2025年04月08日

ヘッドホンの魅力

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 最近、ヘッドホンで聴く音楽が楽しい。最初はまるで脳内で音楽が鳴っているような感じに違和感を感じていたが、慣れてくるとヘッドホンならではの良さに気づいてくる。スピーカーでは気づかなかった音に驚くし、スピーカーではそこまで感じ入れなかったアルバムがすごく良かったりと、新しい発見の連続なのである。これはAKG K240 STUDIOとSENNHEISER HD599SEを導入したからなのは間違いない。
 ヘッドホンはスピーカーと比べると聴く環境の影響をほとんど受けない。しかも、スピーカーと比べるとはるかに低価格かつ高音質で音楽が楽しめる。このことはずっと前から分かってはいたことだが、実際にその良さを体感できたのはつい最近の話。実にもったいないことだった。
 ヘッドホンには十分にお金をかける価値があるし、その費用対効果はオーディオ機器の中でもいちばん高いのかもしれない。しかも置き場所をあまり取らない。ただ、それゆえに色々なヘッドホンが欲しくなるし、オーディオ機器の中では比較的買い足しやすい。これは良いことなのか、悪いことなのか…。
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2025年03月27日

CDを手放した後悔

 最近、レコードをほとんど聴いていない。聴いているのはもっぱらCDである。
 今年になって、スピーカーのセッティングの見直しやグライコの導入で、我が家のオーディオもかなり音が良くなったのだが、その音が良くなる度合いがCDの方が大きかったのが大きなきっかけである。しかも、CDしか持っていない音源に改めてハマりだしており、レコードの出番がない状態なのだ。
 ここにきて改めてCDの良さを感じているのだが、同時に以前大量にCDを手放したことを後悔もしている。CDしか持っていない音源は手放してはいないのだが、おそらくCDの方が音質的にも楽しめると思われるものが、処分した中にかなりありそうなのだ。CDはオワコンではなかったのである。
 と言うわけで、今更だが手放したCDでどうしても欲しいものを再び購入しようと考えている。そして、レコードを買おうと思っていたものや、サブスクでしか聴けてないものも購入対象になり始めている。
 本当はモノを減らしたかったはずなのに…。
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2025年03月13日

AKG K240 STUDIOを改めて聴き直す

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 Amazon スマイルSaleで購入したSENNHEISER HD 599 SEが想像以上に良くて、「もうこれだけで良いかも」「AKGは手放しても良いかも」なんて思うようになってきた。そこで、改めてAKG K240 STUDIOを聴いてみることにした。
 結果を先に言うと「AKGはAKGで良い」という結論になる。ようはHD 599 SEが想定した以上に良くても、K240 STUDIOの存在価値はちゃんとあると言うことである。
 具体的には、K240 STUDIOの方が音が程よくシャープである。HD 599 SEの方がやわらかくてエッジが丸い。K240 STUDIOは安価でもモニターヘッドホンだけあって、音の分離が良い。そして楽器の日ちつ一つが聴き取りやすい。HD 599 SEはその点はまさにリスニング向け。なめらかに音が融合する気持ちよさがある。この点は、聴く音楽や求める音によって、どちらが良いかは変わる。気分でも変わる。要は両方持っていた方が、より音楽を楽しめると言うことだ。
 ここで改めて驚かされるのは、K240 STUDIOのコスパである。購入価格はHD 599 SEの半値。定価ベースだったらもっとパーセンテージは低い。それなのに、クォリティで大きく劣る印象はないのである。極論を言えば、好みで選んでいい範囲だ。やはり最初の本格的なヘッドホンとしてふさわしい製品だったと言える。
 一つ気になったのは装着感の差。K240 STUDIOは決して装着感が悪いヘッドホンではないが、HD 599 SEは僕にとってあまりにもぴったりくる装着感を持っていた。縦長の楕円のイヤーパッドがしっかりと耳にマッチするし、ベロア素材なのもまた良い。K240 STUDIOのイヤーパッドはほぼ円形。だから横は必要以上に広く、縦が少し足りない印象がある。それに素材が合皮というのもマイナスだ。しかし、純正でベロア素材のイヤーパッドが売っているし、評判が良いサードパーティ製もある。そのうち、変えてみるかな。
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2025年03月12日

