2020年03月26日

作曲家 三浦寛也さんが来宅される

 今日、我が家に近現代ピアノ音楽塾で来日していただいた、作曲家の三浦寛也さんが遊びに来られた。
 レコードを聴きながらのお話は作曲家ならではの視点も感じられて、とても面白く興味深いものだった。そして、様々なジャンルの音楽にお詳しく、ターンテーブルに乗るレコードもクラシック、カントリー、ジャズ、ロックと多岐に渡った。また、音楽以外の話題も多く、南方熊楠や白洲正子、河合隼雄、ロバート・メープルソープなど、我が家の本棚を眺めながら様々な話で盛り上がった。
 三浦さんはアメリカ在住だが、世界中で幅広い活動をされている。その視点はあきらかに僕とは違う大きなものがある。そして実体験として世界各地の文化や状況を感じられていて、それを踏まえてのお話はとても奥が深く面白い。
 三浦さんとは先週初めてお会いした方とは思えないくらい一緒に盛り上がれる共通項が多く、とてもフィーリングが合う。ウマが合うとはまさにこのことだろう。貴重で楽しい時間はあっという間だった。
 我が家での音楽を聴きながらの楽しい談話の後は、地元の名店あげまきで美味しい食事を二人で楽しんだ。東北出身でアメリカ在住の三浦さんに、九州の食事を楽しんでいただけたことも嬉しかった。仕事がきっかけでこんな素晴らしい繋がりができたわけだが、その広がりは仕事だけに収まっていない。これはとても価値があることなのだ。そう思わずにはいられない。
posted by 坂本竜男 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年03月20日

近現代ピアノ音楽塾〜ガラコンサート

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 近現代ピアノ音楽塾の最終日は、ガラコンサート。音楽塾受講生の皆さんによるピアノ演奏がメインだが、その解説が三浦寛也さんと朝川万里さんによるプロジェクターによる映像とピアノ実演を踏まえての解説付き。レクチャーコンサート的な要素もありつつ、作曲家と演奏家という違う視点からの解説でとても興味深いものだった。

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 そして、受講生の皆さん(といっても活躍されているバリバイの演奏家さんだが)が、ドビュッシーからエリオット・カーター、一柳慧まで近現代音楽の音楽性や作曲家の意図、スタインウェイとベーゼンドルファーという2台のピアノの違いなどを素晴らしい演奏で表現され、会場は一気に近現代音楽の素晴らしい世界に引き込まれた。

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 そして、圧巻は1台のピアノを4人で弾くという、なかなかお目にかかれない究極の連弾。1台のピアノとは思えない重厚さと音楽のスケールの大きさに圧倒された。
 4日間に及ぶ近現代ピアノ音楽塾は、本当に価値のある素晴らしい内容だった。新型コロナウイルスの影響で一時は開催も危ぶまれたが、無事に開催できて本当に良かったと思う。このような素晴らしいコンサートが地方の小さな町で開催できたことの意味は大きい。次につながる大きな一歩でもあったと感じる。いち音楽ファンとしても、このような素晴らしい企画は長く続いて欲しいと切に願う。
posted by 坂本竜男 at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年03月18日

近現代ピアノ音楽塾〜作曲家トーク

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 近現代ピアノ音楽塾2日目の最後は作曲家トーク。作曲家 三浦寛也さんのトークは、音楽への新しい視点にもなるものでとても興味深く面白いものだった。

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 近現代音楽なのにプリンス?でも、お話を聞いて納得!

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 ポイントポイントで朝川万里さんによる実演!

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 新型コロナウイルスで来日できなくなった作曲家のジョン・リンクさんは、ネット回線を通して参加。

 今回のトークイベントは、本当に貴重で面白いものだった。作曲家が不特定の人のために曲を作るのと、特定の人を思い描いて作るのでは当然違ってくる。それに、演奏者の解釈でも曲は変わっていくだろうから、曲ができた時点で完成しているようで、新たな可能性を秘めているとも言える。そう考えると、作曲家という仕事は本当に興味深い。おそらく意図的に演奏者に委ねる部分もあるのだろう。曲の提供先が明確であればあるほど、その「委ねる」という部分がもしかしたら大きいのかもしれない。
posted by 坂本竜男 at 20:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

