2020年07月11日

iFI Audio iPhono2

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 フォノイコライザーは複数のイコライザーカーブに対応しているモデルがいいなぁ〜と思うようになったが、残念ながらそういった製品の大半は高額だ。そんな中、低価格で4種類のイコライザーカーブに対応している製品がある合研ラボは、とても貴重な存在である。
 僕が導入するなら合研ラボと思っていたが、現在、複数のイコライザーカーブに対応しているモデルはMC対応モデルしかない。相談したらMM/MC対応モデルも作ってくれそうだが、まだその前の前という段階なので問い合わせまではしていない。
 そんなときに知った、興味深いフォノイコがある。iFI Audio iPhono2である。MM/MC対応モデル。36dBから72dBに及ぶ超広大なゲインに対応。6種類のイコライザーカーブにも対応している。ほかにも、ダイナミックレンジが106db、SN比85dbと、高いスペックを誇る。
 価格は実売8万円前後。合研ラボと比べると倍以上だが、一般的に考えるとこのスペックではかなり安いと言える。
 とは言え、僕が候補にしているプレーヤーと同じような価格になるわけで、ちょっと考えてしまう。だが、この価格では考えられないようなスペックを持つことは事実。アナログは特に悩ましい。
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2020年06月30日

イコライザーカーブについて

 レコードの再生で無視できないものの一つとして、イコライザーカーブがある。これは、レコードの物理的特性による問題を解決するために生まれたものである。具体的には、詳しく解説されたサイトや書籍を参照していただきたいが、レコード盤に溝を刻む時にかけるイコライゼーションである。
 しかしそのレコードを再生するときは、刻む時にかけられたイコライゼーションと逆のイコライジングをする必要がある。ここにフォノイコライザーの役割の一つがあるわけである。
 このイコライザーカーブは、昔はレコード会社ごとに違っていた。しかし、1953年に米RIAA(Recording Industry Association of America=アメリカレコード協会)によって標準規格として制定されたRIAAに統一された。
 だが、それは表向きで、1953年以降もしばらくの間は独自のイコライザーカーブを使っている会社がいくつもあった。そして、1953年以前のレコードは当然、会社ごとにイコライザーカーブは違う。それらを正しく再生するためには、それぞれに合ったイコライザーカーブで再生する必要があるのだ。
 僕もイコライザーカーブのことは知っていた。しかし、見て見ぬ振りをしていた。僕が面倒くさがりなこともあるし、複数のイコライザーカーブで再生できるフォノイコが高価なこともある。
 だが、音が悪いと思っていたレコードが、実はイコライザーカーブが合ってなかっただけだった、というのはマニアの方たちの中では割と耳にする話ではある。それに、僕の所有するレコードには、RIAAではなく違うイコライザーカーブが合うのは間違いないと思われるレコードも多々ある。そして、合研ラボの安価かつ評価の高いイコライザーカーブが選べるフォノイコの存在を知ったこと。もうイコライザーカーブのことを無視できなくなってしまった。
 しかも、ちょうどアナログプレーヤーを新調しようとしている最中である。一度には難しいから、段階的にはなるが、音質はもちろん、音楽をより楽しめるアナログシステムを構築していきたい。
posted by 坂本竜男 at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2020年06月29日

デジタル針圧計が出てきた

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 部屋の押し入れを整理していたら、ずいぶん前に買ったデジタル針圧計が出てきた。
 製品名は、POLE☆STAR PS-ST15。0.01g単位まで計れる優れものだ。そう言えば、当時、この精度で一番安かったのがこの製品だったっけ。安かったとは言え、それでも1万円以上はしたはずだ。
 この針圧計、現在電池切れの状態だ。これが出てきたということは、そろそろ次のプレーヤーに行けということか?とりあえず、電池は買っておこうかな。
posted by 坂本竜男 at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2020年06月27日

このくらいでいいや

 毎日ヒマさえあれば、新しいアナログプレーヤーのことを考えている。
 将来の多少のアップグレードも踏まえて、レガPlanar 3とオーディオテクニカAT-LP7の2モデルに絞ってはいるが、どちらも更なるオーディオ沼にハマる可能性を秘めている。しかも、かなり高い確率で。
 沼にハマると、使いこなしやアップグレードにお金と時間と労力を費やすことになる。しかも、かなり。そして、それに疲れ、オーディオが楽しくなくなり、家で音楽を聴くことからも離れてしまう。今までがそうだった。
 しかし、そうはなりたくない。それなら「このくらいでいいや」と思えるところで留めておくのがいい。上記の2モデルは、最初は「このくらいでいいや」と思えるものだと思っていた。だが、これだけ悩んでいると、その範疇を超えている可能性が高いのではないか。そういう気もしている。なぜなら、2つともかなり伸びしろが感じられるからだ。

