2023年02月25日

Trilogue / 細川正彦トリオ

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 昨年、ジャケットデザインなどで関わらせていただいた、細川正彦さんの新作「Trilogue」が届いた。早速、聴いているところである。
 細川さんおよびトリオのメンバーのオリジナル曲を中心とした充実の内容である。いつもながらのヨーロピアンで洗練されたジャズだが、さらにダイナミックになりパワーアップしている印象だ。そして録音もまた素晴らしい。その音の良さが音楽の良さを際立てている。
 残念なことに細川さんは昨年の夏、このCDの制作の途中で急逝。幸い、録音も済んでデザインも決まっていたので、後援者の皆さんの協力で形になったものだ。久しぶりに関わらせていただいた細川さんの新作が遺作になってしまうなんて、想像もしなかった。
 この素晴らしいアルバムは、ぜひ多くの人たちに聴いていただきたい。
posted by 坂本竜男 at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2023年02月23日

ダムドの日

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 そうか、昨日はダムドの日だったのか。

 2/22 = にににっ! = neat neat neat =このアルバムの1曲め。……たぶん日本だけ?
posted by 坂本竜男 at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2023年02月18日

子どもたちの演奏にグッとくる

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 今日は、上峰町のひかりこども園さんの音楽発表会の撮影。わずか30分ほどの発表会ではあったが、子どもたちの一生懸命な演奏に思わずグッときてしまった。
 この気持ちはなんなのだろう?子どもたちはもちろん、こども園の先生たちの熱い思いもあるだろう。しかし、それだけでこんなに響くものなのだろうか。もちろん上手い下手とは関係ない(実は結構上手かったのだが)気がする。おそらく、ここに音楽の本質があるのではないかと思うのだ。
posted by 坂本竜男 at 12:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2023年01月31日

ユー・メイ・ドリームを聴きながら鮎川誠さんを偲ぶ

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 鮎川誠さんを偲びながら「ユー・メイ・ドリーム」を聴く。
 久しぶりにターンテーブルに載せるが、改めて、やっぱりカッコいい。ロックとはこうあるべき(あってほしい)、というカッコよさに満ち溢れている。僕が好きなのは、やっぱりこれなんだよねぇ。改めてそう思うのだ。
 今月だけで3人も大好きなミュージシャンが亡くなられた。ある程度仕方がないことなのかもしれないけど、やっぱり寂しくなるなぁ。
posted by 坂本竜男 at 10:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2023年01月30日

鮎川誠、死去

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 シーナ&ロケッツの鮎川誠さんが1月29日に亡くなった。死因は膵臓癌。74歳だった。
 僕にとって、鮎川誠さんは地元の大大スターであり、素敵な兄貴分であり、ロックの先生的な存在でもあった。良い音楽をたくさん届けて、たくさん教えていただいた。74歳だなんて、本当に早すぎる。
 心よりご冥福をお祈りします。
posted by 坂本竜男 at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2023年01月15日

高橋幸宏といえばライディーン

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 高橋幸宏さんといえば、僕はYMOのライディーン。思い返せば、僕の初じめて聴いたYMOがライディーンだった。
 というわけで、高橋幸宏さんを偲びつつ、ライディーンが収録されているソリッドステイトサバイバーを聴こう。
posted by 坂本竜男 at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

高橋幸宏さんが70歳で死去

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 高橋幸宏さんが亡くなったことが今日、分かった。70歳だった。
 僕自身、YMOに大きな影響を受けて育ったし、サディスティックミカバンドも大好きだった。CDもLPもともに愛聴盤だ。それだけに、心にぽっかりと大きな穴が空いている。先日のジェフ・ベックに続き、ショックなニュースだ。
 心よりご冥福をお祈りします。
posted by 坂本竜男 at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2023年01月14日

STILL GOING ON

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 昨夜のライブで購入したレコード、竹原ピストルの「STILL GOING ON」に針を下ろす。
 昨夜のライブを思わせる、ライブ感あふれるアルバム。ライブはもちろん素晴らしいし、ライブでなければ得れないものはたくさんあるが、アルバムで聴く竹原ピストルもやっぱり良い。ライブ盤ではないのに(ライブバージョンの曲はある)こんなにライブ感を感じるのは、やはり竹原ピストルならではなんだろうね。
posted by 坂本竜男 at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2023年01月13日