これからの僕のオーディオの課題

 今年はスピーカースタンドを新調し、セッティングを見直し、グライコを導入して、我が家のオーディオもかなり納得できる音質になってきた。大音量(といってもそんなに大きくはないが)はもちろん、小音量でもしっかり楽しめる音になってきた。もう、アガリにしてもいいかなと思うくらいだ。
 ただ、CDとレコードの音質の差がさらに大きくなってしまった。今年になってCDもレコードも確実に音は良くなっているのだが、その度合いはCDの方がはるかに大きいのである。これはある程度はわかっていたことではある。しかし、あまりに差が広がりすぎるとちょっと具合が悪い。というのも、最近はCDと比べてレコードを聴く時間が圧倒的に減っているのだ。これはよろしくない。
 かといってアナログにお金をかけすぎるのはもっと良くない。なぜなら、かけた分だけ音が良くなるわけではないからだ。アナログの音質アップは決して効率が良くない。それに、物理的に決してCDを超えることはない。だから、音質向上とはちょっと違うベクトルの、音楽を聴くことが楽しくなるための工夫が必要なのである。
 では、レコードでこそ得ることができる楽しさとはなんなのだろうか?そして、ターンテーブルにレコードをセットして針を下ろすという儀式的な行為や、アルバムジャケットの大きさ以外に、なにがあるのだろうか?そして、デジタルとは違う魅力を音という観点で見出すことはできるのだろうか?これが、これからの僕のオーディオの大きな課題なのかもしれない。
posted by 坂本竜男 at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2025年03月11日

dbx 215sは小音量時にも有効

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 グラフィックイコライザーdbx 215sの導入は大成功だった。HS5の弱点でもある低域の弱さを見事にカバーできている。といっても所詮5インチウーファーの2ウェイだから再現できる低域には限りがあるが、ソフトによっては部屋の壁がビリつくくらいの重低音はしっかり出ている。低音に関しては別ものになったといってもいいくらいだ。
 これはCD、レコードどちらにも有効だが、CDの方が特に効果が高い。CDの方が記録されている帯域が広いのだろう。だから、レコードを聴くときは215sのRANGEボタンを押している。これは最大12dB周波数をブーストできるもので、レコードの再生には有効だと感じている。だが、もっとも効果的なのは小音量時だ。小音量でも低域がやせないので音楽のダイナミズムを感じることができる。つまり音楽が楽しいのだ。おかげで夜もスピーカーで音楽を楽しめるようになった。これは賃貸に住んでる人間としては、とても嬉しいことだ。
 しかし、夜遅くに音量を上げて音楽を聴きたくなる時もある。そんなときのためにヘッドホンを買ったのだが、メインのオーディオシステムにはヘッドホンを繋げれない。現時点ではPCのみである。そろそろヘッドホンアンプを買わないといけないなぁ。
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2025年03月08日

Sennheiser HD 599 SE ファーストインプレッション

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 昨夜届いたSennheiser HD 599 SE。早速、朝から試聴してみた。接続はM1 MacBook Air → Topping DX1 → Sennheiser HD 599 SE。音源はSpotifyである。AKG K240 STUDIOと比較してどうちがうのだろうか?
 一聴して感じるのは、同じボリューム位置だとK240 STUDIOより音圧が上がることである。鳴らしやすいヘッドホンだ。そして、音に厚みがある。より密度が高く立体感を感じる。解像度は何気に高いのだが、それが出過ぎてない。柔らかくややマイルドではあるのだが、音の実在感がとてもあるし、実はアタック感やスピード感もある。音楽のダイナミズムもしっかり感じて心地よい。音場の広さはK240 STUDIOりやや広い程度。しかし、開放型だけあって抜けが良くて気持ちが良い。予想外だったのが低域。想定以上に豊かでふくよか。しかもフワッとした感じではなく芯のある低音なのだ。そっれもあってか、K240 STUDIO以上に音楽ジャンルを選ばないように感じる。そして、音楽を楽しく聴かせるという点では、K240 STUDIOより優れている。これはモニターヘッドホンではなくリスニングヘッドホンという位置付けだからだろう。正直、マニア出なければこれでアガリにしても良いようなクォリティだ。長年、評価が高いのも頷ける。
 実は実際に聴くまでは、色々なレビューを読んで、もっとソフトでマイルドな音かと思っていた。しかし、それは良い意味で裏切られた。HD 599 SEは、素晴らしく良いヘッドホンである。音楽ファンにとって良い相棒になってくれる存在だ。
 