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 そこで、ふと思ったのがレガPlanar 1の存在だ。作りと性能は良いと思えるトーンアームも、調整の幅が狭いので使えるカートリッジがかなり限られてしまう。プラッターもケーブルもほどほどだ。上記2モデルと比べて伸びしろは小さく感じられる。これは欠点にも見えるが、購入後にあまりいじりたくない人にとっては欠点ではない。
 これに安価ながら評判のいいフォノイコ ART DJ PRE IIを組み合わせれば、トータル4万円程度でそこそこのアナログシステムが組めてしまう。Planar 3と比べると、組み合わせるフォノイコにもよるが1/3以下。AT-LP7と比べても約1/2である。これこそ「このくらいでいいや」と思えるセットではないか?
 さて、実際はどうなのだろう?もちろんこの組み合わせで聴いたことはない。ただ、海外ではこの組み合わせでレコードを楽しんでいる人はいるようだ。実際に聴けたらいいのだが、この組み合わせで聴けるお店なんて多分ないよなぁ。
posted by 坂本竜男 at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2020年06月26日

アナログプレーヤー 今と昔

 アナログプレーヤー選びで引っかかっているのは、10万円という予算枠である。実際、これ以上出すつもりはないのだが、今の時代にこの予算はあまりに少ないのではないかという思いは少なからずある。
 1970〜80年代のアナログ全盛期なら、10万円でかなり高性能なモデルが存在した。当時はCDすらないし、オーディオも盛り上がっていたから生産数そのものが桁が違う。そして当然物価も違う。今、いちから作ったら2〜3倍くらいの価格では済まないと思われる製品も多い。だから、10万円しか予算がないのであれば、昔の名機を中古で買った方がはるかにクォリティが高いと主張する方も少なくない。僕自身、80年代のオーディオを体験しているだけに、この主張は一理も二理もあると感じる。
 では、今の10万円クラスの製品は買う価値がないのだろうか?数十年の年月分の進歩はないのだろうか?
 今はハイエンドになればなるほど、高解像度を求める方向性が強くなっているように感じるが、これ自体はクォリティとはまた別の問題だ。今と昔では、オーディオの最大の課題の一つである振動の処理に対する考え方が違っているように思う。
 では、具体的にどう違うのだろうか?
 ベテランのオーディオマニアに人たちは、オーディオ機器は重い方が良いと考えている人が多かった。オーディオにとって大敵の振動を、重さで抑え込むという考え方である。
 一方、今は少し違う。重厚長大なものは溜め込む振動エネルギーも大きく、揺れにくい半面、揺れだしたら止まりにくい。そこで、重量で抑え込むよりも、振動エネルギーを逃しやすい、あるいは影響を受けにくい構造を追求する方向性があると思う。レガのプレーヤーはまさにその代表的な例だ。
 昔の国産メーカーは上級モデルになればなるほど大げさなくらい、大きく重い製品が少なくなかった。もちろん、今もそういった製品は少なからずある。しかし、今は上級モデルなのに驚くくらいコンパクトで軽量級のモデルも多々ある。昔では考えにくかったことだ。
 それを考えると、レガやリンは先見性の高いメーカーだと言える。日本のメーカーは小さなところに面白いメーカーが存在する。だが、アナログプレーヤーは開発にコストがかかるのか、小さな日本のメーカーで面白い製品を出しているところを僕は知らない。大手は国内では比較的無難にまとめている印象がある。今までの積み重ねもあるから、品質そのものは落ちてないと思う。しかし、生産量の桁が違うから、今は明らかにコスパが悪い。そんな中、オーディオテクニカは、今までの積み重ねをうまく生かしながらさりげなく新しいもの(考え)を取り入れているようにも見え、実はダークホース的な存在ではないかと睨んでいる。
posted by 坂本竜男 at 16:56| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

アナログプレーヤー選び 〜使い勝手とカートリッジで考える

 できればポイント還元が終了する前に導入したいと考えているアナログプレーヤー。しかし、レガ Planar 3とオーディオテクニカAT-LP7の2機種に絞ったまでは良かったが、それからが決めきれないでいる。どちらも、それぞれの良さが明確にあるからだ。そこで、今度は使い勝手とカートリッジの観点で二つのプレーヤーを考えてみたい。

 まず、使い勝手。これはユニバーサルアームを採用し、回転数の変更もダイヤルで簡単にできるAT-LP7の圧勝だろう。MMとMCの切り替えが背面のスイッチになるからその点だけはマイナスだが、それ以外は使いにくそうなところは特にない。載せるだけのダストカバーは意見が分かれるところだが、僕はレコードをかけるときはカバーは外してしまうので(その方が音が良い)、ヒンジなしの方が都合がいいのだ。

 そしてカートリッジ。僕はどちらかというと、カートリッジを色々変えて楽しむタイプではない。ぴったりとハマるカートリッジが決まれば、あとはそれをずっと使い続けたい。僕の場合、所有するモノラル盤も極めて少ないので、モノラルカートリッジも(今は)考える必要がないと思っている。では、それぞれのプレーヤーにぴったりハマるカートリッジはなんなのだろうか?
 レガは高感度のストレートアームだから、設計が新しい現代的なカートリッジが合っているように見える。しかし、実際はデノンDL-103を組み合わせている人も多い。レガのアームは高さ調整をする際にはスペーサーが必要になる。その厚みは2mm。レガのカートリッジは背が低いから、多くのカートリッジはスペーサーを1枚もしくは2枚必要としてしまう。ここがやっかいなところだろう。
 高さ調整の必要がないデフォルトの純正カートリッジは、本体に対して弱いという評価も多いので、純正ならもっと上位クラスのものにしたくなる。本来ならMCカートリッジになるだろう。だが、そうなると予算オーバーだ。
 今の所、Planar 3に良さそうなのはスペーサーの必要がないデノンDL-103だ。この組み合わせで使っているユーザーも多い。だが、DL-103は針圧は重め。レガには本当にベストなのかは疑問が残る。正直なところ、まだ決定打はない感じだ。