竹原ピストル全国ツアー2周目 鳥栖公演

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 今日は鳥栖市民文化会館で、竹原ピストルのライブ。「STILL GOING ON」、「悄気る街、舌打ちのように歌がある。」リリース記念 竹原ピストル全国ツアー2周目。
 もう、一曲目からいきなり全開。そして、最後まで全開で走り抜ける。声量も熱量もすごい。中途半端がない。
 しかし、ここまで人間をストレートに全力でぶつけてくるライブがあるだろうか。熱い想いも弱いところも恥ずかしいところも、音楽に乗せて隠さず全部ぶつけてくる。だからこそ、僕たちは心を大きく揺さぶられるのだ。
posted by 坂本竜男 at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2023年01月12日

「Blow By Blow」に想う

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 ジェフ・ベックのご冥福をお祈りしつつ、名盤中の名盤「Blow By Blow」に針を落とす。
 ロクの大名盤でありながら、ジャズとのクロスオーバー的な位置付けでもあったこのアルバムは、間違いなく革命的なものだったと思う。今聴いてもただのインストアルバムではないことを思い知らされる。その素晴らしい音楽性はいまだに色褪せることがない。
posted by 坂本竜男 at 13:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

ジェフベック、死去

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 今月10日、ジェフ・ベックが78歳で亡くなった。死因は細菌性髄膜炎だそうだ。
 僕自身、学生時代からよく聴いていたギタリストのひとりだった。とくに「Blow By Blow」はロック史に輝く傑作アルバムだと思う。
 心よりご冥福をお祈りいたします。
posted by 坂本竜男 at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2022年12月06日

ラフマニノフ・チェロソナタ

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 宮田大の新作「ラフマニノフ・チェロソナタ」に聴き入る。ピアノは先日のコンサート同じジュリアン・ジェルネ。流麗かつスケールの大きな演奏は先日のコンサートと同じ。CDで聴いても素晴らしい。
 コンサートと違う点をあえて探せば、CDの方がより音楽そのものに没頭できるということだろうか。つまりそれは、宮田大による素晴らしいラフマニノフの手引きとも言える。優れた演奏家は良い音楽へ導く優れた先導者でもあるのだ。
posted by 坂本竜男 at 15:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2022年11月29日

宮田大チェロ・リサイタル

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 今夜は、柳川市民文化会館で宮田大チェロ・リサイタル。
 懐が深くスケールの大きな演奏は圧巻。以前聴いた時から、さらにスケールアップしている感じだった。でも、凄さで圧倒するという感じは全くない。大きく優しい音楽に包み込まれる気持ちよさが大きかった。
 そして、こういったリサイタルでのピアノは伴奏に徹するものだが、そうではなかった。伴奏というよりもデュオに近く、ピアノの見せ場もたくさん。ジャズを思わせるスリリングでノリノリの掛け合いも素晴らしかった。ジュリアン・ジェルネさんもまた超一級の音楽家だ。
 ぜひ、また二人で九州に来て欲しいな。
posted by 坂本竜男 at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2022年11月23日

小山実稚恵ピアノリサイタル

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 今日は、おりなす八女で小山実稚恵ピアノリサイタル。
 前半はスタインウェイでシューベルトの即興曲とベートーヴェンのピアノソナタ。後半はベーゼンドルファーでシューベルトのピアノソナタ。華やかなスタインウェイと重厚なベーゼンドルファー。超一流の演奏を2大ピアノで満喫できるという贅沢なリサイタルだった。
 小山さんのピアノは繊細で美しく軽やかでありながら、ときに激しく力強くスリリング。技術の高さはもちろん、その表現の幅は凄まじく広く、グイグイと引き込まれる。さすが、圧巻の演奏でした。
posted by 坂本竜男 at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2022年11月20日

秋のムビラトロン@八女旧郡役所

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 今日のメインイベントは「秋のムビラトロン@八女旧郡役所」。
 ムビラ(親指ピアノ)&カリンバ奏者のコイケ龍一さん、アイリッシュ音楽の片面太鼓バウロン奏者のトシバウロンさん、そしてギターの村田オトさんのスペシャルな3人による、アフリカとアイリッシュとロックの素晴らしい融合に釘付け。楽しくユーモラスなリズムと不思議な気持ち良さに包まれる。そして、やたらカッコ良いギターにしびれる。なんてすごい音楽なんだろう!
 この素晴らしい音楽が、この距離感(ほぼ目の前)で聴けるなんて、なんと贅沢なことか!あっという間の2時間でした。
posted by 坂本竜男 at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2022年11月03日