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2025年03月07日

Sennheiser HD 599 SEを導入

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 ちょっと悩んだけど、Amazonのセール対象だったのでSennheiser HD 599 SEを注文。今日の夜に届いた。
 ネットでもかなりあがっているように、簡素なパッケージで送られてきた。開封と試聴は明日だな。
posted by 坂本竜男 at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2025年03月06日

もう、サブウーファーは必要ない?

 新たに導入したグラフィックイコライザー dbx 215sだが、ピュアオーディオにおいてもグライコが有用であることを再認識している。低域を持ち上げてあげることで、それまで感じれなかった低温感が明らかに増し、音楽の充実度を高めている。その結果、小音量でも音痩せが小さくなったのも大きい。小音量でも音楽がより楽しくなった。もう、サブウーファーの導入は必要ないかも、と思ってしまうくらいだ。

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 ちなみに現状の設定が上記写真。低域だけでなく、中低域も少し持ち上げている。10kHzを少し持ち上げてるのは、メーカー発表の周波数特性で少し落ちていたから。聴感上は効果はあまりわからない。
 で、215sがあれば本当にサブウーファーは必要ないのか?そう聞かれたら「ノー」と言いたい。グライコでの低域増強は、スピーカーに無理をさせているということでもある。サブウーファーを繋げれば、低域の再生はサブウーファーに完全に任せることができる。これは低域だけでなく、全帯域の音質向上につながるはずだ。
 それならサブーファーを導入したらグライコの必要性は無くなるのではないか?確かにHS5に対してはそうかもしれない。純正のサブウーファーHS8Sのレベル調整とクロスオーバーの設定で、かなり理想には近づけれるはずだ。HS8Sを導入してからも215sを使うとすれば、クロスオーバーは80Hz。そして、1kHz付近と比べてレベルが少し低い100〜500Hzを持ち上げるくらいだろうか。でも、その程度の使い方ならなくても良いかもしれない。
 215sは、HS8Sを導入するまでの繋ぎにすぎないのだろうか。いや、決してそんなことはない。今考えているのは、ヘッドホン用に使うということである。
 近々、メインのオーディオシステムにもヘッドホンアンプを導入する予定なのだが、ESI MoCoは2系統の出力があるので1つ空きがある。MoCoとヘッドホンアンプの間に接続すればヘッドホンの音をイコライジングできる。AKG K240 STUDIOはセミオープンタイプなので、密閉型と比べてどうしても低域が弱い。そこを215sで強化したいと思っているのである。
 そう言いつつも、まだまだ部屋の整理ができておらず、サブウーファーの置き場が確保できていない。音質の問題があるから、場所を作ればいいというだけではないのが頭が痛いところだ。
 というわけで215sは、HS5においてもまだまだ欠かせない存在でなのである。
posted by 坂本竜男 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2025年03月04日

Sennheiser HD 599 SEは、僕にとって買う価値があるのか?