 一方、AT-LP7もカートリッジの決定打に欠ける。これはレガと逆の理由である。とりあえずはデフォルトのカートリッジを使うことになるが、基本性能が高いのでどのみちカートリッジは変えるだろう。アームの針圧と使えるカートリッジの重量を考えると、DL-103のようなカートリッジは使えないことはないがベストではないと思われる。だが、アームの高さ調整ができるので、カートリッジの高さはあまり気にしなくてもいい。ターンテーブルのモーターの位置から考えると、レガではハムが出やすいGRADOもターゲットになる。レガよりは選択肢が広いのだ。
 AT-LP7の一番の候補はデフォルトのカートリッジの上位モデルだろう。VMカートリッジになるが、同社のMCカートリッジよりも相性が良いという評価もある。MCカートリッジなら、デノンDL-110が最有力だろう。軽量で高出力。設計は古いが、評価は高い。
 AT-LP7はユニバーサルアームだから、カートリッジ交換も比較的容易だ。カートリッジ交換も楽しみのひとつになる。お金はかかってしまうが、趣味としてはアリだ。将来、モノラル盤が増えた時も、対応が簡単なのも良い。
 
 今の所、使い勝手とカートリッジの二つで考えるとAT-LP7の方が優勢だ。日本メーカーという安心感もある。デザインはPlana 3の方が好きなのは変わらないが、だからといってAT-LP7のデザインが嫌いなわけではない。これはこれで、オーソドックスにうまくまとまった良いデザインだと思う。ただ、発展性があるだけにAT-LP7の方がオーディオの沼にハマる危険性は高い気がしている。
posted by 坂本竜男 at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2020年06月25日

ART DJ PRE II

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 低価格で評判のいいフォノイコを調べていたら、合研ラボ以外にも気になるモデルが出てきた。ART DJ PRE IIである。実売はなんと7,000円強。もっと安かった時期もあったようだ。
 もちろん、かなり低価格なので賛否両論あるが、それでもネットでの評価はかなり高い部類に入る。価格も安いし、ちょっと試したくなる製品だが、このARTというメーカーは以前DACで嫌な思い出があるので、ちょっとだけ心配はある。
 とはいえ、ゲインの調整ができたり、サブソニックフィルターがあったり(オンオフが可能)と、この製品ならではの良さがしっかりある。低価格とは言っても決してバカにできない。
 この製品の良し悪しは実際に聴いてみないとわからないが、こういった面白い製品が低価格で存在することが大事だと思う。そういう意味では、この製品の存在意義は間違いなくある。というか、素晴らしいとさえ思う。
 国内で手頃な価格のフォノイコはオーディオテクニカといくつかのガレージメーカーくらいで、ほかは高額製品にシフトしているように見える。商売としてはそれが効率的なのはよくわかるが、面白さには欠けると言わざるを得ない。面白くないと結果的には衰退していくと思うのだが……。
posted by 坂本竜男 at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2020年06月23日

SHURE 針圧計 SFG-2

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 SHUREの針圧計 SFG-2が出てきた。アナログプレーヤーの針圧を計る器具である。
 今や針圧計と言えば、デジタルが当たり前。細かく正確に計れるが、その分高価だ。僕も昔持っていたが、すぐに壊れて使えなくなってしまった。その後もいくつか針圧計を買った記憶があるが、引越しの際にどこかに紛れ込んだらしい。それで部屋をいろいろと探していたら出てきたのが、このSHUREの針圧計である。
 このSHURE SFG-2は、とてもアナログでシンプルな作りながら、それゆえに安価で壊れにくいという特徴がある。それに、今見ると、ひとつのプロダクトとして妙に味わいがあって良いな〜と思わせる趣があるのだ。
 フルオートプレーヤーであるAT-PL300では出番がなかったが(針圧の調整ができない)、新しいアナログプレーヤーを導入した際には、積極的に使っていきたい。
posted by 坂本竜男 at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

