない。ズームとは思えないキレを見せてくれる。そして、なんといってもセミマクロとして使えることだ。望遠側では25cm間で寄れるのは大きい。現状ではかなり満足しているのである。
 しばらくはこの17Aを軸にして、撮影に臨めそうだ。これで腕を磨けば、Lレンズに戻った時にも効果が出るに違いない。
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2018年04月05日

タムロン 19AH(SP70-200mmF3.5)について

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 今、一番のお気に入りレンズになってしまっている、タムロン19AH(SP70-200mmF3.5)。ネットでは大きく重いなんて言い方をよくされるが、それでも重さは1kgまではいかないし、今の70-200mmF4クラスと比べても、少々重いがやや小さい。僕にとってはそこまで問題がない大きさと重さだ。これがF2.8クラスになると、1.4〜1.5kgになるし、ひとまわり大きくなるから持ち出すのが急に億劫になる。例えば、僕がシグマ100-300mmF4をあまり使えてないのは、そういう側面も大きいのだ。
 そして、直進ズームというのが、MFの場合は慣れるととても具合がいい。ピント合わせとズーミングを手を持ち替えることなくスムーズにできるのは、便利だし早い。AFには向かない方式だが、MFならこちらだろう。
 F3.5通しのレンズというのはF2.8に比べて地味な存在だが、今のメーカー製品のラインナップにはF2.8の下はF4だからそれより少し明るいし、無理のない設計なのか写りがいい。これは17A(35-70mmF3.5)にも言える。使ってみて感じるのは、F3.5という数字が控えめに感じるほど明るいということだ。望遠ズームということを差し引いても、とてもよくボケるし、F2.8に迫る明るさがある(さすがに同等まではいかないが)。これは想定以上だった。
 また、望遠の割に寄れるのは嬉しい。200mmで85cm間まで寄れると世界が変わる。それに使い勝手が大きく違ってくる。MFに完全に慣れたら、常用レンズの一本として大いに活躍するのは間違いない。
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2018年04月02日

タムロン19AH試し撮り

 タムロン17A(35-70mm F3.5)から、19AH(70-210mm F3.5)にレンズを替えて、再び近所を散策しながらの試し撮り。といってもざっくりしたテストなので、絞りは全て開放である。

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 絞り開放なのに、キレは十分にある。色乗りもいいし、ボケもきれい。古いズームとは思えない。単焦点に近い描写をする。これが30年以上前のレンズだなんて、とても思えない。19AHと17Aがあれば、たいていのケースでは対応できると思う。しかも高画質で。レンズってなんなのだろう……。考えさせられてしまう。
posted by 坂本竜男 at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ

タムロン 35-70mm F3.5(17A)入手!

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 またまた新たにMFレンズを入手。19AHに引き続き、タムロン アダプトール2レンズだ。そのレンズは 35-70mm F3.5(モデル名17A)。名称にSP(Super Performance)はつかない廉価版モデルだが、写りの良さで評価が高いレンズだ。しかも市場価格がとても安い。すぐ導入に至ったのだ。

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 早速、試し撮り。いずれも絞り開放だ。評判通り、絞り開放からキレがよい。しかも70mm側では25cmまで寄れるから、マクロとしても十分使える。色あいはわずかにダーク系だが、十分許容範囲。絞り開放でも周辺減光がこの時代のレンズとしてはしっかり抑えられているのもいい。広角側で全長が伸び、望遠側で最小になるなど、ちょっとユニークなレンズだが、これ一本で結構カバーできてしまう。最近の廉価版の標準ズームよりもクォリティは高い。
 ただ、気になるところもいくつか。絞りのリングがスカスカ。ボディにつけるときも、最後まで回ってカチッといわず、不安が残る。実用上問題はないが、気にはなる。これは個体差もあるかもしれない。いいレンズだし、価格は安いから、状態のいいものを探してみるのもいいかもしれない。
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2018年04月01日

タムロン SP 70-210mm F/3.5(19AH)導入!

