我が家にある建築雑誌COMFORTのバックナンバーが、今日引き取られていった。所有していたのは20年以上前のものばかりだったが、若き建築家さんたちが喜んで引き取ってくれたのだ。
彼らは写真と図面中心になった最近のものよりも、僕が持っていた古いバックナンバーを「内容が濃い」と喜んで読んでくれていたのが印象的だった。そして、昔と今の雑誌の作り方・内容についても考えさせられるな〜と強く感じたのだった。
昔あった本の面白さを、現代に取り戻さなければならないね(現代の本の面白さというのは、ちゃんとあると思うのだけれどね)。
2025年01月06日
2024年06月06日
映画『箱男』が8月23日に公開
安部公房の長編小説『箱男』が映画化されてるとは!
予告を見てるだけでもワクワクするなぁ。
2023年09月24日
「鉱物ミタテ図鑑」「美しいってなんだろう?」
2023年07月09日
見えない絶景 深海底巨大地形
2023年06月24日
父親の力 母親の力
2023年05月13日
2023年04月22日
子どもと一緒に覚えたい道草の名前
2023年04月04日
自分に語りかける時も敬語で
2023年01月29日
読みたい本が行方不明
ちょっと時間に余裕ができたので、久しぶりに読んでみたいな〜と思っている本が数冊あるのだが、探しても探しても見つからない。人に貸したり売ったり処分したりはしていないから、家のどこかにあるはずなのだが、今のところ行方がわからないままだ。
おそらく、昨年の引っ越しの際にわからなくなっていると思われる。このような行方がわからない本は自分が全てを認識してないだけで、実際はもっとたくさんあるに違いない。
行方がわからなくなった本というのは、もはや持ってないのと同じことだ。だからこそ、所有している本の置き場所は把握している必要性がある。逆に、把握できる範囲を超えたら、本を減らす努力をしなければならないのだろう。これは置けるスペースの問題はとはまた別である。
歳を重ねてきて記憶力は間違いなく落ちているのに、所有する本はやぱり増えていっている。スリム化を真剣に考えないと、我が家に存在する意味がないものがどんどん増えてしまうな…。
おそらく、昨年の引っ越しの際にわからなくなっていると思われる。このような行方がわからない本は自分が全てを認識してないだけで、実際はもっとたくさんあるに違いない。
行方がわからなくなった本というのは、もはや持ってないのと同じことだ。だからこそ、所有している本の置き場所は把握している必要性がある。逆に、把握できる範囲を超えたら、本を減らす努力をしなければならないのだろう。これは置けるスペースの問題はとはまた別である。
歳を重ねてきて記憶力は間違いなく落ちているのに、所有する本はやぱり増えていっている。スリム化を真剣に考えないと、我が家に存在する意味がないものがどんどん増えてしまうな…。
2022年12月28日
大事なことは植物が教えてくれる
2022年12月11日
ピダハン 「言語本能」を超える文化と世界観
2022年06月29日
美しき日本の残像
2022年06月17日
ゆっくり、いそげ 〜カフェからはじめる人を手段化しない経済〜

大牟田のCafe Neiさんで出会った「ゆっくり、いそげ」。2013年に「食べログ」(カフェ部門)で全国1位をとった、クルミドコーヒーを運営している影山知明さんの著書だ。
業務内容も事業形態も全然違うから、参考にならない点や、自分はちょっと違うかな〜というところもないわけではない。しかし、それ以上に考え方や取り組まれていることなどは共感するものも多く、これからの時代に「ちょうどよいところ」を行かれている様な気がした。
本に書かれていることは理論などではなく、全てが実践されてきたこと。それだけに説得力もあるし、僕自身、取り入れたいものも多々ある。なにより、「ゆっくり、いそげ」というフレーズが良いよね。
2022年04月05日
目の見えない人は世界をどう見ているのか

目の見えない人は、暗黒の世界に生きているのだろうか?いや、どうも違うらしい。それが、「目の見えない人はどのように頭の中に映像を描いているのだろう?」という疑問、いや好奇心に繋がってきた。昨年の東京パラリンピックを境に、ますますメディアにも障害者の方たちが出るようになり、その好奇心はどんどん大きくなっていった。
そんな時に出会ったのがこの本である。目の見えない人は、目の見える人が目を閉じたもの(目からの情報を遮断したもの)とは全く違う。そのことがまず大前提にある。多くの健常者の頭の中には、そのことがないのではないだろうか。
この本を読むと、まず世界が大きく広がる。そして、障害を持っている人たちへの接し方・考え方・認識が大きく変わるのは間違いない。で、それだけでは終わらない面白さや気づきやワクワクを感じた。強くオススメします。
2022年04月04日
まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう
2021年11月04日
目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

昨日、うなぎBOOKSさんで購入した本がこれ。全盲の美術鑑賞者 白鳥建二さんとのアートを巡る旅。目が見えない人には何が見えるのか?アートで何を感じるのか?
今年のパラリンピックの前に、NHKで全盲のアスリートが感じているもの(見えているもの?)を映像化する試みが放映されていてとても興味深かったのだが、この本はそれに通じるものがある。おそらく、不自由だと思い込んでいる全盲の人たちは、全てとは言わないが想像を超えて遥かに自由ではないか?そう思ったりもするのだ。
この本の存在は知らなかったので、ネットで調べようとしても辿り着けたかどうかはわからない。そんなとき、実物を手に取れる本屋さんって、やっぱり良いなぁと思うのだ。
2021年10月28日
遅まきながら、「深夜特急」を全巻揃えた
2021年10月15日
こらからの「正義」の話をしよう
2021年10月14日
辺境・近境 写真篇
2021年10月07日
ぼくはこんな本を読んできた

智の巨人、立花隆さんの読書論・読書術・書斎論……という言葉だけでは括れない本だ。
取材ひとつとっても、取材する人のほとんどの著書をしっかり読み、必要な下調べをしっかり行い、万全の体制で望む。基本的にはこれは一人でされている。スタッフがほかにいるわけではない(一部のものを除いて)。
それゆえに、読書量は必然的にとんでもなく増える。それなのに何本もの連載を持ち、ときにはメディアにも出て、ときには講演などもされていた。どう考えても時間が足りないし、そもそもとんでもないハードワークだ。ご本人もそれは認められているのだが、それ以上に楽しまれている・面白がられているのがこの本からも伝わってくる。
立花隆さんと同じようにはできないし、する必要もないだろう。ましてや時代も違うから、今なら違うやり方もあるだろう。それでも本だからこそ得られるものは多いよね。