海外のレビューについて

 僕が求めるアナログプレーヤーの情報が国内サイトやメディアに少ないこともあって、海外サイトを念入りに見ている毎日である。もちろん、英語が堪能なわけではないからGoogle翻訳に頼りっぱなしだ。少々ぎこちない翻訳ではあるが、内容の大事な部分は大体理解できる。
 国内の評論家の記事はあまり当てにならない。良いのか悪いのかよくわからない記事も多い。国内のブログの場合、僕がターゲットにしている製品は彼らにとって中途半端な存在なのか、とても情報が少ない。多いのはもっと安い製品か、もっと高額な製品、あるいは10〜20年、あるいはそれ以上前の古い製品だ。
 一方、海外のサイトは一気にこの価格帯(10万円くらい)の製品が増える。評論家の記事も一味違う。ダメなところはハッキリダメと書かれているし、良いところはその良さを具体的に記してある。試聴ディスクも違う。海外はロック・ポピュラーのディスクがかなり多い。その中には優秀録音とは言えないものも含まれている。日本の評論家は大抵クラシックかジャズの優秀録音盤だ。この点だけでも、僕は海外サイトの記事の方が参考になるものが多いと思う。
 日本の記事はメーカーの顔色を伺って書かれている節があるが、海外は音楽の楽しさを重視て書かれているように感じるのだ。だから、日本では高解像度で絶賛されている製品が、海外では分析的すぎると評価が芳しくないケースもある。聴く音楽は人によって様々だし、当然録音も様々。ましてやレコードは盤のプレスの違いからコンディションの違いまで千差万別。それらすべてを踏まえたレビューにはまだお目にかかれてないが、そちらに近いものは海外の方が多い気がする。
 で、その海外のレビューを読んでみると、僕のターゲットPlanar 3とAT-LP7はどちらも評価が高いのである。そして、どちらもカートリッジのグレードアップは必須のようだ。これは、付属のカートリッジがダメというよりも、プレーヤーそのもののポテンシャルの高さを示していると考えられる。
 そのまま使うだけならフォノイコも内蔵しているAT-LP7の方がはるかに安く済むが、グレードアップを前提に考えると価格の差は意外に小さい。ただ、AT-LP7の方が少しずつグレードアップさせていく楽しみはあるだろう。
 一方、Planar 3は、カートリッジレスモデルを選び、自分にとってベストのカートリッジとフォノイコを見つけることができたなら、あとはひたすら音楽を楽しむだけだ。
 ただ、最初からベストのカートリッジを選ぶのは難しい。それなら、ひとまず一通り揃っているAT-LP7で楽しみながら、徐々にグレードアップを考えていった方が良いのかもしれない。それに、僕のような中途半端なオーディオファイルには、レガよりもオーディオテクニカの方が扱いやすそうではある。だが、レガで綺麗に決まれば音も見た目も最高だろう。う〜ん…。やはり決めきれないな…。
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2020年06月20日

情報が少ない

 僕のアナログプレーヤー選びだが、レガ Planar 3とオーディオテクニカ AT-LP7の二つに絞り込んだまでは良かった。だが、価格が決して高いわけではないのでオーディオショップで取り寄せてもらっての試聴もはばかれるし、自分で調べるにしてもネットの情報が思いのほか少なくて決めきれないでいる。とくに国内でのレビューはすこぶる少ない。国内の評論家の記事はあてにならないので(その評論家の記事も少ないが)、実際のユーザーの人の生の声が重要なのだが。
 そこで海外サイトで情報を漁るのだが、レガはともかくオーディオテクニカは比較的新しい製品ということもあり、やはり情報は少ない。そんな中でいくつかピンとくる記事やレビューがあるので、それらを繰り返し読んでいるところだ。
 日本でレビューなどの情報が少ないのは、オーディオマニアの人たちはもっと高い価格帯の製品を考えていて、レコードに興味があるマニア以外の人たちはもっと安い価格の製品に興味を示していると思われる。10万円というラインは中途半端なのだろう。
 では、この二つの製品は中身も中途半端なのか?もちろん、そんなことは全く思っていない。むしろ、上級機に迫る性能と音質を備えているのでは、と思っている。レガは比較的低価格の製品もメーカーとしての思想がはっきり出ており、音質も良くて評価が高い。オーディオテクニカはアナログを語る上で欠かすことができないメーカーだが、そのフラッグシップにあたるモデルだから悪いはずがない(やや古典的で、ちょっとだけ詰め込みすぎな部分はあるけれど)。どちらも個人的には信頼を置いているメーカーである。
 さて、どちらのプレーヤーが僕には合うのか?それとも、違う製品が現れるのか?決して急いではないので、久しぶりに味わうこの楽しい悩みを、もうしばらくは続けることにしよう。
posted by 坂本竜男 at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2020年06月19日

オーディオテクニカ AT-LPW40WN

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 海外のサイトを色々と見ていたら、オーディオテクニカ AT-LPW40WNという日本で発売されてないアナログプレーヤーを見つけた。
 トラッキング力が調整可能なストレートカーボントーンアーム。カートリッジはAT-VM95E。ヘッドシェルはAT-HS4。フォノイコ内蔵である。価格は299ドルだ。
 この仕様を見て気づくのが、先月発売開始されたばかりの新製品 AT-LPW50PBと全く同じということである。違うのは見たところキャビネットの仕上げと価格のみ。つまり、仕上げの違いだけで価格が2万円近くも違うことになる。
 キャビネットの仕上げでも音が変わるのは承知しているが、それが2万円もの差に繋がるかは微妙だ(低価格モデルで1万円の価格差はとても大きい)。もちろん、写真で見る限りではあるが、AT-LPW50PBのピアノブラック仕上げは明らかに高級感があり、AT-LPW40WNよりもはるかに高級に見える。だが、この価格帯なら音質がほぼ同等と思えるAT-LPW40WNを選ぶという手もある。3万円で手に入るプレーヤーとしてはいい選択と思えるのだ。
 実は、アナログプレーヤー選びはいまだに悩みに悩んでおり「いっそ安くて見栄えのいいAT-LPW50PBでもいいか」と思ったりもした。しかし、AT-LPW40WNの存在がそれを思いとどまらせた。3万円ほどのアナログプレーヤーの仕上げを良くしただけのバージョンに5万円も払うべきではない。
 いくら日本のメーカーとはいえ、国内の情報だけで判断するのは危険だ。とくに大きなメーカーは海外では国内とは違ったアプローチもたくさんしている。それらを踏まえた上で製品選びは考えなければならない。
posted by 坂本竜男 at 09:45| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2020年06月17日

