2021年06月16日

ケンブリッジオーディオ AXA25 & AXC25

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 今年の春、イギリスのケンブリッジーディオから、シンプルで安価なプリメインアンプとCDプレーヤーがリリースされていた。
 プリメインアンプ「AXA25」、およびCDプレーヤー「AXC25」。同社のオーディオライン「AX」シリーズにラインナップするエントリー機である。価格はいずれも29,700円(税込)だ。
 オーディオに凝っていた頃なら見向きはしなかったと思うが、今は「ちょっと良いなぁ」と思ってしまうのだ。肩の力が抜けていて、サラっと音楽を楽しめそう。もともとケンブリッジオーディオは安価な製品も音作りが良くて評価は高い。組み合わせるスピーカーによっては、価格を大きく超えるクォリティが得られるかもしれない。
 オーディオ趣味は行きすぎると音楽が楽しくなる危険性を孕んでいる。そういう意味ではちょうど良いところを突いた製品なのかも。このくらいでオーディオを完結できたら、逆に音楽はとても楽しいかもしれないなぁ。
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2021年06月13日

蔦屋家電 BCPLAY

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 二年前に蔦屋家電(TSUTAYA)からリリースされている、ワイヤレスCDプレーヤー BCPLAY。シンプルなデザインと機能、低価格、そして光デジタル出力もある。Amadana同様、CDプレーヤーはこのくらいライトでも良いなと思わせるものがある。
 だが、当然いろいろ問題もありそう。フル充電での再生時間が実は短かったりするし、音質に触れたレビューが少なかったり。価格が安いのでしょうがないが、このデザインの方向性で音質追求型の上級バージョンがあると良いのだが。でも、一般的にはそれはそんなにニーズがないのだろうね。
 このBCPLAYといい、Amadanaといい、共通点は使うのにアナログ的な所作が必要なこと。もう、CDはアナログ的な存在なんだなぁ。
posted by 坂本竜男 at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2021年06月08日

amadana C.C.C.D.P.

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 実は今、ちょっと気になるCDプレーヤーがある。数年前にクラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行販売を開始し話題になった、コンパクトでちょっとアナログライクなCDプレーヤー、amadana C.C.C.D.P. だ。
 販売当初は不具合も報告されていたが、今はとくに問題なく販売されている。実は、このくらいのCDプレーヤーでいいかな、とも思い始めているのだ。
 光出力とBluetoothがあるので、これに例えばヤマハ WXA-50を組み合わせれば、コンパクトなオーディオシステムが組めてしまう。問題は音質だが、光出力を使ってトランスポートとして使うので、そこまでひどくはないだろうと考えている。
 僕が気に入っているのは、トップローディングでCDが回転しているのが見え、アナログプレーヤーのような感覚でCDを楽しめそうなところだ。もちろん、その小ささも良い。オーディオなんてこのくらいライトなもので良いのだ。そう言っているかのようだ。
 もちろん、僕がこのプレーヤーに移行した場合、音質に不満を持つ可能性が高い。だが、これが初めてのオーディオだったら不満を持つだろうか。amadana C.C.C.D.P. が持つ「身軽さ」は、僕にとってちょっとうらやましく感じるのである。
posted by 坂本竜男 at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

CDは過去のメディア

 アンプの調子が悪くなるたびに色々とネットで調べ、その結果今のオーディオ事情を知ることになる。アナログレコードについては以前よりも状況が良くなっている気がしている一方、CDに関してはかなり寂しい状況だ。
 CDプレーヤーで手頃な良い製品がとても少なくなったように感じる。かなり安いモデルか、中途半端に高いモデルが少々ある程度。良さそうな単品のCDプレーヤーは、昔と比べるとかなり少ない。もう、CDは過去のメディアなのだ。
 確かに、CDの販売数は年々減り続けている。多くの人は配信を利用しているのだろう。それを考えると、この状況は仕方がないのかもしれない。
 しかし、CDでしか聴けない音楽というのは意外にあるのだ。配信も行っていないし、レコードも出していない。しかし、CDはリリースしている。そんなミュージシャンは実は少なくない。
 それに、CDの全盛期に買われたものが相当数ある。我が家だってそうだ。これらをどうするのか?全部PCに取り込んで聴いている人もいるが、僕は聴くときにジャケットを確認し、メディアを取り出してセットしたい人間。データにしてしまえば場所は取らないし、音質でも有利なのは分かっている。だけど、アナログ的ささやかな儀式は欲しいと思っているのだ。
 まだまだCDは一般家庭にはたくさん存在するだろうに、何故こんな寂しい状況になってしまっているのだろう。そう言えば、MDとかDATとかもあったっけ。もう少し、少なからずいるユーザーのことを考えて欲しいよなぁ。
posted by 坂本竜男 at 13:42| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