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 今日でAmazon スマイルSaleが終わる。そう。以前から気になっている開放型ヘッドホン、Sennheiser HD 599 SEがいつものごとく、52%オフと大幅に安くなっているのだ。
 欲しい理由が安くなっているからだけなら、買わない方がいいともいう。そういう意味では買ってはいけないのだろう。しかし、安さだけでなければ検討する価値は大いにあるというものだ。AKG K240 STUDIOを持っていて、さらにSennheiser HD 599 SEが必要となる明確な理由が果たしてあるのだろうか。
 K240 STUDIOは6〜7,000円で購入できるとはいえ、位置付けはモニターヘッドホンである。一方、HD 599 SEは52%オフでも13,980円。価格は大幅割引価格でもK240 STUDIOの倍である。しかし、モニターヘッドホンではない。メーカーとしては、リスニング用という位置付けである。これをどう見るか?本来なら手間と時間をかけてでも試聴すべきなのだが、今はそんな時間はない。
 ネット上にある様々なレビューを読む限り、音の解像度や音場の広さなどは人によって感じ方の差があるものの、HD 599 SEの方がリスニング向けの音であることは間違いないようだ。それならば、聴く音楽や使用用途によって使い分けることができるし、録音が良くないソフトについては有効かもしれない。それならば導入する価値は十分にある。でも、気に入らなくてお蔵入りする可能性もある。自分の経験値が少ないことが悔やまれる。
 今のところ、Sennheiser HD 599 SEは僕にとって買う価値がある製品だと思っているので、注文する予定ではあるのだが……。
posted by 坂本竜男 at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2025年03月02日

丸一日以上、dbx 215sを使ってみて

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 昨日から丸一日以上、dbx 215sを接続して色々と聴いている。主に100Hz以下の低域のレベルを上げているわけだが、HS5の定位の良さや中高域の軽やかさとキレの良さはそのままに、グッと重心が下がり存在感のある低音がで始めた。今までフワッとしか聴こえてこなかったバスドラの低音が、深く沈み込む低音になり始めたのだ。もちろん、HS5の再生限界があるから30Hz以下の超低域が出ているわけではない。しかし、それの少し上の帯域が存在感が出てきているように感じる。とくに超低域が録音されているような盤は、超低域そのものは難しいものの、それらしさを感じる空気感は結構出ていて、思わず「オッ」と唸ってしまうほどだ。
 これはCD、レコード共に感じられた効果だが、意外にもCDの方がより効果が高かった。今回、色々聴いたレコードに関しては、215sでレベルを上げた低域があまり録音されていなかったのかもしれない。
 今回、運良く程度の良い中古品を良心的な価格で手に入れることが出来たわけだが、新品で購入してもサウンドハウスで2万4千円ほどである。この効果を考えると、とても安いと感じる。グライコの積極的な活用は、ピュアオーディオにもとても有効でコスパも高いと言って良さそうだ。
posted by 坂本竜男 at 18:54| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2025年02月28日

ヘッドホンに対する認識が大きく変わったのは良いけれど

 もともとヘッドホンはあまり好きではなかったのに、AKG K240STUDIOを導入して以来、ヘッドホンに対する意識が大きく変わってしまっている。音が良いのに加え、しっかりと抜けが良くてこもった感じがない。装着感も良くて長時間の使用も苦にならない。初めてのセミオープンタイプのヘッドホンだったのだが、これがとても具合が良いのである。
 僕はヘッドホンの経験値が極めて少ないこともあって、ヘッドホンに対する認識が大きく変わったのは間違いない。今までヘッドホンを軽視していたのだが、それが間違っていたことを痛感したのだ。
 で、何が言いたいかというと、他のヘッドホンも聴いてみたい、もっと言えば欲しい!という思いが日に日に強くなっているのである。
 そんなときにAmazonスマイルSaleが始まった。Amazonでセール時に大幅に安くなる、定評のあるモデルがやっぱり安くなっている。そう、Sennheiser HD 599 SEである。実は、このところ気になって調べまくっている製品の一つだ。でも、どうせ買うのならもっと違った方向性のヘッドホンが良いのでは…という思いもあるし、この価格なら買ってしまっても良いのではという思いもある。なにせ、ヘッドホンは複数持っていてもそんなに場所は取らないのだから。
 今回のAmazonスマイルSale期間中は、大いに悩みそうだ。
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2025年02月27日