アナログプレーヤー選びのために、所有レコードを見直す

 オーディオで音質を追求しすぎると、ソフトの方も必要以上に録音の良さを優先しがちになる。これがレコードになると、録音以外にも盤の状態、厚みにも違いがあり、シビアに音質を突き詰めるならレコードごとに調整が必要だ。そして、それでも録音が良くない盤はいい音では楽しめない。そこで録音が良いレコードばかりを集めてしまう。でも、これは音楽を楽しむという点では本末転倒だ。
 アナログプレーヤー選びで一番大事なものはなんなのだろうか?ターンテーブル?トーンアーム?カートリッジ?フォノイコ?いずれも大事な要素だが、これらのバランスと相性が大事だ。そしてそれ以上に、聴いているレコードが重要ではないだろうか。
 僕が所有しているレコードを見直してみると、やはり60年代から80年代のロック・ポピュラーが一番多い。その中には現代の優秀録音以上に録音が良いものが何枚もある。だが、盤の状態が良くないものも少なくない。そして、意外に50年代・60年代のジャズもそれなりにある。音質はそこそこの物が多い。優秀録音盤は少ない。盤の状態は良くないものがやや多め。音質はクラシックはわずか10枚程度。これも音質はそこそこ。そして7インチEP盤が20数枚。12インチシングルが数枚。モノラル盤はざっと見た限りでは2〜3枚だ。
 これらを踏まえると、今のところはモノラルカートリッジの必要性はない。あとは優秀録音盤とそこそこのレコード、状態が良くないものをどうするか。オール80点の優等生タイプを選んで、それに他を合わせて組んでいくか。優秀録音盤用は違うカートリッジを選ぶのか。
 僕は基本的には面倒臭がりなので、カートリッジを頻繁に変えることは(おそらく)しない。回転数の変更は簡単な方が良い。レガはぴったりに感じるが、回転数を変えるのは少々面倒だ。
 そもそも、AT-PL300という安価な製品で(多少使いこなしを工夫したとはいえ)概ね満足していた僕に、AT-PL300の何倍もの金額をかける意味があるのだろうか?
 レコードの場合、盤の差が大きいので、出来のいいローエンドモデルと高級機の差が意外に小さく感じることが多い。その差が明確のは優秀録音盤くらい。あとは違いはもちろんあるが、価格差ほどの差はない気がしている。それを考えると、以前と比べると安価なはずの10万円というラインも高すぎる可能性もあるのではないか?そんなことを考えてしまうのである。
 どうも僕は、アナログプレーヤー選びの無限ループに入ってしまったようだ。
posted by 坂本竜男 at 15:44| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2020年06月16日

カートリッジ選びとアナログプレーヤー

 僕がカートリッジについて改めて調べているのは、アナログプレーヤーの中でカートリッジが音質を左中する部分で影響が大きいからである。
 しかし、僕が購入を考えているアナログプレーヤーは比較的手頃な価格帯(=入門用、もしくはそれに近い)に入るので、大抵はカートリッジがセットになっている。買ってすぐにレコードを聴けるようにという配慮からだと思うが、大抵の場合、ターンテーブルに対して安価(あるいは弱い)カートリッジがセットになっている。カートリッジレスは意外に少ない。それもあって、アナログプレーヤーはカートリッジレスが選べるレガ Planar 3が最有力候補になっているのである。
 だが、レガのカートリッジは高さが低い(14mm)。なのにアームの高さ調整はそのままではできず、別売りのスペーサーを使うしかない。イギリス本国ではそのスペーサーの種類がいくつもあるようだが、調べた範囲では日本では2mm厚のものが一つあるのみだ。しかもそこそこ高価である。何枚も使いたくはない。そうなると、14mmプラス2mmの範囲を基本とし、それ以上はターンテーブルシートなどで微調整することになる。
 すると、オルトフォンやナガオカは全滅(スペーサーを2枚使えばOK)。あとは調べた範囲ではほぼ全てのメーカー・製品でスペーサーは必須。それだけでなくターンテーブルシートなどでの微調整も必要なことがわかった。これは使える製品が限定されるだけでなく、お金も手間もかかってしまう。
 そんな中、スペーサー無しで使えそうなのがデノンDL-103だ。微調整は必要だが、数字的には問題なさそう。ただ、重量がレガのカートリッジよりもかなり重いのがどう影響するかが気になるところだ。

 一方、もう一つの有力候補 オーディオテクニカAT-LP7は、アームの高さ調整ができるから、カートリッジの高さを気にする必要がない。楽しめる幅が一気に広がるわけだ。ただ、アームは針圧をかけるタイプは向いていない(2.5gまで)。重量級のカートリッジは避けたほうがよさそうだ。
 とはいえ、ユニバーサルアームなのでカートリッジ交換は簡単だ。聴く音楽に合わせてカートリッジを変える楽しみが増える。ステレオとモノラルの切り替えもラクにできる。
 だが、僕としてはめんどくさがりでもあるので、気に入ったカートリッジ一本でいきたい。それに、所有しているモノラル盤もわずかだ。