一年ぶりに我が家のオーディオ機器を見直す

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 手持ちの機器に不具合が出た時は、見直すべきタイミングでもある。一年ぶりに我が家の機器を見直してみると、スピーカーとアナログプレーヤーは新しいが、他はそれなりに年季が入っている。
 CDトランスポートとして使っているタスカム DV-RA1000は、2007年に購入。DAコンバーターとして使っているT.C.エレクトロニック M3000は2008年。プリメインアンプのプライマー A30.1は、多分2000年頃購入。一時期は激しいくらい買い替えを繰り返していたが、それが信じられないくらい、この3つは使い込んでいるのである。
 タスカムとT.C.エレクトロニックは業務用だから、耐久性や信頼性にも定評がある。少々マニアックだし、使いこなしもユーザーフレンドリーというわけではないが、まだまだ使えるだろう。不具合になってことは今まで一度もないし、その音質にも不満はない。問題はアンプである。
 プライマー A30.1は今まで何度か不具合が出ている。だが、その度に友人の助けを借りて復活してきた。ただ、さすがに限界が近づいている感はある。デザインも質感も良く、音も気に入っている。そして、CDはこのアンプに合わせて組んでいるところがあるので、アンプが使えなくなるとCDプレーヤーから見直す必要が出てくる可能性もある。
 正直なところ、今の少々マニアックなシステムを、もっとシンプルで(できれば)コンパクトなものにしたいという思いはある。我が家のオーディオは、システムとしては10数年前のものがベースになっているので、今のオーディオからみると、とても古いものと言わざるを得ない。このあたりは、長く音楽を楽しむ上でもちゃんと考える必要はあると思っている。
posted by 坂本竜男 at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2021年06月07日

S.M.S.L DA-9

 20年くらい使っている我が家のアンプ、プライマーA30.1。昨日はなんとか調子は戻ったものの、今後どこまで使っていけるか分からないし、修理ができるにしても時間がかかることが予想される。それで、代替になる製品を探し始めた。
 ただ、今の機器をそのまま接続するためには、バランス(XLR)とアンバランス(RCA)の二つの入力が必要。そして正直、Macも新しくしなければいけないので、大きな出費は避けたい。もちろん音質が良いに越したことはない。すると、当てはまる製品がかなり少なくなる。と言うか、価格を考えると国内メーカーでは「ほぼない」。結局、中華製D級アンプから探すことになった。

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 そこで見つけたのが、S.M.S.L DA-9。小型でシンプルなデザイン。質感もそれなりにしっかりしていそう。もちろん、バランスとアンバランスの二つの入力がある。価格はAmazonで3万円を切る。これは良さそう。
 Amazonのレビューでは、音質に関してはなかなかの高評価。ただ、信頼性に若干不安があるようだ。出たばかりの新製品のようなので、しばらく様子を見ることも必要だろう。
 信頼性に関しては、日本に正規代理店がないのも大きい。だが、代理店経由になると、価格は倍以上にはなるかもしれない。
 S.M.S.Lは中華メーカーの中では価格はやや高めだが、それでも国内や海外有名メーカーよりも圧倒的に安い。それに、面白い製品を意欲的にどんどん出している。品質もどんどん高くなってきているので、中華メーカーがオーディオの世界でも強力な存在感を示すのは間違いなさそうだ。
posted by 坂本竜男 at 09:28| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2021年06月06日

アンプの調子が‥‥

 クィーンを聴いていたら、ところどころ聴こえるべき音声が聴こえなかったり、小さくなったりしていることに気付いた。とくにコーラス部分が一部聴こえないのが目立つ。レコードをCDにかえても同じ。どうも原因は入力系ではなそさそう。
 スピーカーも特に異常は見られない。スピーカーケーブルなどの配線の問題があれば、こんな聴こえ方にはならないはず。となると、アンプが怪しそうだ。

