2019年07月10日

egoistas 五人の作家展

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 ゆふいん夢二工芸館で開催中の「egoistas 五人の作家展」。
 ほぼ一点もの、夢二工芸館でしか手に入らない逸品ばかりが揃ったこの展示。あえて説明なしの展示だが、今後は少しずつ仕掛けをしていく予定。人出が少ない梅雨のうちに、いろいろやってみよう。
posted by 坂本竜男 at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館

2019年06月03日

「竹久夢二展〜竹久夢二 美とデザインの世界」開催中

 ゆふいん夢二工芸館の開館と同時に始まった「竹久夢二展〜竹久夢二 美とデザインの世界」。デザイナーとしての夢二にスポットを当てながら、貴重な展示が目白押しの充実の展示になっている。

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 そんななかで最大の目玉の一つが「紅梅女人図」だ。スイスのローザンヌで描かれた肉筆画で、最晩年の傑作。繊細でやわらかな色彩と筆使いには一切の力みは感じられない。ここにたどり着くために今までのキャリアが必要だったのではないか?そう思わせる作品だ。

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 そして、もう一つの目玉が「夏帯」。音楽家で随筆家でもある福田蘭童夫妻のために描いたものである。とてもいい状態で残されているのは、おそらく一度も身につけられることなく、大事に保管されていたのだろう。夢二と蘭童夫妻の思いが浮かんでくるような帯だ。

 ほかにも、セノオ楽譜や婦人グラフをはじめとするグラフィックデザイナーとしての夢二の作品が数多く展示されている。夢二ファンはもちろん、グラフィックデザイナーやデザイナーを志している人たちにも観ていただきたい展示だ。
posted by 坂本竜男 at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館

2019年06月01日

ゆふいん夢二工芸館、本日開館!

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 本日10時にゆふいん夢二工芸館が無事に開館しました。
 2階ギャラリーでは、グラフィックデザイナーとしての夢二にスポットを当てた竹久夢二展。1階では九州の作家さんの作品展示と夢二グッズ販売、そしてスペシャルティコーヒーが飲めるカフェ(テイクアウトのみ)がオープンしております。
 これからさらに展示・販売・カフェなど充実させていきます。是非、お越しください。
posted by 坂本竜男 at 11:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館

早朝の金鱗湖

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 今日は湯布院 金鱗湖湖畔からスタート。この景色を早朝から楽しめるなんて。素敵な始まりです。
posted by 坂本竜男 at 07:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館

2019年05月31日

ゆふいん夢二工芸館 開館前日

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 ゆふいん夢二工芸館 開館前日。とてもタイトで無理があると思われたスケジュールの中で、なんとか形になってきました。お祝いのお花も届き、館内に華やかさが加わりました。
 現在、最終の追い込み段階。あと少しです。
posted by 坂本竜男 at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館

2019年05月27日

今日の湯布院

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 今日は朝から湯布院。5月とは思えない暑さだった昨日とは打って変わって、今日は涼しいスタート。雨がパラつく天気だけど、そのわりには珍しく由布岳が顔を出しています。
posted by 坂本竜男 at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館

2019年05月10日

最初の企画展は竹久夢二展

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 ゆふいん夢二工芸館 最初の企画展は竹久夢二展に決定。無事にポスター・チラシも刷り上がってきた。
 夢二工芸館なので、よく知られている美人画だけでなく、夢二が手がけたデザインにもスポットを当てた展示になる。セノオ楽譜など、夢二がデザインを手がけた印刷物はもちろん、公開されることが少ない貴重なものも展示される予定だ。
 企画展は2階のギャラリーになる。来週から、いよいよ設営が始まる。今からとても楽しみだ。
posted by 坂本竜男 at 12:13| Comment(3) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館

2019年05月03日

夢二工芸館のロゴ、製作中

 鄭東珠さんの書が届き、夢二工芸館のロゴを進めている。
 しかし、改めてみると、鄭東珠さんの書はすごい。力があるのに力みがない。纏っている空気が違う。対峙する側も心してかからなければならない。
 今はいい緊張が続いている。デザインは、GW明けには提出する予定だ。
posted by 坂本竜男 at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館

2019年05月01日

夢二工芸館のロゴデザイン

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 夢二工芸館のロゴは、湯布院在住の書家で画家の鄭東珠さんの筆文字を使用する。今日、その文字が届いた。墨の匂いに包まれた、書き立ての書だ。ここに英文を加え、僕がデザインをまとめる。
 令和に入って最初の仕事として、これ以上のものはないかもしれない。身震いがします。
posted by 坂本竜男 at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館

2019年04月22日

波佐見の陶工 林潤一郎さんを訪ねる

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 今日は朝から波佐見町。素晴らしい急須を作られている陶工 林潤一郎さんを訪ねる。
 我が家でも愛用し、その佇まい、フォルム、質感、空気感に惚れ込んでいる林さんの急須。湯布院 夢二工芸館でも出展していただきたいと思っていたのだが、嬉しいことにそれが正式に決まった。
 今回の訪問では、林さんの工房を見せていただけただけでなく、色々なお話をうかがうことができた。それはまさに急須が出来上がる背景。波佐見の素晴らしい環境もさることながら、林さんのちょっとユニークな経歴もしっかりと作品につながっており、素晴らしい急須が生まれる必然性というものを感じずにはいられなかった。
 今回の訪問は、学びがたくさんあった訪問でもあった。これで方向性がより明確になる。ワクワクが止まらない。
posted by 坂本竜男 at 21:18| Comment(3) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館