 カートリッジの自由度が高いAT-LP7か、カートリッジは限定されるがデザインとアームの性能が高いPlanar 3か。同じくらいの金額がかるのならPlanar 3だが、AT-LP7の方がずっと安く済んでしまう。大事な音質だが、これらのシステムでカートリッジが占める部分がどれだけあるか?そしてフォノイコは?AT-LP7もフォノイコのグレードアップが可能なだけに、悩ましいところだ。意外に普段使いのしやすさなど、別の要素が重要なのかもしれない。
posted by 坂本竜男 at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

改めてカートリッジを考える2

 改めて今、カートリッジについてリサーチしている。実は、以前はほとんど興味を示さなかった製品に興味津々なのである。
 ほとんどの製品が値上がりし、高級MCカートリッジはより高級(高額)になった。しかし、いくら高級でも初戦カートリッジは消耗品だ。大抵は1,000時間も使えば針交換の時期を迎える。あまり高額な製品は使いづらい。
 そして、消耗品ということは、長い間供給し続けられる製品が望ましい。ただ、モデルチェンジやマイナーチェンジで音の傾向が変わってしまう場合もあるし、製品そのもの(場合によってはメーカー)がなくなってしまう場合もある。よって、長年供給が続いている製品には品質以上に安心感がある。
 それで、定番デノンDL-103に関心を持ったわけだが、同じような製品は他にもある。

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まずは、オルトフォン MC-1 Turbo。
 高出力MCカートリッジである。これもロングセラーだ。その割にレビューが少ない気もするが、そのレビューは概ね評価が高い。価格が手頃なのも魅力だ。

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そして、デノン DL-110。
 これもロングセラーだ。デノンでもっとも安価なMCカートリッジの一つだが、高出力で使いやすく評判もいい。国内では改めて高い評価をする人が増えている気がするし、海外では前から評価が高いようだ。

 昔はライラ ヘリコンやベンツマイクロ グライダーを使っていたが、よくこんな高いカートリッジを使っていたものだ。確かに情報量も多いのだが、その分セッティングはもちろん盤にもシビアだった(とくにライラ)。
 セッティングに関してはすべてのカートリッジがしっかりと追い込んですべきとは思うが、盤に対してのシビアさは少々困る。古い盤には状態が良くないものも少なからずあるからだ。ロングセラーの比較的手頃な価格のMCカートリッジに注目したのは、状態の良くない盤でもある程度のパフォーマンスを示してくれるのではないかと思ったのである。
 果たして、実際はどうなのか?まだまだリサーチは続く。
posted by 坂本竜男 at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2020年06月14日

改めてカートリッジを考える

 アナログプレーヤー選びに関して、あえて今までカートリッジについてはあまり触れてこなかった。だが、持っているレコードのことを考えると、さすがにそういうわけにもいかない。そこで、ちゃんとカーリッジについて考えてみることにした。
 昔、凝っていた頃にはライラやベンツマイクロといった現代的な高性能カートリッジを使ってきた。ライラはクォリティは高いが少々神経質で、最終的にはベンツマイクロに落ち着いたのだが、今考えると、よくこんな高いカートリッジを使っていたな〜と思う。これらのカートリッジは今はさらに高値になっていて、ちょっとしたターンテーブルが買えるくらいにまでなっている。
 カートリッジはアナログ再生で最も重要な部分の一つだが、所詮消耗品という一面もある。あまり高価なものはできれば避けておきたい。カートリッジにかける予算は高くても5万円までかなと思っている。もちろん、安く済めばそれに越したことはない。
 MMかMCかといのは、実はあまり考えていない。優秀なMMカートリッジは多く、それらは価格的にも手頃なものが多いのが魅力だ。予算が5万円までなら必然的にMMが多くはなるだろう。
 カートリッジを考えるということは、候補のターンテーブルに付属しているカートリッジよりも良いものを、ということになる。具体的にはレガ Elys2、オーディオテクニカVM520EBを超えるカートリッジだ。
 今気になっているカートリッジはいくつかある。

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 まずは定番、デノンDL-103。放送局でも使われて続けてきたロングセラー。定番中の定番である。
 以前は定番すぎて避けていたところがあるが、やはり安心して使える製品ではないかと思う。飛び抜けた部分はないものの、オールマイティになんでもいけるという評価が多い。MCとしては低価格だが、今この価格でこの品質の製品が帰るだけですごいという意見もある。日本以上に海外での評価が高いのにびっくりした。これなら、一つのカーリッジだけで突き詰めるという方向性にあっているのかも。


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 つづいてはグラド Prestigeシリーズ。写真はPrestige Gold 2だが、もっと安いRedやBlueでもいいかもしれない。
 このメーカーは評価が分かれるが、価格は手頃なのにSペックでは高級機並みにワイドレンジなのが特徴だ。モーターの近くではハム音が酷いという話も多く、よってレガのターンテーブルにはあまり向かない製品ではある(アームには合いそうなのだが)。レビューではウォーム系の音ではあるは間違いなさそう。大人しく物足りないという人と、抜けが良く空間が広いという人がいる。これはどこを聴くかにもよるのだろう。中域重視というよりもワイドレンジで現代的な音なのでは、と思っている。価格の安さも魅力的だ。ちなみに安価なモノラルカートリッジがあり、これが評判が良い。それも惹かれる理由になっている。