グラフィックイコライザーを検討する

 ピュアオーディの世界には、多くの人がタブー視しているものがいくつかある。サブウーファーをよく思っていない人がある程度いるし、トーンコントロールよりもソースダイレクトが良いと信じている人も多い。ましてやグラフィックイコライザーによるイコライジングなんてもってのほかだ。
 しかし、音楽のプロが仕事で使うモニタースピーカーではDSP内蔵のものが主流になりつつある。DSPによる音場補正をするのが当たり前になってきているのである。部屋(スタジオ)や制作する音楽など様々だから、これはとても理にかなっていると言える。
 このプロオーディオの考え方は、一般のオーディオにももっと積極的に取り入れた方が良い。と言っても、HS5にはDSPは搭載されていない。そこで、導入したら良いのではと思っているのがグラフィックイコライザーである。
 ピュアオーディオの世界ではグラフィックイコライザーは邪道だと考えている人が多い。余計なものを入れると音が悪くなると主張する人も多いし、ソースの音をいじるのに抵抗がある人も多い。しかし、正しく使えばとても効果的に音をよくすることができるはずである。
 僕のシステムでは、YAMAHA HS5とESI MoCoの間に接続すれば、レコードもCDもBluetoothもグラフィックイコライザーの恩恵を受けることができる。では、どんな機器が存在するのか調べていると、とても安価なのに評判の良い製品があった。


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 Behringer FBQ1502HDである。価格はわずか15,000円ほど。評判もなかなか良い。使い方も難しくなさそう。15バンドだが、僕が使うには十分だろう。
 これならすぐに導入できる!と思っていたら、違う展開に……。(つづく)
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2025年02月24日

AKG K240 STUDIOをリケーブルする

 AKG K240 STUDIOのケーブルは脱着式である。多くの人がリケーブルをしているが、僕もリケーブルしてみることにした。これは音質向上のためというより、純正が3mと長くて邪魔になるので短くしたかったのである。

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 早速、ヤフオクの高評価の出品者さんから購入。ケーブルはMOGAMI 3080、XLRコネクタはuxcell ミニ3ピンXLR メス コネクタ、3.5mmoコネクターはREAN NYS231G 3.5mmステレオミニである。長さは1m。デスクトップで使うにはちょうど良い長さだ。

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 早速、リケーブルしてみる。長さがちょうど良くて収まりが良い。ケーブルがやわらかくて取り回しが良いのも良い。
 そして試聴してみる。まず、音の粒立ちがとても良い。エッジが強調されるというより、一つ一つの音の立体感が増すイメージだ。純正に比べてわずかに重心が下がり、音に厚みが出るが、劇的な変化という感じではない。あくまでもナチュラルにクセなく良くなる感じだ。まさにMOGAMIらしい音と言える。純正よりも好みの音だ。
 今回のリケーブルは大成功だった。ケーブルが短くなっただけでも扱いやすくて良いのだが、音自体もクセがなくてとても良い。価格はとても良心的で安かったのに満足度は高い。本来、こういうのが良いんだよね。
posted by 坂本竜男 at 15:30| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2025年02月21日

TOPPING DX1+ AKG K240 STUDIOレビュー

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 TOPPING DX1 + AKG K240 STUDIOの組み合わせは、なかなかの音質で音楽も映画も楽しい。とくに映画が楽しいのが想定外だった。
 音楽を聴くときは、スピーカーと比べて音が近い。どうしても頭の周りで音が鳴っている感じがするのだが、映画の場合はちゃんと画面に定位する(ように感じる)。これは視覚に聴覚が引っ張られる……つまり、視覚により脳が錯覚を起こすためだと思われる。
 一方、音楽鑑賞の場合、音質そのものはかなり良い。だが、頭の付近で音が鳴る感じはPC直差しのときとほぼ変わらない。弱いと思っていた低音もしっかりし出したし、より細かな音が聞こえてくるし、解像度が上がっているのにこれ見よがしな感じがないのは素晴らしい。だが、音場の広さや音の聴こえ方だけはあまり変わらないのだ。これはDX1の問題ではなく、K240 STUDIOの問題なのだろう。
 おそらく、リケーブルしてもイヤーパッドを交換しても、この点は変わらない可能性が高い。スピーカーの聴こえ方に近いものを求めるのであれば、他のヘッドホンを探すしかないようだ。しかしそれを除けば、この組み合わせはかなりのモノだ。モニター的かと思いきや思いのほか音楽的で音楽が楽しい。そして、まだまだ伸び代を感じさせる。ヴォーカルや生楽器は素晴らしく良いので、この長所をより活かす使いこなしをしていきたい。
posted by 坂本竜男 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2025年02月20日