近現代ピアノ音楽塾〜公開レッスン

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 近現代ピアノ音楽塾2日目は朝から公開レッスン。普段では目にすることも、耳にすることもなかなかできない貴重な体験だ。音楽のまた違った背景を見ることができる。
 レッスンが進むにつれて音楽がどんどん変化していく様は、とても興味深くまた面白い。そして、これを踏まえて聞く最終日のガラコンサートは、間違いなく素晴らしいものになるはずだ。
posted by 坂本竜男 at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

近現代ピアノ音楽塾 初日〜朝川万里レクチャーリサイタル〜

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 新型コロナウイルスで開催を危ぶまれた近現代音楽ピアノ塾も、昨日無事にスタートした。
 初日は朝川万里さんのレクチャーリサイタル。バッハから近現代音楽までの流れ、音楽の背景、楽器の要素、作曲家の意図や想いなどなど。普段耳にできないことを踏まえてのピアノリサイタルは、音楽の入り方や感じ方が圧倒的に変わってくる。音楽の幅の広さ、奥行きの深さをより感じれるようになっていくのだ。
 面白いのは、近現代音楽は楽器の限界に挑戦するかのような音楽の作り方にもなっているように感じることだ。音のダイナミックレンジがとても大きく、音域も広い。バッハの曲と比べるとわかりやすい。一見、とっつきにくいようで、実は様々な挑戦が見て取れるのだ。
 学校の音楽の授業がこんな内容だったなら、もっと音楽文化が盛んになるんだろうけどなぁ。
posted by 坂本竜男 at 09:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年02月17日

SOLO 2

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 昨年末にリリースされた大口純一郎さんのソロピアノ集を聴く。
 ピアノソロとしては2枚目のアルバムだが、前作よりもさらに軽やかさが増した印象だ。それがとても聴いていて心地よい。軽やかだが音楽が軽いわけではなく、むしろ深く広い。それを軽やかに気持ちよく楽しめるのは大口さんならではだろう。オリジナル曲だけでなく、マルティン・ロハス、エルメート・パスコアールの楽曲を取り上げているのも大口さんらしい。とても素敵なアルバムです。
posted by 坂本竜男 at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年02月15日

音楽と覚醒剤

 槇原敬之が覚醒剤で再度逮捕され、彼の音楽が自粛されるようになった。覚醒剤がいけないのは当然のことだが、本来、音楽と直接関係はないはずだ。ここは別に考えるべきではないかと思う。
 某局の某番組に使われていた槇原敬之の曲は、ビートルズの曲に差し替えられた。しかし、この論理でいくならビートルズの曲もダメだろう。
 もちろん、覚醒剤は絶対に良くない。しかし、作られた音楽はまた別の話。必要以上に過敏に反応する今の日本。どこか間違っているような気がするのだが…。
posted by 坂本竜男 at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年02月14日

スレイヴス・マス

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 ブラジル音楽の天才、エルメート・パスコアールの代表作。実は以前はこのアルバムはおろか、彼のことも知らなかった。しかし、僕が大好きなジャズ・ピアニスト大口純一郎さんが自身のアルバムやライブでも度々取り上げられいて、その素晴らしさを知ったミュージシャンだ。
 天才とも鬼才とも評される彼だが、僕にとってはとても入りやすい音楽だ。ブレジル音楽ではあるが、その懐はずっと深く、音楽の幅も表現もとても広い。素晴らしいテクニシャンだが、それ以上に遊ぶ心にあふれていて、音楽そのものがとても楽しい。
 正直、好き嫌いは分かれるかもしれないが、僕は一発で大好きになった。間違いなく歴史に残る名盤です。
posted by 坂本竜男 at 13:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年02月12日

ライル・メイズ死去

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Lyle Mays facebookより

 2月10日、ジャズピアニスト ライル・メイズが亡くなった。facebookページで家族が発表した。66歳だった。
 ライル・メイズといえば、パット・メセニーとの共演作がすぐに思い浮かぶ。それらのアルバムはメセニーの代表作でもあり、僕もとても好きなアルバムばかりだった。彼なくしてメセニーの名作はあり得なかった。
 66歳とは、なんて早い死なのだろう。もっとたくさんの素晴らしい仕事を残したはずなのに。とても残念でならない。心からご冥福をお祈りします。
posted by 坂本竜男 at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年02月08日

Jimi Hendrix with Stevie Wonder on drum - I Was Made To Love Her


Jimi Hendrix with Stevie Wonder on drum - I Was Made To Love Her from Oliviero 'Olli' Rocca on Vimeo.