2019年04月18日

建物が看板

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 湯布院 夢二工芸館の建物は、もともとは田代美術館。高山辰雄の美術館としてスタートした建物です。それが二転三転し、1階にケーキ屋さんが入ったりしましたが、今年、夢二工芸館として新しいスタートを切ります。
 ケーキ屋さん時代の看板などがもうすぐ外されます。建物の素の良さがさらに際立ち、建物自体が看板としても機能するようになるでしょう。まさに夢二工芸館にふさわしい建物です。
posted by 坂本竜男 at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館

2019年04月16日

キャプションと説明パネル

 美術館などでも感じることだが、作品のキャプションや解説パネルというのは、必要だがときに邪魔になるものでもある。解説を読むのに夢中になって、肝心の作品をちゃんと見れてない、なんてことはよくある話だ。それに、商品の横の解説パネルが商品の良さを損なう場合もある。
 それらを踏まえてキャプションと解説パネルをどうするか。展示する工芸品=作品をじっくりと見ていただきながら、その背景をどう説明するのか。
 今、頭の中にひとつアイデアがある。これは、ひょっとすると不便でわかりにくくする可能性もあるが、うまくいけば作品を際立たせ、見る・感じるという段階を経て背景を理解していただけるはずだ。
posted by 坂本竜男 at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館

工芸館にあうコーヒーを

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 湯布院 夢二工芸館にはカフェが併設される。そこで、夢二工芸館に合うコーヒーをお願いすべく、美味しいコーヒーをいただきながら打ち合わせ。
 夢二工芸館でしか飲めないブレンドをお願いする予定。どんなコーヒーになるのか、とても楽しみだ。
posted by 坂本竜男 at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館

2019年04月15日

Yufuin Yumeji Arts & Crafts Museum

 湯布院 夢二工芸館の英訳は、本来なら「Yufuin Yumeji Craft Museum」です。しかし、「Yufuin Yumeji Arts & Crafts Museum」とポスターでは表記しています。他の印刷物も、それで統一しています。
 竹久夢二に詳しい方なら、これだけでピンとくるかもしれません。夢二が大きな影響を受けたモダンデザインの父、ウィリアム・モリスが提唱した「アーツ・アンド・クラフツ」を取り入れているのです。
 夢二の「手による産業美術」構想は、まさにモリスの「アーツ・アンド・クラフツ」を受け継いだものだと言えます。そのことを館の名称にどうしても取り入れたかったのです。
posted by 坂本竜男 at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館

2019年04月14日

プレオープン告知印刷物のデザイン決定!

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 湯布院 夢二工芸館プレオープンを告知するポスターやDMのデザインが決定し、休み明けには仕上がってくる予定。
 急遽決まったプレオープンなので、かなりバタバタと作り上げましたが、それでも告知には遅すぎるタイミング。その遅れを取り戻すべくアピールしていきます。
posted by 坂本竜男 at 23:24| Comment(4) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館

2019年04月12日

最初の企画は…

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 湯布院 夢二工芸館のプレオープンは4月27日、オープンは6月1日を予定している。夢二工芸館は、1階が工芸館。いわゆるミュージアムショップにカフェが併設される。2階はギャラリー。企画展を随時行っていく予定だ。
 6月1日のオープンと同時にスタートする企画展は、やはり夢二。夢二工芸館の最初を飾る展示なので、夢二を初めて観る方にとってもわかりやすく、それでいて工芸館ならではの展示にしたい。やはりアーツ・アンド・クラフツが大きなテーマになりそうだ。さて、どう展開しようか…?
posted by 坂本竜男 at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館

2019年04月10日

雨の湯布院

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 今日も朝から湯布院。しっとりした雨が降る湯布院も、風情があっていいものです。
 今日、夢二工芸館で最初に打ち出すデザインが決まります。ワクワクしますね。そんなときは雨でも心地いいものですね。
posted by 坂本竜男 at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館

2019年04月09日

湯布院 夢二工芸館 Instagramアカウントができました

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 湯布院 夢二工芸館 Instagramアカウントができました。
 アカウントは「yufuin_yumeji_kougeikan」です。
 今後、Instagramからも発信をしていきます。よろしくお願いします。
posted by 坂本竜男 at 22:57| Comment(323) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館

2019年04月03日

湯布院 夢二工芸館、もうすぐ始動

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 以前からちょこちょこブログに書いていた湯布院のプロジェクトは、湯布院 夢二工芸館。金鱗湖から徒歩5分の立地にあるモダンな建物が、夢二工芸館としてスタートする。僕はそのお手伝いをさせていただいているのだ。
 なぜ湯布院なのか?なぜ夢二なのか?なぜ工芸なのか?これは、夢二がずっと提唱し続けていた「手による産業美術」の意思を現代・未来につなぐ大きな意味がある。
 やっと改装工事がスタートしたところだ。カタチが出来始めたら、改めてご紹介します。
posted by 坂本竜男 at 19:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ゆふいん 夢二工芸館
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