TOPPING DX1を導入

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 USB-DAC内蔵ヘッドホンアンプはTOPPING DX1に決定。実は一昨日前に注文し、今日届いた。
 
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 サイズや重量のスペックは頭に入ってはいたが、それでも思った以上に小さい。手のひらサイズだ。1万円台の製品なので高級感があるわけではないが、作りはしっかりしており安っぽさはない。
 Macに付属のケーブルでUSBに接続し、システム設定の「サウンド」の「出力」でDX1を選択すると普通に使える。
 いま、Spotifyで色々と聴いているところだが、直刺しと比べて情報量が多く、音に厚みや立体感がある。解像度も上がるが、それゆえに音のエッジが強調される感じはない。かなり良い具合だ。この価格でこの音質なら間違いなく「買い」だ。
 ひとまず、今日はSpotifyだけでなく、いろいろと聴いてみることにしよう。Amazon Primeも良さそうだな。
posted by 坂本竜男 at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2025年02月18日

外出が減ったのは…

 今年になって、外出が大幅に減っている。家の事情や長く居座った大寒波など様々な要因はあったが、一番はオーディオが楽しくなってきたからのような気がしている。
 機材はヘッドホンを買ったくらいで、ほかは買い替えも買い増しもしていない。変わったのはスピーカースタンドとセッティングくらいなのだが、これが思いのほか良い結果をもたらしてくれていて、音楽を聴くのがとても楽しいのである。だから、時間があるときはついつい自宅で音楽を聴いてしまうのだ。
 しかし、オーディオが充実するのは良いのだが、あまりにも外出が減るのはよろしくない。人と会うことも写真を撮る機会も大幅に減るからだ。
 ということは、夜に音楽を楽しめるようにヘッドホンに力を入れ始めたのは正しい………のかな?
posted by 坂本竜男 at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2025年02月16日

AKG K240 STUDIO導入から半月

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 AKG K240 STUDIOを導入して半月が過ぎた。最初「こんなもの?」という感はあったものの、それはヘッドホン自体に慣れてなかったところから来る部分が多分にあった。しかし、だいぶヘッドホン自体に馴染んできた今、素直な感想を言えば、1万円を大きく切る価格とは思えない音質で大いに気に入っている。
 ヘッドホンにありがちな圧迫感や閉塞感、そして音が籠ることもなく、抜けの良い気持ちの良い音を聴かせてくれる。解像度は高く、細かな音もよく捉えている。それでいて、意外に分析的な感じはあまりしない。低音は軽めでやや少なめだが、そこまで気にならない。むしろ重々しくないのが良いと思う。基本的にはバランスがとても良いように感じる。モニターヘッドホンらしさは十分にあるが、リスニングにも向いているヘッドホンではないだろうか。
 装着感もとても良い。もともと軽量ではあるが、装着感が良いので重さを感じることはない。長時間の使用も全く問題がなかった。イヤーパッドが合皮製なので、これをベロア製に変更すればさらに装着感は良くなりそうだ。
 気になるのは、頭の周辺で音が鳴っている感がどうしてもすること。できればスピーカーで聴くときのように前方から音が聞こえて欲しい。でも、これはヘッドホンの宿命で仕方がないかと思いきや、どうもそういうわけではないらしい。スピーカーの鳴り方に近いヘッドホンも存在するようだ。これは大いに気になるところだが、我が家のK240 STUDIOもまだまだ発展している途中。伸び代は十分に感じている。おそらくヘッドホンアンプの導入で、また驚かせてくれるに違いない。
 
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2025年02月15日

思っているよりも低音が出る?