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 アンプのボリュウムを上げ下げしていると、それなりにノイズが乗ったりする。音の抜けも良くない。それを我慢しながら、しばらくボリュウムを回していたら、聴こえるべき音声が聴こえないという症状は無くなった。ひとまず、ホッとした。
 しかし、安心はしていられない。明らかにアンプの不具合の前兆だ。だが、愛用しているアンプ、プライマーA30.1は、20年近く使っていてとっくに製造中止になっているし、改造もしているのでメーカーの保証はない。改造をしてくれた友人はコロナの影響もあって異常なほど多忙を極めていて、到底メンテナンスを頼める状況ではない。
 今は壊れないことを祈りながら、大事に使うしかなさそうだ。しかし、機械はいつかは壊れる。代わりを考える必要が出るかもしれない。だけど、しっくりくる製品ってなかなかないんだよなぁ。
posted by 坂本竜男 at 16:04| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2021年05月10日

ターンテーブルマット オヤイデ BR-ONEを導入

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 我が家のアナログプレーヤーAT-LP7に使うターンテーブルマットだが、ひとまず安価で導入しやすい、オヤイデ電気のBR-ONEを買ってみた。わずか厚さ1mmのブチルゴム製シートである。

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 BR-ONEの見た目は何の変哲のない、黒いゴムシートである。レーベルが当たる部分だけ薄くなっているとかもなく、厚み1mmでフラット。ブチルゴムだからといってとくにベタつく感じはなく、取り使いはしやすい。

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 早速、BR-ONEのあるなしで試聴。BR-ONEを敷く際は、アームの高さを1mm上げている。
 ちなみに試聴ディスクは、マイルス・デイヴィス「カインド・オブ・ブルー」のUSオリジナル盤と、ジェニファー・ウォーンズ「ザ・ウェル」だ。
 まず、一聴して音圧が上がる。ボリュウム位置は変わらないのに、である。しかし、ノイズレベルは下がりクリアに。音には芯が出てきて厚みや力強さが増している。情報量もあきらかに増え、確実にワンランク上の音質になった。AT-LP7のターンテーブル部分はハードでリジッドな方向性だから、ブチル系は合うと思っていたが、まさに狙い通りの結果になった。
 たった2,000円ほどのマット一枚で音質はかなり変わった。なのになぜ、オーディオテクニカはAT-LP7にはターンテーブルマットをつけなかったのだろう?これはちょっと不思議である。
 ただ、音飛びが気になるディスクの音飛びはまだ解消されてはいない。これは他に要因があるのだろう。カートリッジの問題なのだろうか?それとも使い方?もう少し、色々と試してみよう。
posted by 坂本竜男 at 13:42| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2021年05月09日

デノン DL-110がベスト?

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 次のカートリッジはデノンDL-103を使ってはみたいものの、より軽量で針圧も軽めのDL-110の方がAT-LP7には合いそう。価格も安くなって有り難い。
 出力電圧が1.6mVとMMなみに高いので、フォノイコはMMポジションで使える。高出力MCカートリッジはスミコやベンツマイクロを使った経験があり、いずれもいい印象があった。MCの繊細さと情報量、解像度を持ちながら、MMのエネルギー感も持ち合わせている印象だった。そう言う意味でもDL-110には期待してしまう。
 まだまだカートリッジ交換は先の段階なのだが、コロナでここまで外出できないと、どうしても先走ってしまう。この先走りが良い方で出ればいいけどなぁ。
 
posted by 坂本竜男 at 19:01| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

デノンDL-103とAT-LP7の相性は?