 なんとジミヘンとスティーヴィーの共演!!!メチャメチャカッコイイ!!!
posted by 坂本竜男 at 10:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年02月06日

近現代ピアノ音楽塾 クラウドファンディング目標達成!

 僕も関わらせていただいている近現代ピアノ音楽塾は、ふるさと納税を利用したガバメントクラウドファンディングで昨年末から資金を募っていた。昨日、そのクラウドファンディングも期間が終了。目標額を達成することができた。
 こういったソフトとしての文化事業に資金が集まるというのは、とても大きな意味があることのように思う。裏を返せば、それだけ期待が大きいということでもあり、その責任も大きい。だが、この事業を成功させることは、八女だけの話では終わらない。地方が元気に面白くなるための一つの見本になりうる。地方がやれることは、まだまだたくさんある。
posted by 坂本竜男 at 15:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

近現代ピアノ音楽塾 プレコンサート

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 昨日はおりなす八女で、近現代ピアノ音楽塾 プレコンサート。朝川万里さんによるレクチャーコンサートである。
 まずは近現代音楽を代表する作曲家 エリオット・カーターの曲を2曲演奏。

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 朝川さんによる楽曲の解説、ピアノについての解説が間に入る。わかりやすくて面白い。

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 解説の後、なんと同じ2曲を再び演奏。楽曲のこと(曲の構成や音楽の聴き方など)、ピアノのこと(楽器の成り立ちや歴史、その背景など)を学んだ後に聴くエリオット・カーターは、また違った感じに聴こえるから不思議だ。知ること、学ぶことの大事さと面白さが音楽の面白さにつながる。広がりにつながるのだ。
 これを体験できるレクチャーコンサートは、本当に面白い。3月の近現代ピアノ音楽塾は大いに盛り上がりそうだ。
posted by 坂本竜男 at 13:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年01月31日

竹原ピストル「ファイト!!!」



 Mステで中島みゆき特集を観て、思わずもう一度YouTubeで再鑑賞。中島みゆきのカヴァーは難しいように思うのだが、さすが竹原ピストル。ライブでずっと歌い続けているだけに、自分の曲になっているように思える。
 中島みゆきを歌うためには、技術的なこと以上に、曲に対する強い思いと尊敬、そして歌い手のいい意味での強力なエゴが必要なのだろうな。
posted by 坂本竜男 at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年01月26日

JOGOスピーカーで音楽を楽しむ集い

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 今日は自宅で、JOGOスピーカーで音楽を楽しむ集い。レコードからCDまで、ジャンルはジャズ、ロック、クラシックと様々な音楽を聴きまくった。
 お客様はJOGOスピーカーの音楽のリアリティと再現性、そして心地よさに感心されていたが、オーディオ的な話のみに偏らず、音楽そのものの話でも大いに盛り上がった。
 一番面白かったのは、「ワインレッドの心」の聴き比べ。オリジナルの安全地帯、当時のセルフカヴァーである井上陽水バージョン、それから15年くらい経ってからの井上陽水バージョン、そして玉置浩二のセルフカヴァー。それぞれ素晴らしくて、新たな発見があって興味深かった。やっぱり、井上陽水と玉置浩二はすごいな。
posted by 坂本竜男 at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年01月24日

ヤマハ カジュアル管楽器 Venova(ヴェノーヴァ)

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出典:ヤマハミュージックリテイリング

 昨日、TVでも取り上げられていた、ヤマハのカジュアル管楽器 ヴェノーヴァ。リコーダー感覚でサックスの音色が楽しめる管楽器だそうだ。
 製品ラインナップは、ソプラノサックスのような音色を奏でるYVS-100と、アルトサックスのような音色のYVS-120の2種類がある。価格はYVS-100が10,000円 (税抜)、YVS-120が18,000円 (税抜)と手ごろ。価格も含めて、音楽演奏の敷居が大きく下がる楽器だ。これはちょっと試してみたくなる。でも、音楽の授業でリコーダーは苦手だったんだよなぁ。
posted by 坂本竜男 at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年01月06日