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 スピーカースタンド K&M 26772を導入してちょうど一ヶ月。HS5の音が間違いなくグレードアップしていて驚いている。空間が圧倒的に広くなり、音がさらに伸びやかになった。そして、前より低音が出るようになった。
 HS5のウィークポイントとして多くの人があげるのが低音である。量も少ないし、他の5インチクラスと比べても下の帯域が足りないというのはレビューでよく見かける。それには僕も同意するのだが、それが少し変わったように感じるのである。
 超低域が入ったミノ・シネルのファーストアルバムを聴いてみると、えげつない超低域の片鱗を感じるのである。これは以前には感じれなかったものだ。もちろん、低音の量自体はそんなに多くはない。でも、それは大きな問題ではないと思っている。超低域が入っていることを感じれることが大事なのである。おそらく、倍音の再生ができているのではないかと想像する。
 これでサブウーファーHS8Sを足せば、もっと下の低域がしっかり再生できるだろう。ただ、HS8Sの導入を急がなくても、十分に楽しめるくらいに低音は出ている。HS5のポテンシャルは思っている以上に高いのかもしれない。
posted by 坂本竜男 at 19:40| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2025年02月10日

PC用ヘッドホンアンプ再考

 導入したばかりのヘッドホン AKG K240 STUDIOをより良い音で楽しむために、ひとまず安価なケーブルDAC(2,000円程度)を試してみようと思っていたが、いまだPCの3.5mmジャックに直差しで聴いている。
 安価なケーブルDACでも間違いなく音は変わるだろうが、どのレベルで満足するかは人それぞれ。結局、安価なケーブルDACを導入してないのは、安物買いの銭失いになりそうな気がしたからだ。では、どのくらいお金をかければいいのだろうか。
 PC用のヘッドホンアンプはDAC内蔵が必須。据置でもドングルDACでもどちらでも良い。ただ、予算を少し上げると据置の方が電源や筐体の点などで有利かもしれない。そこで、1万円台の据置型USB-DAC付ヘッドホンアンプで気になったものをあげてみると…

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 SMSL DS100
 DACチップはCirrus Logic社 CS43131を搭載。Amazonで12,500円。

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 TOPPING DX1
 DACチップは旭化成AK4493Sを搭載。Amazonで13,800円。

 有力なのはこの2モデルあたりだろうか。どちらも中国メーカーの中では音質と品質に定評があり、使用しているDACチップもこの価格帯では良いものが使われている。メーカーに対する個人的な信頼度の高さはSMSLだが、使用しているDACチップなどを考えるとTOPPINGの方が惹かれる。どちらにしても、ある程度しっかりした音質向上は期待できるはずだ。
 いま、この2つの製品の情報を漁っているところだが、どちらもRCA出力を備えているのが悩ましいところ。つまり、PC用のスピーカーをグレードアップするのにも適しているのだ。みんな、そうやって機器が増えていくんだろうなぁ。
posted by 坂本竜男 at 17:01| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2025年01月31日

AKG K240 STUDIO導入から一日経って

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 昨日から使い出したAKG K240 STUDIOがなかなか具合が良い。まず、長時間聴き続けても疲れにくい。これはセミオープンタイプで音がこもりにくいことと、装着感の良さが関係しているのだろう。
 そして、音質もヘッドフォンジャック出力にしては十分に良い。解像感はしっかりあるものの、それが出過ぎてないので音楽に没頭できる感じなのだ。抜けが良い音なのも好み。低域が弱いと言うレビューはよく目にするが、僕にとってはこれくらいでも十分。音場感は思ったほどではないが、これはヘッドフォンアンプなどの導入で変わる可能性大。現時点では大きな不満はなく、とても気に入っている。
 次の段階はヘッドフォンアンプの導入だが、使うのは現時点ではPCの方が多いので、それに関しては安価なケーブルDACで十分と思っている。これはデスクトップをスッキリさせる意味もある。ちなみにオーディオ用はまだ後にする予定。
 ちょうど今日からAmazonのSmileセールが始まり、気になっていた製品が安くなっている。例のFosi Audioのヘッドフォンアンプもさらに安くなっている。誘惑に負けず、初心を貫き通せるか。ここが正念場(?)だ。
posted by 坂本竜男 at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ
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