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 近い将来に導入するカートリッジはデノンDL-103に絞って、アナログシステムのバージョンアップを計画している。だが、DL-103とAT-LP7との相性はどうなのだろうか?
 AT-LP7のアームのスペックを改めて見ると、
種別/スタティックバランス式J字型トーンアーム
有効長/247mm
オーバーハング/17mm
最大トラッキングエラー角/2.5°未満
針圧調整範囲/0〜2.5g
使用可能なカートリッジ質量範囲/15〜20g(ヘッドシェルを含む)

 とある。これを見ると、使えなくはないがベストではないと思える。
 DL-103の重量は8.5g。使えるヘッドシェルは10g程度かそれ以下の軽量級のものに限られてしまう。針圧も2.2〜2.8gだからベストとは言い難い(アームのカウンターウェイトを見ると、3gまでは大丈夫のようだが)。
 AT-LP7のアームはどちらかといえば軽量級。どちらかといえば、ハイコンプライアンスのカートリッジの方がマッチングは良さそうではある。DL-103も使えないことはないが、スペックから見る限りベストではなさそう。
 だが、半世紀以上にわたり高い性能を維持しながら作り続けられてきたDL-103は、他の製品にはない圧倒的な安心かと信頼感があるのは否めない。今後、長く使っていくカートリッジとしては最良の選択とも言えるのだが、それは適性の合うプレーヤーを前提とした話。調べれば調べるほど、迷いが生じてきている。
 DL-103と同じく、日本のMCカートリッジの基準の一つともいえる製品に、オーディオテクニカのAT-33シリーズがある。これも評価が高く、DL-103よりも現代的な音質のようだが、どうもややハイ上がりのようだ。オールマイティでフラットな特性のDL-103の方が、僕が求めるものに合っている。そう言う意味では、同じデノンのDL-301IIも似たようなものなのかもしれない。それなら、以前から気になっていたDL-110の方が面白いのかも。どちらにしても、ロングセラーであるこれらの製品はキチンとリサーチすべきだろう。
 この調子では、もうしばらくカートリッジで悩むことになりそうだ。
posted by 坂本竜男 at 09:18| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2021年05月08日

自分にとっての落とし所

 オーディオを趣味にして30数年。アナログプレーヤーを導入してから20年余り。今やすっかりアナログの方が出番が多いのだが、オーディオ的には導入したばかりの頃にやるべきことを、今頃になってやっている感がある。
 昔は自分が買える範囲で出来る限りの高級機へ投資していたが、今はそれだけの金額をかけるつもりは毛頭ない。自分にとっての落とし所がようやくわかってきたと言うべきだろうか。どこまでが妥協できて、どこまでが妥協できないか、その線引きができてきはじめたように思うのだ。
 アナログに関しては、とくにそれを強く感じている。だからこそ、まるで初心者がやるようなことを今更ながらやっているのだろう。
 決して高価ではない、しかし真っ当に作られた機器を、まずはノーマルでじっくり使い込む。その音を把握した上で、アクセサリー類を導入し、その変化を楽しむ。今がまさにその真っ最中だ。
 もちろん、この先も当然控えている。カートリイジの交換やフォノイコライザーの導入も視野に入れている。でも、極めて導入しやすい価格帯の製品の中から選ぶ予定だ。
 導入の候補にしている機器はいずれも低価格のものばかりだ。だが、音楽を楽しむツールとしては、以前使っていた何倍もの価格の製品に負けていないのではないかと思っている。これが僕にとってのいい落とし所になるはずだ。
posted by 坂本竜男 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2021年05月07日

デノン「DL-A110」

 久しぶりのオーディオ熱(というかアナログ熱)。今のアナログ環境をより良いものにすべく、ひとまずターンテーブルマットを注文した。
 だが、当然それだけで満足するはずもなく、次のステップを見据えて動いている。そう、カートリッジ交換だ。
 次のカートリッジはMCカートリッジの定番中の定番、デノンDL-103に絞り込んでいる。半世紀以上作られ続けた信頼性とオールジャンルこなせる音質が大きな魅力だ。今後も間違いなく入手しやすいだろうということもある。
 と言うわけで、改めてDL-103のことを調べていると、DL-A110という製品の存在に気付いた。

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 昨年、創立110年を迎えたデノンが110周年を記念して、DL-103を往年の放送局用トーンアームのヘッドシェル(復刻)と組み合わせた記念モデルらしい。
 専用のヘッドシェルは樹脂製で6gと軽量。DL-103は8.5gとやや重めなので、カートリッジ+シェルで20gまでしか使えないAT-LP7では軽量シェルが望ましい。そういう点では気になるモデルだ。
 だが、限定モデルでセット価格は62,000円。いくら専用モデルとはいえ、樹脂製シェルとの組み合わせでこの価格はちょっと高く感じる。まぁ、昨年の限定モデルだから、おそらく入手は難しいのだろうけどね。レギュラーモデルにして価格を下げるってことはないだろうなぁ。
posted by 坂本竜男 at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2021年05月04日