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 ついにタムロン SP 70-210mm F/3.5(モデル名19AH)を導入した。昨日の200mm単焦点レンズ撮り比べで、最後におまけとして掲載していた写真は、このレンズで撮影したものである。
 タムロンのMFズームレンズが気になり、色々と調べていたのだが、一部のレンズを除くと中古価格はとても安い。一番気になっていたこのレンズもその例に漏れない。それならと、マウントアダプターと一緒に購入したのだ。
 このころのズームレンズの特徴に直進式のズーム形式というのがある。19AHもそうなのだが、ようはズームリングとピントリングが共有で、ズームリングを前後にスライドすることでズーミングする。今のズームレンズはそれぞれが独立しているので最初は違和感を感じたが、慣れると左手を持ち替えることなくズーミングとピントあわせができるので便利だ。今は見なくなった方式だが、これもMFレンズならではなのだろう。
 ネットでは大きく重いとの声が多かったが、個人的にはそこまで気にならない。重量はもっと軽いキヤノンEF70-200mmF4Lよりも小ぶりだし、控えめなデザインだから個人的には大げさなレンズをつけている感があまりない。このころのタムロンのデザインは結構好きだ。

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 で、肝心の画質だが、なかなかのクォリティだ。絞り開放ではかなりソフトという声も多いが、それはケースバイケース。一概にそうとはいえないように感じる。むしろ、開放からキレがあるように思う。もちろん、絞ったら解像度は十二分。タムロンならではでマクロでのボケもやわらかできれい。キヤノンLレンズに匹敵するとはさすがに言い切れないが、結構いい勝負をするレンズではないだろうか。それに、最短撮影距離が85cmと、最新の同社70-210mmF4(95cm)やキヤノン70-200mmF4L(120cm)よりも短いのは大きなアドバンテージだ。即戦力のレンズである。これからガンガンつかっていきたい。
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2018年03月31日

200mm単焦点レンズを撮り比べる

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 200mm単焦点レンズが3本になってしまった。キヤノンEF200mm F2.8L USM、ペンタックスSuper Takumar F4、エリカー200mm F3.5である。
 キヤノンはフィルム時代から使い続けている、僕が所有するレンズで一番長く使っているもの。古いとはいえ、AFだし、写りには定評のあるLレンズだ。
 ペンタックスは昨日、ジャンクコーナーで手に入れたもの。もちろんMF。この中では一番暗いレンズ。フィルター径も一番小さい。おそらく一番古いレンズだ。
 エリカーは詳細は未だ不明。わかっていることは、海外向けのメイドインジャパンということ。タクマーより少し明るいF3.5だが、フィルター径も62mmと少し大きく、少しだけ設計が新しいと思われる。
 この同じ焦点距離の単焦点レンズを、三脚に固定して同じ被写体を撮り、ざっくりと比べてみた。

まず、ペンタックスSuper Takumar F4。
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絞りは開放。SSは1/800秒。案外、こってりした色合い。開放でも解像度は結構高い。線が太い描写が特徴的。ジャンクコーナーにあったとはとても思えない写りだ。

続いてエリカー 200mm F4
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同じく絞り開放、SSは1/1000秒。同じ200mmの筈なのに、画角が少し狭い。色はタクマーよりややあっさり目。そして、若干寒色系か。戦は少し細くなる。ピンが合っている位置が微妙に違うのでなんとも言えないが、解像度はタクマーほどないのかも。ボケは絞り0.5の差はしっかり出ている。

最後にキヤノン EF200mm F2.8L USM
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絞り開放。SSは1/1250秒。画角はタクマーよりもやや広い。色合いは軽やかで一番自然。ボケもキレイだ。解像度も十分。線はやや細めか。だが、さすがLレンズ。画質は申し分ない。

 かなりざっくりした比較だが、それでも大まかな傾向はわかる。Lレンズは古くなっても流石の写りだし、かといってオールドレンズが使えないわけでは決してない。むしろ、古いのに十分な画質を持っていると思う。設定がかなりざっくりしたものだったので、もっと詰めて撮れば、それぞれの良さはもっとしっかり出せたに違いない。今回は絞り開放のみの比較だが、絞って撮ったらまた違った発見があるかもしれない。

そして、おまけ。
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実はあるズームレンズなのだが………。詳細は後ほど!
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2018年03月30日

Super Takumar 200mm F4入手!