IMAGINARIO

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 今日のBGMは、ガイア・クアトロのピアイストでもあるヘラルド・ディ・ヒウストのソロピアノ「IMAGINARIO」。
 美しく、ポップでキュートでありながら、深く思慮深い。そしてロマンチックなピアノだ。とても洒落たアルバムだが、それだけにとどまらない深みがある。無駄を極力削ぎ落としているのだが、そんなストイックさよりもとてもチャーミングな感じがするのは、彼の人柄とセンスだろうか。

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 ちなみに、音楽も素敵だが、ジャケットもまた素敵だ。これもまたヘラルドらしいな。
posted by 坂本竜男 at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2019年12月27日

井上陽水デビュー50周年番組を観て

 井上陽水のデビュー50周年記念番組を観て、改めて井上陽水がケタが違う存在であることを思い知らされた。
 ときに人を食っているような歌詞、時代を超えた古くならないメロディ、昔から変わらない浸透力のある歌声。音楽も人間もスケールが大きい。僕が生まれた年にデビューして、いまだ変わらない歌声を聴かせてくれるのだ。改めて驚きだ。
 久しぶりにレコードを引っ張り出して聴いてみるかなぁ。
posted by 坂本竜男 at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2019年12月11日

大口純一郎ソロピアノ at Bar 柑

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 今夜は福岡市のBar 柑で、大口純一郎さんのソロピアノライブ
 今年のサックス、ベースとのトリオでの九州ツアーは、残念ながら仕事で行くことができなかった。「今年は大口さんのピアノを生で聴けないかも…」と思っていた時に、このソロCDリリースを記念したソロライブ。嬉しくないはずがない。
 今夜のライブは、オリジナルあり、スタンダードあり、ラテンありと、いつものようにヴァリエーションに富んだものだった。その音楽の枠を超えたスケールの大きさと、感情を揺さぶるかのようなドラマチックな演奏は、なかなか聴けるものではないだろう。
 たった一音で全てを持っていかれるような吸引力と浸透力。ダイナミックで芯が通って力強いのに、同時にやわらかでしなやかで美しい。この素晴らしいピアノを至近距離で聴ける贅沢さ。今年の最後を締めくくるのにふさわしい、素晴らしいライブだった。
posted by 坂本竜男 at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2019年12月08日

MOEGI

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 先日の井上ゆかりさんのライブの時に購入したこのアルバム。ギタリスト 竹中俊二さんとのデュオアルバムである。
 誰もが知る有名な曲がこんなにカッコよくなるんだという、素敵なアレンジとダイナミックな演奏。ワクワクする魅力的なオリジナル曲。とてもライブ感にもあふれ、一気にその世界に引き込まれてしまう。先日のライブを思わせる躍動感だ。これはヘヴィローテーション入り決定だな。
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2019年12月01日

井上ゆかりピアノソロコンサート

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 今日はおりなす八女で、井上ゆかりピアノソロコンサート。井上ゆかりさんはジャズピアニストではあるが、その表現の幅はジャズだけにとどまらない。その幅広さと奥行きに感動するコンサートだった。
 キュートな見た目に反して、飛び出してくる音楽は力強くダイナミック。そして、スケールが大きく浸透力がすごい。それでいて柔らかさと美しさ、しなやかさがある。音楽の世界に引き込む力がすごい。僕はあっという間に井上ゆかりさんの世界に魅了されていた。
 演奏された音楽はジャズだけにとどまらず、ポピュラーから邦楽、映画音楽など幅広い。それがしっかりした揺るぎのない土台の上に成り立っている。それをサラっと演奏されるから恐れ入る。ピアニストの中のピアニストだ。
 会場全体が井上ゆかりさんの演奏に夢中になっていた。2時間を超えるライブだったが、あっという間に終わってしまった感じだった。ぜひ、また来ていただきたいなぁ。
posted by 坂本竜男 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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