ターンテーブルシートを具体的に検討する

 近い将来、カートリッジをデノン DL-103に交換するのはとりあえず決定。そのあとにEQカーブを変えることができる合研ラボのフォノイコを導入すれば、長く高音質で楽しめるアナログシステムになると考えている。ただ、現状の機器でもまだ良くはできるはず。そこで、まずはテーンテーブルシートの導入をすることに決めた。
 標準でターンテーブルシートがついてない状態でアームの高さ調整の幅が上下3mmだから、今のカートリッジのままでは最高で3mm厚のターンテーブルシートしか使えないことになる。よって、3mm以下の製品から選ぶ必要がある。
 では、素材は何が良いか?AT-LP7はどちらかといえば、脚を除けばハードでリジッドな方向性にある。プラッターも厚くてしっかりしており鳴きは少ないが、振動しないわけではない。ここはガラスや金属などのハード系ではなくて、ソフト系で攻めてみたい。具体的には、ゴム系、コルク系、紙系、革系などがあげられる。
 では、具体的にはどんな製品があるのか?
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 まずは、オヤイデ BR-ONE。ブチルゴム製で厚みは1mm。価格も2,000円ほどと安い。ブチルゴムは音を殺してしまうという人もいるが、うまく使えば制振には効果的だ。厚みも1mmしかないので使いやすいし、制振効果も程よいのではないかと想像している。

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 次はディスクユニオンのコルクターンテーブルマット2mm。こちらも安くて手を出しやすい。ポルトガル産のコルクよりも柔らかさが特徴の「日本産のコルク」とある。制振効果だけでなく、放電効果も優れているとのこと。

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 ティアック TA-TS30UN。和紙(雲流紙)を使ったターンテーブルシートだ。厚みは1mm。価格は一気に倍くらいになる。公式サイトによると、帯電のしにくさと高い耐久性を謳っているが、制振効果には触れられていない。

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 47研究所 Model 4727,4728。4727は鹿革、4728は豚革。厚みは共に1mm。音質的な違いは強いて言えば豚皮の方がややソフトとのこと。ある方は選ぶなら鹿革とおっしゃっている。価格は4728はオヤイデの約2倍。4729はさらにその倍。評判は悪くないし、AT-LP7にも合いそうな気はする。

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 最後はfo.Q TS-C01。高機能制振材料と薄型コルクシートを複合したターンテーブルシート。0.5mm厚のシート2枚組。価格はさらに高くなり、オヤイデの3倍強。fo.Qは独自の制振製品で知られているが、効果がありすぎる(音が死んでしまう)との声もある。その点、極薄のこの製品は効果も程よいのではないかという気がしなくもない。

 今のところ、候補にあげているのはこの5製品。いずれもネットでのレビューが意外に少ないし、そもそも使っているプレーヤーも環境も違うので、傾向は掴めるかもしれないが明確な決定打にはなりにくい。やはり試してみないとわからない部分は多々ある。
 そうなると、試しやすいのはディスクユニオンかオヤイデといった安価な製品からということになる。ただ、これはこれでやっかいだ。仮に一番安い製品がベストだったとしても、より高い製品を試してからその事実に気づくことが多いからだ。実際、僕はそれで無駄に散財してきている。まぁ、ダメだったらヤフオクで売ればいいか(というか、そのくらいの気持ちでないと試せないかも)。
posted by 坂本竜男 at 14:43| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