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 キタムラのジャンクコーナーに、アサヒペンタックスのSuper Takumar 200mm F4が転がっているのを発見。外観は特に目立つキズや汚れはなし。小傷とスレが少々ある程度。レンズ内にホコリやゴミは見えるが、撮影に影響するかは微妙な感じ。ちょうどカメラ持参だったので試し撮りをさせてもらい、動作も写りも問題なし。購入に至った。
 エリカーと焦点距離が被っているから本当なら必要ないんだけれど、金額が税込み200円だからねぇ〜。ちなみに家でクリーニングしようと思って、レンズ内を見たら店内で見えたゴミがない。もちろん写りもバッチリ。いい買い物したなぁ。明日は、エリカーとの撮り比べをしてみようかな。
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2018年03月29日

マニュアルレンズの愉しみ

 最近、写真をAFで撮ることがめっきり減った。オールドレンズでマニュアルの面白さと狙いやすさを知ると、AFが優秀な純正レンズでさえマニュアルで撮ってしまう。被写体に、そしてレンズにちゃんと向かい合えるのだ。
 ちゃんと向かい合うということは、細かな設定やピントはもちろん、どこをどのように切り取るか、どこに注目するか、それをどのように見せるか、しっかり考えなければならない。しかし、考えすぎるととっておきの瞬間を逃すから、スピードと直感、反射神経も必要だ。ショッターを切るまでの短い時間に、頭の中を色々なものが駆け巡るのである。これがマニュアルレンズの愉しみなのだろう。
 そのせいか、以前ほど枚数は撮らなくなった(と言っても、そこそこ撮ってはいるが)。漠然と撮っていた部分がなくなったわけではないが、だいぶ減ったような気はする。
 それでも失敗は多い。しかし、しっかり向かい合いながらの失敗なので、漠然と撮った時の失敗よりもはるかに糧になる。自分の中で写真撮影が大きく変わろうとしている。
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2018年03月28日

タムロンのアダプトール2レンズが気になる2

 僕が今、最も注目しているレンズのひとつ、タムロンのアダプトール2レンズ。具体的にどのモデルに注目しているのか?いくつか具体例をあげたい。

SP 80-200mm F/2.8 LD(モデル名:30A)
サードパーティ製にして当時の価格143,000円はかなり高額。感覚的には今の倍くらいでは?それだけに力の入ったレンズで、作例を見る限り今でも十分に通用するクォリティがある。良品が安く市場に出ていたら即買いのモデルだが、そもそも市場に出るタマ数が少なそうだ。

SP 70-210mm F/3.5(モデル名:19AH)
これも高評価な望遠ズーム。F3.5通しで、注目は最短撮影距離:0.85m、最大撮影倍率:1:2.66と、マクロ的な使い方ができること。これも十分実用になるクォリティを持っている。重さは916gと重いが、トキナー広角ズームと同じくらいなので、個人的には許容範囲。キヤノン70-200mmF4Lより、ちょっと重いがだいぶ寄れる。個人的には一番気になるレンズ。

SP 70-150mm F/2.8 SOFT(モデル名:51A)
ソフトフォーカス効果が3段階で切り替えれる望遠ズームだが、普通にF2.8通しの望遠ズームとして優秀。70-150mmはポートレートでもよく使う画角だから、70-200mm F2.8よりもはるかに軽量なこともあり、使い勝手は良さそう。これも使ってみたいレンズだ。ただ、タマ数はかなり少ないようだ。

70-150mm F/3.5(モデル名:20A)
70-150mmという、よく使う画角をF3.5通し、しかも比較的コンパクトで軽量にまとめたレンズ。最短撮影距離も70cmと中望遠ズームとしては、かなり寄れる。200mmまで必要がない場合は、19AHよりも扱いやすくて良さそう。作例を見ると、SP(Super Performance)なしとは思えない写り。焦点距離はかぶっても、19AHとセットで持っていても良さそうなレンズだ。