 アームとの相性が良ければ、DL−103とレガの組み合わせはオールマイティに楽しめそうだ。カートリッジ交換が面倒なレガにはうってつけだ。
 一方、レガよりもモーターが離れているオーディオテクニカなら、グラドのカートリッジはいいかもしれない。その際はモノラルも積極的に使いたい。だが、アーム自体はレガの方が相性がいいような気がしなくもない。
 僕がオーディオから離れている間にシュアが撤退していたのは痛い。安価で良いカートリッジが多かっただけに、少し悔やまれる。求めやすい価格の良品はまだまだあるとはいえ、全体的には価格は上昇し続けている。今のうちにいい製品を押さえておくことは必要なのかもしれない。
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音質を取るか音楽を取るか

 いまだに悩み続けているアナログプレーヤー選び。ここまで悩んでいるのは、予算は必要以上にかけないとはいえ、壊れるまで(サポートが切れるまで)使い倒すつもりだからである。
 予算の目安は、フォノイコとカートリッジを除いた金額が10万円を上限と考えている。他の機器と比べても、そして今のオーディオテクニカのプレーヤーの前に使っていた製品よりもずっと安い価格設定だ。しかし、アナログ製品は高額になればなるほど使いこなしが難しいし、盤の状態や録音にもとてもシビアだ。そこで、マニアからは入門機レベルと思われかねない価格に設定した。もちろん、レコードそのものにもっとお金をかけたい気持ちも大きいが。

 ここでもう一度、僕が求めるアナログプレーヤーの条件を整理しておく。
・ターンテーブル(アーム含む)で10万円以内
・音質が良い
・ベルトドライブ
・デザインが良い
・できればフォノイコ内蔵(必須ではない)
・できればストレートアーム(音質というよりも見た目が好み)
・回転が安定している
・使い勝手が良い
・セッティングが容易
・発展性は必ずしも必要ではない

 これらの条件を最も満たしていると思われるのは、レガ Planar 3である。国内のサイトでは情報が少ないが、海外サイトでは評価が高い。とくにレガのアームは昔から性能の良さで知られているし、安価な製品でもその良さが表れている(らしい)。そして、デザインはシンプルながら質感が良く、僕好み。レガのプレーヤーは間違いなく最有力候補である。
 だが、悩んでいるのには、もちろん理由がある。まず、回転数を切り替えるのに、一旦プラッターを外してベルトをかけ変える必要がある。そして、付属のカートリッジが弱い。そこでカートリッジを変えたくなるが、アームの高さ調整がそのままではできない。オプションのスペーサーが別途必要になる。だが、その厚みは2mmのものしかないので、微調整が大変だ。また、カートリッジを頻繁に変える人には向かない。
 オーディオ的な要素、つまり音質を最優先するならレガで問題ないだろう。ベストのカートリッジを決め、それに合わせてセッティングを万全にし、ベストマッチのフォノイコをあてがう。高音質でデザインの良いアナログシステムが完成するだろう。だが、予算はターンテーブルに当てた10万円を大幅に超えるのは間違いない。
 では、音楽を優先するとどうなるだろう?
 僕がレコードでよく聴く音楽は60年代から80年代のロックとジャズが多いが、50年代のモダンジャズも聴くし、70年代以降のクラシックもよく聴く。そして、最新のプレスのものもそれなりにある。意外にロックの優秀録音盤はレンジも広く、抜群のキレの良さと空間の広さを持っている。一方、レンジは広くないが中域に厚みを持たせた心地よい音楽も多々ある。
 これらの音楽に合うカートリッジはそれぞれ違って当然だ。そして、モノラル盤の存在も無視できない。僕は少ししか所有していないが、やはりモノラルはモノラルカートリッジで聴きたい。そうなると、複数のアームもしくはプレーヤーか、ユニバーサルアームが必須ということになってしまう。現実的にはユニバーサルアームだろう。つまり、音楽を重視するとカートリッジ交換は必須となり、嫌っていたはずのユニバーサルアーム搭載のプレーヤーが候補になってしまうのだ。
 そうなってくると、予算内ではアームの高さ調整ができるオーディオテクニカAT-LP7一択になってしまう。
 レガかオーディオテクニカか?これは使いたいカートリッジで選択が変わってくるだろう。デザインは圧倒的にレガだが、使い勝手が良いのはおそらくオーディオテクニカだ。あとはカートリッジをどうするかだが……?
posted by 坂本竜男 at 14:01| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2020年06月08日

ムジカ レコードプレーヤー基本セットってどうなの?