デノン DL-103を使ってみたい

 そろそろ、アナログプレーヤーに手を入れたい。そんな気持ちが急激に膨らんでいる。まずはターンテーブルマットからと思っているが、カートリッジの交換やフォノイコライザーの導入も視野に入れている。その中で、カートリッジの交換はできれば早めに実行したい。というのも、使いたいカートリッジがあるからだ。
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 そのカートリッジはデノン DL-103。オーディオでアナログを導入している人ならほとんどの人が知っている、日本のカートリッジのスタンダードと言って良い製品だ。
 僕が最初にアナログプレーヤーを買った時、すでにカートリッジの価格は高騰し始めており、その中で比較的価格が安くもっと古くから存在する-103は、ちょと時代遅れの製品だと勝手に思い込んでいた。当時の僕は軽量・軽針圧のハイコンプライアンスのカートリッジが最良と信じ、その道を突き進んでいた。
 高解像度で情報量が多いハイコンプライアンスのカートリッジは、その反面繊細で神経質でもあった。そして何より高価な製品が多かった。ちなみに当時も十分に高価だったが、今はさらに価格は高騰している。
 カートリッジは所詮消耗品。高価なカートリッジを常用するのはどうかという思いも大きくなっていった。そして、頻繁なモデルチェンジも問題だった。気に入った製品があっても、モデルチェンジで音が変われば、他の製品を検討する必要がある。長く使い続けづらいのだ。
 そこで存在感を増してきたのがDL-103だった。半世紀にわたり作り続けられているロングラン製品であり、今でこそ価格も上がっているが、それでも他の同等の性能を持つ製品よりも安価だ。それに、もともと業務用なので耐久性も音楽への対応の広さも折り紙付きだ。
 DL-103は海外ではずっと高い評価を受け続けている。また、日本でも一定の評価を受けているだけでなく、再評価する向きもある。個人的には、将来導入予定のフォノイコの最有力候補である合研ラボが、製品開発のカートリッジにDL-103を用いていることも大きい。
 DL-103の音質の傾向は、長く音楽を楽しむのにはベストの選択とも感じる。あとはAT-LP7との相性がどうかだ。悪くはないと思うが、はたしてどうだろうか?
posted by 坂本竜男 at 09:14| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2021年05月03日

AT-LP7の伸び代は?

 昨年の夏に導入したアナログプレーヤー、オーディオテクニカ AT-LP7はずっとノーマルの状態で使ってきた。カートリッジもそのまま。フォノイコも内蔵のものを使用。ターンテーブルマットは付属していないので、使用せずに今まで来ている。強いて使っているといえば、オーディオテクニカのスタビライザーくらいである。
 AT-LP7はユニバーサルアームだし、アームの高さ調整も簡単。内蔵フォノイコもON/OFFができる。つまり、カートリッジ交換も比較的手軽に試せるし、フォノイコの追加も簡単だ。なのにノーマルで使い続けていたのは、素の音をちゃんと知っておく必要があると思ったからだ。
 そして今、9ヶ月ほど使ってきて、「もう少しこうだったら」という部分が少しずつ出始めている。
 針飛びがなかったディスクの一部が針飛びするようになった。ノイズが増えたレコードがある。もう少し音楽のダイナミズムが欲しいと思うことがある。低域がやや軽めだ。レコードによっては繊細さがもう少し欲しいと思うことがある。立体感や空間がもう少し欲しい。などなど。
 しかし、これらの不満点は使いこなしとカートリッジやフォノイコの変更で解決できるだろうと思っている。カートリッジやフォノイコの変更は簡単で効果的だが、その分コストもかかるし順番的にはもう少し後だろう。
 相対的にはAT-LP7の性能と音質は、価格を大きく超えるものがあると感じている。それを10万円以下で販売しているのだから、当然至らない部分はある。それをうまくカバーできれば、びっくりするような音質で音楽を楽しめるようになるはずだ。まだまだAT-LP7には、大きな伸び代がある。
posted by 坂本竜男 at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2021年05月02日

久しぶりのオーディオ熱?

 自宅で過ごす時間が増えて、レコードを聴く時間が増えている。すると、久しぶりにオーディオ熱が復活し始めているのを感じているのだ。
 というのも、久しぶりに引っ張り出して聴くレコードの音が、自分の記憶とちょっと違うことが多い。以前よりも良くなってる場合は問題ないのだが、もっと良かったのでは?と思うレコードもそこそこあるのだ。
 これがロクサン ザクシーズ+ベンツマイクロの時と比べてであればまだわかる。だが、テクニカのローエンドモデルAT-PL300の時と比べてだったりするのである。これは単純な音質というより、音楽をより楽しめる音質かどうかということもあるのだろう。
 アナログはちょっとしたことで音がコロコロ変わる。そして、音が変わる要素がとても多い。使いこなしでも大きく変わる。久しぶりに、そこにメスを入れてみようと思い始めているのだ。
 では、どこから手をつけるのか?やはり、ターンテーブルマットの導入かなぁ。
posted by 坂本竜男 at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2021年04月24日

