2020年08月05日

日本語が見えると英語も見える

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 日本語をよく知ることで英語もわかるようになる、そんな本かと思っていたが、少々違っていた。
 日本人がなぜ、英語が苦手なのか。それは日本人と英語圏の人たちとの大きな違いが影響している。それは圧倒的に数が多いオノマトペに代表される感覚的表現だったり、モノローグ言語とダイアローグ言語の違いだったりするのだが、そこに日本語ならではの良さを感じてしまうのだ。つまり、少々難解だが優秀な言語である日本語をもっと誇るべきだという考えが強くなってしまったのである。
 もちろん、英語を理解し使える(喋れる)ようになることは、とても価値があると思う。しかし、それ以上に自国語である日本語をより理解し、その奥にある日本人の感覚や文化の価値をもっと知る必要があるのではないだろうか。世界に日本語を広げる努力が、もっとなされても良いのではないだろうか。
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2020年07月28日

超バカの壁

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 養老孟司氏の大ベストセラーの続編で今更感がないわけではないが、個人的には最初の「バカの壁」以上に面白く読めた。
 昔の日本と今の日本の違い、日本と欧米の違いを宗教を含めてわかりやすく論じてあり、それを前提として現代社会の問題について書かれてある。この本を読むと、メディアの報道が釈然としてないものが多いのにも納得がいくし、欧米と日本、アジア諸国(とくに中国と韓国)との違いにも納得するものがある。
 もちろん、全てが正しいと言うわけではないと思うが、現代の様々な問題を表面的なところだけで論じるのは問題がある。それぞれの歴史や文化、宗教などを踏まえて考えるべきだろう。これは学校で歴史を学ぶ理由の一つでもあるだろうし、また、宗教についてもしっかり勉強する機会が必要だ。おそらく熱心な宗派の人でも正しく理解していないケースが少なくないのだろう。宗教は正しく学ぶ場が絶対に必要だ。
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2020年05月28日

思考の整理学

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 刊行から34年。驚異のロングセラーを続けるこの本。東大・京大で一番読まれた本としても知られるが、これだけ長い間、強力に支持されるのは時代を超えて大事な、とても本質的なことが書かれてあるからだろう。何度読んでも、その時その時で響き方が変わる本でもあると思う。
 この本を読むことで、先が開けることもあるだろうし、見落としていた大事なことに気づくこともあるだろう。ときにはいい意味で自分への戒めになることもあるかもしれない。行き詰まった時はもちろん、調子が良い時も読むべき本だ。
posted by 坂本竜男 at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍

2020年05月25日

論語と算盤

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 もはや、今更な感じもあるけれど、やっぱりちゃんと読んでおくべき一冊。
 というわけで、これから読みます。あぁ、論語も読み直す必要があるな。
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2020年05月24日

神話の心理学

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 河合隼雄さんの著書はどれも面白く染み入るように入っていくが、この本は特に面白い。神話で語られる人間のもっとも根本的なことを読み解き、記されている。
 そして、重要だと思われるのが河合隼雄さんの視点である。アジア的視点と欧米的視点の両方で書かれてある(むしろ日本人の著書としては欧米よりかも)。それはフラットで広い視野から捉えたものといえる。多くの人は何かしらに偏りがちになるから、この点はとても重要ではないだろうか。
 神話は単なる作り話と考える人も多いかもしれない。しかし、読み解く側でその受け取り方も大きく変わっていく。そして、そこには千年を超える年月の間語り続けられた本質的な真実がある。今の時代にこそ、神話を正しく知ることが必要なのだ。
posted by 坂本竜男 at 13:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍

2020年05月08日

7日間ブックカバーチャレンジ

 facebookでバトンが回ってきて、7日間ブックカバーチャレンジに参加している。1日一冊、本を画像付きで紹介し、次のバトンを受ける人を紹介する。これを1週間続けるのである。
 このチャレンジは、facebookやInstagramで最近よく見かけていた。どんな人がどんな本を紹介するか、自分の興味の範囲を広げる意味でも興味深いものだが、実際に自分が参加するとなると意外に難しい。マニアックだろうが、メジャーだろうが、自分なりの視点や理由があればいいとは思うが、いざ選ぶとなると時間がかかってしまっている。
 本の選択に苦労はしているが、この作業は自分を見直すことにもつながっている。そういう意味では、とても意義のあるチャレンジなのかもしれない。
 さて、明日は何を紹介しようかな?
posted by 坂本竜男 at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍

2020年05月03日

長い外出自粛を乗り切るために

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 長い外出自粛を乗り切るために、新たに8冊の書籍を入手した。
 ジャンルは写真(カメラ)と建築と心理学と説話学。今の僕にとって、仕事にも遊びにも日常生活にも生きてくる8冊になる予定。これらが頭の中を広げてくれるはず。この機会にじっくり読み込みたいね。
posted by 坂本竜男 at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍

2020年02月04日

村上春樹、河合隼雄に会いにいく

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 昨年から河合隼雄さんの著書にハマっている。臨床心理学という大きな柱はあるが、書かれている内容はもっと広く深い。今更ではあるが僕の中でも気づきや発見が多い。
 面白いのは、この本のような対談形式のものと、ご本人が書かれた著書とでは興味深い違いが感じられることだ。おそらく、対談相手との相性や、対談相手の切り口によるものだろうと思うが、そういう意味では村上春樹さんは最高の対談相手なのだろう。
 仕事においても、日常生活においても、そして社会に対する考え方やスタンス、人に対しての考え方や接し方など、重要な発見と気づきにあふれている。20年以上前の本だが、今読んでも大いに響く内容だ。そして、小説をほとんど読まない僕にとって、小説の一つの入口になりそうな感じもある。村上春樹作品も読まなきゃな。
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2020年01月15日

こころと脳の対話

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 河合隼雄・茂木健一郎両氏の対談をまとめたこの一冊。主に河合隼雄氏が語り手、茂木健一郎氏が聞き手になって対話が進んでいる。そのため、どうしても心理療法の話よりになってしまい、脳科学の話も読みたかった感はある。
 それでも、この本には大きな気づきがあって、それだけで読む価値があった本だった。とくに「中心を外さない」という話。「関係性」の話は僕にとても刺さった。とくに「中心を外さない」ということの大事さ。僕自身は全くこれができていないように思う。こりゃ、五輪書も読まないといけないな。
posted by 坂本竜男 at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍

2019年10月25日

頭の自遊自在学

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 ロボット工学の第一人者でありながら、素晴らしい仏教の本でも知られる森政弘先生のこの本。視野は広く頭は柔軟に、そして既成概念がいい意味で壊れる名著だ。
 改めて読んでみると、二十数年前に書かれたとは思えないくらい、今の自分に響いてくる。おそらく今の自分に必要なことが、この本の中にたくさんあるのだろう。読み進めながら頭がほぐれてラクになるのが、自分でもはっきりとわかる。そして、見通しがすこぶる良くなっている。週末はスケジュールもタイトだが、それもスムーズに楽しめそうだ。
posted by 坂本竜男 at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍

2019年10月14日

日本人の心のゆくえ

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 20年以上前に書かれた、河合隼雄の著書。阪神淡路大震災やオウム地下鉄サリン事件などを取り上げながら、時代の変化とそれによる日本人の心を読み解いていく。
 欧米などとの比較もあるが、欧米と比べて◯◯◯◯◯だからダメなのだ、で片付けてはいけないことを説かれている。表面的な部分のみの比較は、ときとして判断や認識を大きく間違うということなのだろう。
 20年以上前の本だが、とても興味深く納得のいく内容だ。今の時代、よりぴったりとくる一冊だと思う。
posted by 坂本竜男 at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍

2019年10月10日

秋はインプットの季節

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 秋はイベントも多く、仕事も多い。そういう意味ではアウトプットの季節。
 その一方で、芸術の秋でもあり読書の秋でもある。美術館の展示もいいものが目白押し。コンサートの充実ぶりもすごい。つまりインプットの季節でもある。
 そのインプットをより充実させるべく、久しぶりに出会いがあった書籍を購入。僕の中での定番的な存在のものから、持ってそうで持ってなかった入門編的なものまで4冊。これから楽しく読み込みます。
posted by 坂本竜男 at 19:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍

2019年04月07日

平成の実用書ベストセラー

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 昨日、TVの「世界一受けたい授業」で平成のベストセラーベスト30が紹介されていた。我が家の本棚を改めて見ると、そのうち5冊が収まっていた。ベストセラーにはあまり関心がないはずだったが、それでも5冊もあることに自分でもちょっと驚いた。
 いずれもここ何年も手に取ってない本ばかりだが、このタイミングでこれらの本にスポットが当たるというのは、今だからこそ読むべきものがこの中にあるということなのだろう。まずは「バカの壁」から読んでみるか。
posted by 坂本竜男 at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍

2019年02月01日

思いやること

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 この本いいよ!と勧められたこの一冊。ダライ・ラマ14世著「思いやること」。最初の方をパラパラと流し読みしてみると、確かに今の僕が読むべき本かも。これから、心して読みます。
posted by 坂本竜男 at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍

2019年01月18日

ひとりブタ 談志と生きた二十五年

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 独演会の後、買いました。

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 サインもいただきました。
 これから読みます。立川生志さんと、立川生志という切り口から見た立川談志。面白そうです。

posted by 坂本竜男 at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍

2018年11月12日

実践「ジョブ理論」

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 予約注文していた、待望の一冊が届いた。エゴイスタスでもおなじみの早嶋聡史さんの『実践「ジョブ理論」』だ。
 この本は、昨年日本版が出版されて話題になった、クレイトン・クリステンセン教授の「ジョブ理論」をわかりやすく解説。そしてその実践法を具体的に提示した一冊である。
 これがよくあるビジネス書とは一味違う、面白い本になっている。ビジネスマンのみならず、職人さんやクリエイター、医療関係など、さまざまな分野の人たちにとって役に立つ本になりそうだ。僕もこれから、じっくり読み込んでいきます。
posted by 坂本竜男 at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍

2018年08月13日

こころの処方箋

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 今年のお盆はしっかり休むことにした。家で読書をしながらのんびり過ごし、頭の中の大掃除をしよう。
 それに最適な一冊が、この河合隼雄著「こころの処方箋」。この本を読んでいると、色々と気づかされるし、気持ちも楽になる。余計なことを必要以上に考え込んだり、気にしすぎたりしてるんだよなぁ。
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2018年08月09日

茶の本

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 岡倉天心の名著、茶の本。中身は60ページ足らず。もとは英文で書かれていて、もっと短い。しかし、その中には深く見事な天心の洞察がある。心して読もう。
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2018年07月31日

スウェーデンボルグの神秘的生涯

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 河合隼雄を読んでいたら、スウェーデンボルグの名が…。と言うわけで、この本を手に取ることに。そして、合わせて水木しげるの神秘家列伝。ここにもスウェーデンボルグが登場する。
 解明されていない不思議なもの、伝説、妖怪、妖精、民俗学、臨床心理学、仏教…。まるで曼荼羅のように、興味あるもの同士がどんどん繋がって行く…。
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2018年07月29日

とりかへばや、男と女

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 平安時代に書かれた物語「とりかへばや」を題材に、心理療法の視点から男女の心の謎に迫るこの本。まず、男女が入れ替わって育っていく物語「とりかへばや」が、とても平安時代のものとは思えず、現代の話として読んでも面白い。近いテーマの作品はいろいろあるが、平安時代にここまでの作品が生まれていることに驚かされる。これは、男女それぞれのなかにある異性としての性質や、両性具有の美など、日本の文化にも深い関わりがあるものが、かなり早い時代から根付いているとも言える。かなり面白いです。とりかへばやと一緒に読むことをお勧めします。
posted by 坂本竜男 at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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