空に油

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 空に油のミニアルバム。こちらがおそらくファーストアルバムかな?
 「ほうき」は前面にヴォーカルが打ち出されたアルバムだったが、こちらは完全にインスト。スーパープレーヤーである3人の素晴らしい演奏が高次元で噛み合って、スケールが大きくリズミカルでスリリングな音楽が展開する。一気に聴いてしまうアルバムだ。できればミニアルバムではなく、フルで聴きたいなぁ。
posted by 坂本竜男 at 16:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2022年10月31日

ほうき / 空に油

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 今日のBGMは「ほうき / 空に油」。ヤヒロトモヒロ・鬼怒無月・宮田岳の3人によるスーパーユニットのアルバムである。
 素晴らしいテクニックを持つ3人の演奏家のユニットであるが、このアルバムは意外にも(?)ヴォーカルアルバムである。フロレンシア・ルイスとうつみようこの二人をゲストに迎えヴォーカルとギターを担当しているが、メンバー3人もヴォーカルも担当。ギター・ベース・パーカッションとそれぞれの楽器で確固たる地位を築いているテクニシャンたちだが、ヴォーカルが全面的に出ているのが印象的である。そして、それがまたすごく良いのだ。
 これは「超」がつくレベルの演奏家だからこそ行き着くヴォーカルアルバムではないかという気もしている。つまり、人の声が最高の楽器であることを示しているとも言えるのだ。
 ラテン系のイメージが強い同バンドだが、日本語のヴォーカルもあってか日本の良質のポピュラーとラテンの音楽の融合という感じだろうか。スーッと入ってくるヴォーカルは日本のポピュラー的ではあるのだが、それを支える音楽はラテンリズム。国境を超えた心地よさがある。聴き込めば聴き込むほど心地よさが増してくるアルバムだ。いい意味で裏切られました。
posted by 坂本竜男 at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2022年10月30日

ドス・デル・フィドル 八女公演

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 今日はドス・デル・フィドルの八女公演。会場は、おりなす八女である。
 ドス・デル・フィドルは石田泰尚さんとア谷直人さんのヴァイオリン・ユニット。ちょっと強面だが、演奏は優雅で繊細でなめらか。まず、このギャップにびっくり。しかし、もちろん、それだけではない。
 通常のクラシックのような畏まった感じではなく、ユニット名にあるように、フィドル(ヴァイオリンの原型の楽器)のような、自由でラフでかろやかなスタイルに。まるでアイリッシュを思わせる感じだ。
 そして、圧巻は後半のピアソラ。情熱的でスリリングな演奏がたまらない。前半とは全然違う表現と表情にびっくり。とても聴きごたえのあるコンサートだった。
 CDが欲しかったのだが、実はあっという間に完売して手に入れることができなかった。明日にでSpotifyあたりでチェックしてみよう。そして、また来て欲しいなぁ。
posted by 坂本竜男 at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2022年10月17日

RECORRIENDO URUGUAY

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 今日のBGMは、昨日のライブで購入したCD、「RECORRIENDO URUGUAY / Hugo Fattoruso」。昨年発表された、ウーゴさんのアコーディオンのソロアルバムだ。
 ウーゴさんのピアノは、ピアノが鍵盤楽器であると同時に弦楽器であり、打楽器であることを思い知らされる演奏なのだが、それは打楽器奏者でもあるからだろうか。そんな打楽器的なリズミカルなうねりと抑揚が、このアコーディオンにもしっかり感じられる気がする。
 南米ならではのリズムに乗ったアコーディオンの音色は、リズミカルであたたかみがあって、やさしくて、ちょっと哀愁もある。聴けば聴くほど染み入るように入っていくアルバムだ。
posted by 坂本竜男 at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2022年10月16日

ドス・オリエンタレス佐賀公演

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 今日のメインイベントは、ドス・オリエンタレス佐賀公演。3年ぶりの日本ツアーで、今年も佐賀へ来てくれたのだ。
 毎回毎回思うのだが、なんと美しくてリズミカルでしなやかで豊かな音楽なのだろうか。たった二人とは思えない分厚くてスケールの大きな音楽はジャンルを超えていて、本当に素晴らしい。ここ20年くらい、どっぷりとラテンの音楽にハマッているのだが、その最高峰の一つなのは間違いない。
 今回は佐賀県打楽器協会の方々とのコラボも企画されていた。これがまた素晴らしかった。打楽器だけであんなに豊かな表現ができるなんて!いつもいい意味で音楽の概念が崩される。そして、驚きの後にとても豊かな気持ちになる。夢のようなひとときだった。
 ドス・オリエンタレスの日本ツアーは終盤に入っているが、すでに来年のツアーも具体的に計画が進行中なのだそうだ。今から来年のツアーが楽しみだ。
posted by 坂本竜男 at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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