ターンテーブルシートを検討し始める

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 我が家のアナログプレーヤー オーディオテクニカAT-LP7は、実売10万円のプレーヤーとしてはとても良くできた製品で、使い勝手も音質も良く気に入っている。しかし、気になる点がないわけではない。ロクサン ザクシーズ20を使っていた頃、盤質は良くないが音飛びはしなかったレコードが音飛びしたり、静電気の発生がちょっと多めだったりしている。
 AT-LP7は脚部分以外は基本的にはリジッドである。しかも、ターンテーブルシートは付属していない。
 最初はこのリジッドにする考え方が良いのだと思っていたのだが、少しリジッドすぎるのではないかと思うようになった。レコード盤の制振効果・静電気対策も兼ねてターンテーブルシートを導入してもいいかなと思っている。
 ただ、一つ問題がある。それはAT-LP7のアームの高さ調整の幅が狭いことだ。上下に3mmしかないのだ。これでは5mmクラスの厚目のシートは使いにくい。カートリッジの選択の幅も狭くなってしまう。
 そこで1〜2mm厚のシートを検討しているのだが、ピンとくるものがなかなかない。そもそも、薄めの製品が少ないのだ。ひとまず安価なオヤイデのBR-ONEを試してみるか。それともティアックの和紙のシートか…。昔だったら、とりあえず全部買って試したんだろうけど、今はそこまではしたくないなぁ。
posted by 坂本竜男 at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2020年10月31日

オーディオテクニカ AT617aを購入

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 オーディオテクニカ AT617aを購入した。ピロウレタン系ゲルのスタラスクリーナーである。以前はオンゾウラボの製品を使っていたが、現行品はいつの間にかかなり値上がりしていた。そこで比較的安価なこの製品に目をつけたのだ。

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 使い方はそ〜っとカートリッジの針先をゲル部分に当てるだけ。ゲル部分は粘着性があり、簡単に汚れやホコリが取れるの仕組みだ。
 ちなみに、今回はまだ針先が綺麗な状態なので、効果の程は確認できていない。しかし、これから間違いなく活躍するアイテムだと言える。
 しかし、見事にアナログ周りはオーディオテクニカ一色に固まってきたなぁ。
posted by 坂本竜男 at 15:25| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

2020年10月23日

オーディオテクニカのディスクスタビライザーを買ってみた

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 オーディオテクニカのディスクスタビライザー AT618aを買ってみた。レコードの上に乗せ、不要な共振を抑え、音質向上を図るアクセサリーである。
 重量で抑え込む、どちらかというと古典的な手法を取った製品だが、マイナーチャンジを繰り返しながら長年作られているモデル(型番は変わってるが)で、市場である程度の評価は確立した製品ではある。この製品を選んだのは、やはり純正の組み合わせが基本ではないかと思ったからだ。

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 早速試してみる。レコードは所有しているレコードの中でも反りが大きめの「フリーホィーリン / ボブ・ディラン」だ。
 外周部の反りが解消されるわけではないが、確かに音の安定感が向上する。そして、少し針が進むと、よりその安定感は増していく。重心が下がり、地に足がちゃんとついたような印象だ。オーソドックスな手法ではあるが、純正の組み合わせでもあり安心感もある。導入した価値は十分にあるようだ。
 
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2020年09月02日

現状でも……

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 マイルスを聴きながら、ちょっと一息。
 この「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」はオリジナル盤(6EYEのモノラル)。本来ならモノラルカートリッジだろうし、EQカーブもコロンビアカーブがベストなのだが、ステレオカートリッジでRIAAカーブでもこの空気感。そしてこの浸透力。今のままでも十分に引き込まれるものがある。
 これが、カートリッジとEQカーブの変更で、もっと良くなる(本来の音になる)ということか。そりゃあ、聴きたくなるよね。
posted by 坂本竜男 at 19:20| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ
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