regaset.jpg
画像はムジカ公式サイトより

 レガのアナログプレーヤーについて色々と調べていたら、何度となくヒットするのがムジカの公式サイトと公式ブログである。
 ムジカは日本で2005年に設立された音響メーカーである。アナログ関連ではレガのPlanar 1や2を勧めており、その提案は興味深い。オリジナルのフォノイコ、グラドのカートリッジ、独自のツインアームキットなど、レガを基本としたアナログシステムを構築されているようだ。
 とくに気になるのはレガ Planar 2を軸としたレコードプレーヤー基本セット。カートリッジはグラドPrestige Blue2。フォノイコはmusica pho64crane。これで定価20万円が今は10万円(税別)で販売されている。Planar 2の定価を考えると決して安くはないような感じもあるが、これはムジカのフォノイコ次第ということだろう。このセットで一番気になるポイントである。
 そして他にも気になる点が。グラドのカートリッジは、アームの高さ調整ができないPlanar 2にそのままつけて大丈夫なのだろうか?ブログでは過去にPlanar 1にオルトフォン 2M Redをつけているところも見られる。スペーサー入れるなどして、高さ調整をしている様子は見られない(調整しても記載してないのか?)。レガとグラドとオルトフォンではどう見ても高さが違うように見えるのだが…。
 どちらにしても一度現物を確認し、試聴した方がいいのだろうが、さすがに岐阜は厳しいなぁ。
posted by 坂本竜男 at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2020年06月06日

P1かP3か

 アナログプレーヤーは今の所、レガで決まり。そして、Planar 1かPlanar 3のどちらかにすることにした。
 レガのプレーヤーはいずれもコスパの高い製品だが、とくにPlanar 1が図抜けている。普通ならこれで決まりだが、個人的に少しだけ気になる部分がある。付属カートリッジの出力の低さとプラッターである。この問題をクリアしているのがPlanar 3だ。
 Planar 3はそれに加え、より性能の高いトーンアームとカートリッジが奢られている。フォノケーブルやベアリングも同様だ。だが、価格は実売で2.5倍以上もある。この品質の差が価格差に見合っているかどうかだ。
 実は、考えれば考えるほど、迷ってしまっている。これは僕が未だにオーディオマニアから抜け出せてないことを表しているということなのだろうか?それとも……?
posted by 坂本竜男 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2020年06月05日

なぜ、こんなに悩むのだろう?

 アナログプレーヤーについて、なぜこんなに悩むのだろう?高くついたとしても10万円プラスアルファで済む話である。悩むくらいなら、高い方を買っておいた方が後悔しなくてすむ。一般的にもそう考えるだろうし、以前の僕もそうしてきた。しかし、今回はちょっと違うのである。
 カメラやレンズに関しては、10万円以上するものを昨年以降、次々と買ってきた。しかも、ほぼ迷うことなく。しかしこれは、仕事で(も)使うもの。対費用効果が高い、あるいは採算が十分に取れると判断したから迷うことなく導入できたのである。
 一方、オーディオは趣味の一つに過ぎない。僕は音楽関係の仕事が多いから完全に趣味のみとは言えない側面はあるが、オーディオがお金を生み出すことは基本的にはない。だからシビアになっているのだろう。そして昔、僕はオーディオで散々いろいろと買っては試し、ダメだったら売ってまた買うということを繰り返し、無駄に散財していた。それを繰り返したくないという気持ちも強いのかもしれない。
 ちなみに、ここまで悩んでいるのに、オーディオショップには一切足を運んでいないし、相談もしていない。お店にこちらから相談を持ちかけたら、深みにはまるのは目に見えているからだ。だから、買う製品が決まったら、ネットで買って自分でセッティングして終わり、としたいのである。

 しかし、僕がここまで仕事以外のものにお金をかけることに慎重になっているとは…。以前の僕にその慎重さが欲しかったところだが、以前散財しているからこその今の慎重さなのだろうね。
posted by 坂本竜男 at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

レガについて調べれば調べるほど

rega_p3_3_s.jpg

 新しいアナログプレーヤーはレガ Planar 1にほぼ決まりと思いきや、現物を確認できてないこともあり、いまだに決めかねている。ネットで調べるといっても国内での情報が少なく、海外でのレビューをGoogle翻訳で読み漁っているが、調べれば調べるほど悩んでしまう。こんなのはオーディオに限った話ではないが、本当に困ったものである。
 僕が検討しているのはPlanar 1、2、3の3モデルだが、一番安いPlanar 1と一番高いPlanar 3は、実売で倍以上も価格が違う。昔みたいにオーディオに凝るつもりはないので一番安いPlanar 1で十分なはずなのだが、オーディオ的クォリティはもちろん、より音楽が楽しくなるといったレビューを読むと、上位モデルの方がより質感が高いこともあって悩んでしまうのだ。安いPlanar 1を買って浮いた分をレコードに回すのか。やっぱり、より高い表現力と音楽性を求めてPlanar 3へいくのか。それともウェルバランスなPlanar 2か。とても悩ましい。
 ただ、いろいろ調べていてわかったのは、全モデル共通してアームの性能が同価格帯のモデルと比べると図抜けているということだ。付属のカートリッジではその良さは十分に活かせないというレビューも多い。だが、レガのアームは基本的には高さ調整ができない(あるいはとても面倒)ので、対応するカートリッジが限られてくる。結局、デフォルトのカートリッジの上位モデルが良いらしい。
 そして、プラッターは上位モデルになればなるほど良い。これも当たり前の話ではある。Planar 1だけがガラス製プラッターではないが、このウィークポイントをターンテーブルシートなど何らかの形で克服できるのであれば、Planar 1はさらに化ける可能性がある。逆にPlanar 3なら、(将来カートリッジを上位モデルに変更する可能性はあるが)とりあえずは何も悩まずそのまま使えそうだ。
posted by 坂本竜男 at 16:05| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ
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