
昨日、八女で素晴らしい演奏を聴かせてくれた松本圭使さんのサードアルバム。
初めて松本さんのピアノを聴いたのは10年以上前。そのときから印象に残る素晴らしい音色を聴かせてくれていて、間違いなく当時の若手でもトップクラスの実力だったと記憶している。今はさらにスケールアップして、華も技術も表現力もパワーアップ。見た目は相変わらずの素敵なイケメンだが、音楽は風格すら感じさせる。今や日本のジャズシーンに欠かせない存在ではないだろうか。
2年前にリリースされたこのアルバムは、いわば今の松本さんの集大成ともいえる作品。メロディアスでロマンチック。そしてスリリングでダイナミック。松本さんの魅力が詰まったアルバムだ。
ちなみに、昨日のライブで素晴らしい歌声で会場を魅了した竹下みず穂さんも3曲参加。そして、レコーディングで使われたピアノはファツィオリ!そういう意味でも必聴の作品だ。