2013年07月27日

猫楠2

 猫楠はヒジョーに面白かった。事実に基づきながらも、水木しげるの解釈がしっかり入っていると思われるが、それゆえに他にはない面白い伝記モノになっている。
 猫楠を読んで感じるのは、熊楠の視野の広さやハチャメチャさ、可愛らしさ、先見性などいろいろあるが、一番は学者としての純粋さだと思う。その純粋さゆえに世間では卑猥だとか、猥褻だとか言われることも、はずかしげもなく堂々と語れるのだ。そして、その純粋さは我欲からの開放につながり、一般的には不可解と言われる能力を持つことにもつながっていく。
 少し難解とも感じかねない南方熊楠だが、この本は極めて分かりやすく面白い。熊楠を知るための入門書としても、価値のある一冊ではないだろうか。さすが水木しげるである。
posted by 坂本竜男 at 02:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 南方熊楠・民俗学

2013年07月24日

猫楠

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 やっと買った、南方熊楠を描いたマンガ「猫楠」。水木しげるが描くというのも当然と言うか、納得と言うか…。
 詳しくは後日!
posted by 坂本竜男 at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 南方熊楠・民俗学

2013年07月15日

浄のセクソロジー

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 南方熊楠が、まさかこんなカタチで性の領域にもメスを入れていたとは…。やはり、物事の本質を捉えるためには、避けては通れないということなのだろう。このあたりが柳田國男と大きく異なるところだ。
 「学び」の部分では大きく枠を超えて、縦横無尽に駆け回るのはこの本を読んでも明らかだが、それは熊楠が実際には驚くほど純真で無垢だったからできたに違いない。
posted by 坂本竜男 at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 南方熊楠・民俗学

2013年04月25日

学問のあり方、捉え方

 南方マンダラを読んでいると、熊楠のものの捉え方の大きさに驚いてしまう。それは個々の専門分野からの切り口ではなく、「事」という大きな切り口である。
 全ての学問は単独では成立し得ないが、どうしても単独で考えがちである。しかし、それでは全体も本質も見えて来ない。南方マンダラでは、物事の本質がはっきりと見えてくる。それは学問のあり方、捉え方に通じると思う。南方マンダラは、学問のあり方まで提唱している用に思えてしまう。
 今、一番必要なものの考え方、捉え方がまさにそれではないだろうか。これを100年以上前に提唱しているなんて、南方熊楠の凄さに改めて驚かざるを得ない。
posted by 坂本竜男 at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 南方熊楠・民俗学

2013年04月19日

南方マンダラ

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 やっと夜は時間がとれるようになってきたので、音楽と読書を楽しんでいる。
 今日から読み出したのは「南方マンダラ」。かなり興味深いが、ちょっと難しい。でも、じっくり読み進めたい本だ。南方熊楠の思想のスケールの大きさと面白さ、そして先進性がよくわかる。
 この本に限ったことではないが、熊楠の本はおそらく何度も何度も繰り返し読むことになるのだろう。そんな本との出会いは、本当に何物にも代え難い。
posted by 坂本竜男 at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 南方熊楠・民俗学

2013年01月31日

十二支考を読み始めた

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 南方熊楠の代表作、十二支考を読み始めた。これが想像以上に面白い。十二支にまつわる動物たちを切り口に、数々の伝説や書物から引用しながら、独自の世界が展開する。それは、遥かに広い視野と世界観、深い知識、そしてユーモアに溢れている。いやはや、とんでもない本である。
 この本を読んでいると、とても楽しくなると同時に、自分のやる気も刺激される。熊楠はこの本をとても楽しみながら書き上げたに違いない。ある意味、発信者としても理想的な姿だ。そういう部分でも南方熊楠に惹かれるのだろうね。
 
posted by 坂本竜男 at 19:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 南方熊楠・民俗学

2013年01月11日

南方熊楠の視野

 南方熊楠の肩書きは民俗学者である。しかし、彼の研究と興味はそれに留まらない。粘菌はその代表だが、ほかにも社会科学、自然科学、文学、宗教などなど、様々な分野に興味を示し研究をしている。そして、それが彼の民俗学を大きく支えているのだ。
 それひとつだけで成り立つ学問なんて、決してあり得ない。他の様々な分野と関係性を持ちながら、それぞれの学問は成り立つ。だから、広い視野を持った上で、自分の専門分野を極めていくべきだと思う。これは学者に関わらず、ほとんどの仕事で言えることではないだろうか。本を読み進めながら、ふと自分の仕事のことを考えてしまった。
 まだまだ熊楠は入口に立ったばかり。これから更に響くものが出てきそうだ。
posted by 坂本竜男 at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 南方熊楠・民俗学

2013年01月10日

遠野物語

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 南方熊楠を知る意味でも、もう一度「遠野物語」を読み返そう。南方熊楠とはある意味、対照的な柳田國男だが、だからこそ知ることで見えてくるものがたくさんあるはずだ。
posted by 坂本竜男 at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 南方熊楠・民俗学

南方熊楠を知るための最初の一冊

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 注文していた本が届いた。昔から興味があったのに、一冊も本を持っていなかった南方熊楠。まずはじめは彼の著書ではなく、この本からスタート。30年以上も前の本だが、読み始めると、これがなかなか…。もう一人の民俗学の祖、柳田國男よりも強く惹かれるものがある。しばらくは南方熊楠三昧だな。
posted by 坂本竜男 at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 南方熊楠・民俗学

2012年11月10日

南方熊楠をもっと知りたい

 日本特有の文化や美を追い求めていくと、南方熊楠を知ることはどうも必須のようだ。
 南方熊楠と言えば、すぐに思い浮かぶのは粘菌だ。正直なところ、僕は生物学者としての南方熊楠を、ちょっとだけかじってるに過ぎなかった。しかし、彼は民俗学者でもある。どうも、僕が興味のある部分と大きくリンクしているのは、そちらの方らしい。
 では、どのあたりから攻めていけば良いのだろう?「十二支考」あたりだろうか。明日、仕事の合間に本屋をのぞいてみるか。
posted by 坂本竜男 at 01:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 南方熊楠・民俗学
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