SP 60-300mm F/3.8-5.4(モデル名:23A)
画質だけで言えば我が家にはシグマ100-300mmF4があるし、気軽に持ち出せるもっと軽量なものならタムロンやキヤノンの現行モデルがあるから、本来ならこのレンズを検討する意味はないように思える。しかし、マクロ撮影(最大マクロ倍率1:1.55)ができることもり、評価は決して低くない。作例を見ると、広角側はともかく、望遠側は良さそうな感じ。価格によっては検討してもいいかも。

70-350mm F/4.5(モデル名:05A)
近い焦点距離のキヤノンのLレンズよりも明るいF4.5 。フィルター径も82mmと大口径。1979年当時の価格は14万円だから、SPの名こそ付かないが、メーカーとしても相当気合が入ったレンズではないだろうか。ただ、2170gと重く、最短撮影距離:2.5mと寄れないのは残念。

35-70mm F/3.5(モデル名:17A)
名称にSPがつかないので、比較的安価な標準ズームという位置付けか。しかし、最短撮影距離:0.25(f=70mm)、最大撮影倍率:1:2.8と、マクロとしても十分使える。実際、作例を見ると、低価格標準ズームとは思えないキレとボケを見せる。市場価格もかなり安いから、持っておいても損はないレンズかも。

 ちょっと気になるものをリストアップしただけで、これだけあった。他にも魅力的なレンズがあるだろう。慌てて買うようなものでもないので、検討する機会に恵まれたらじっくり考えてみようかと思っている。あぁ、レンズの世界は深い…。
posted by 坂本竜男 at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ

タムロンのアダプトール2レンズが気になる

 最近はオールドレンズをメインに撮影している。多くのレンズはかなり安く手に入るし、価格をはるかに超える写りのものも少なくない。ただ、すべての操作がマニュアルになるので、操作の精度が求められるし、まだまだ失敗も多い。とはいえ、うまくいくとAF以上の精度で狙った写真が撮れるので、稼働率が大きく上がっているのだ。
 オールドレンズを使っていて思うのが、レンズは価格が安くても良いものがしっかりあること。そして、MFにはAF以上のものがあり、写真撮影の醍醐味があることである。
 すっかりオールドレンズの魅力にとりつかれた僕だが、実は他にも気になるレンズがある。タムロンのアダプトール2レンズである。アダプトールとは、マニュアルフォーカス35mm一眼レフ用交換マウントである。いわゆうるタムロン製のマウントアダプターで、様々なメーカーのボディに対応していた。マウントを一つ一つ変えるより合理的だし、ユーザー側にも使っているメーカーに関係なく使えるのでメリットがある。その一方、MFでの操作になるので、AFが主流になるにつれて生産量は減り、そして製造中止になった。アダプトール2は、そのマウントの最終型である。
 このアダプトール2レンズがなかなか個性的なレンズが多いのだ。タムロンを代表する名玉 初代タムキューや、500mmミラーレンズもその中に含まれる。だが、今僕が注目しているのはそれらではない。個性的なズームレンズである。
 古いレンズは単焦点レンズにとどめておくべきだと思っていた。アダプトール2レンズは1980年代のものだから、あと10年もすればオールドレンズの仲間入りをしてもおかしくない。いや、フィルム時代のレンズをオールドレンズと定義するなら、既に立派なオールドレンズか。同じアダプトール2でも単焦点ならともかく、ズームは本来なら手を出すべきものではないかもしれない。ただ、色々と調べていると、魅力的なものが結構あるのだ。
 その中にはタムロンらしく、マクロ的な使い方ができるレンズも多い。今のズームレンズよりも寄れるレンズなのだ。ほかにも純正よりもちょっと明るい望遠ズームがあったりする。MFレンズだから、今のAFレンズよりもシンプルだ。そして、ネットで見かける作例を見る限り、今でも十分通用する画質のものが結構ある。しかも市場価格は、一部のモデルを除くと極めて安いものが多い。実はかなり魅力的なのだ。
 タムロン アダプトール2レンズについては、他のレンズのことを調べている時に偶然知ったものだ。それまでは全く頭になかったのである。しかし、いったん知ってしまうと興味は膨らみ続ける。まずいものを知ってしまったな〜と思いながらも、それを楽しんでいる自分がいる。
posted by 坂本竜男 at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | カメラ
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