2020年05月02日

サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン

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 多くのジャズファン、いや音楽ファンに愛される、この名盤を久しぶりにターンテーブルに乗せ針を落とす。
 聴き慣れた音楽(歌声)のはずなのに、思わずハッとさせられる。ここまで深く響き染み入るとは!サラ・ヴォーンの歌声はもちろん、クリフィード・ブラウンのトランペットがとにかく染みる!
 世間がこういう閉塞感のある状況だからこそ、素晴らしい音楽は力になるのだ。改めて音楽の力は偉大だと感じる。
posted by 坂本竜男 at 11:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年05月01日

エグベルト・ジスモンチ ソロ

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 僕が、最も美しい音色を奏でるピアニストだと思っているエグベルト・ジスモンチ。彼は同時に素晴らしいギターの名手でもある。
 このソロアルバムは、そんな彼のピアノとギターのみをシンプルに、かつ深く楽しめる傑作。温度がかなり上がってきたこの季節、ラテンから発信される美しい音色がよくマッチする。
posted by 坂本竜男 at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

ウォーターカラー

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 パット・メセニーの初期の名作「ウォーターカラー」。透明感のあるギターの音色が心地いい。湿気が少なく爽やかな今の季節にぴったりだ。
 しかし、ある意味、後年の作品よりも彼らしいギターに聴こえるのはなぜだろう。これは僕だけだろうか。
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SPORTS

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 日本では映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の挿入歌で一気に有名になったヒューイ・ルイスだけど、僕にとってはやはりこのアルバムがヒューイ・ルイスなのだ。
 彼らの音楽の魅力がギッシリ詰まったこの一枚は、間違いなく80年代を代表する一枚。今聴いてもその魅力は少しも色あせることはないね。
posted by 坂本竜男 at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

レコードに浸るいい機会

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 今日のBGMは、ビートルズ「リヴォルバー」でスタート。いつ聴いてもグッとくる名盤だ。
 自宅にいる時間が圧倒的に増えて、レコードに耳を傾ける時間が増えた。今年のゴールデン・ウィークは外出自粛で出かけられないからこそ、ゆっくりレコードに浸りたい。たくさんの名盤たちから得られるものも、きっとたくさんあるはずだ。
posted by 坂本竜男 at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年04月29日

今年のGWの始まりはレコード鑑賞で

 今年もゴールデン・ウィークに入った。今年は例年とは全く違う連休だ。せっかくの気持ちのいい晴天だが、今日は自宅でレコード鑑賞。

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 ジョニ・ミッチェルからジョン・ケージまで。とりとめのないセレクトだが、たまにはこんな感じも悪くない。じっくり音楽に向かい合えるレコードは、こんなときにぴったりなメディアかもしれない。
posted by 坂本竜男 at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

ストレンジ・ウェザー

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 久しぶりにマリアンヌ・フェイスフルを聴く。この時は既に元トップアイドルとは思えないしゃがれた声になっているが、とても深みと奥行きがあって心に染み入る。やっぱり、素晴らしいアルバムだ。
 彼女は4月6日に新型コロナウイルスに感染し、入院中らしい。彼女の回復と新型コロナウイルスの終息を祈りながら、改めて彼女の音楽に耳を傾けたい。
posted by 坂本竜男 at 09:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年04月13日

今日もレコードに浸る

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 今日もレコードに浸る。スタンダーズトリオの原型とも言えるゲイリー・ピーコックの名作から、なぜかポーグス、ヴァン・モリソン、ウォーターボーイズとアイリッシュが続き、エラに行き着くという不思議。レコードを整理ながら聴いていたからかなぁ?
posted by 坂本竜男 at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年04月12日

めくれたオレンジ、美しく燃える森

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 僕にとってのスカパラは、ゲストヴォーカルを迎えたシリーズ。しかも基本的には自分の曲しか歌ってない人がヴォーカルをするパターンというのが良いなぁと思っている。
 とくに「めくれたオレンジ」「美しく燃える森」の2枚はカッコいい。田島貴男、奥田民生という優れたソングライターでありヴォーカリストの新たな側面が聴ける感じなのもイイ。昨夜のTVでスカパラが出ていて、思わず聴き直したくなった2枚だ。やっぱり、カッコいいね。
posted by 坂本竜男 at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

こんなときだからこそ音楽に浸ろう

 新型コロナウイルスのため、外出は最小限。人気のないところをロードバイクで走るか、必要な買い物など最小限の外出のみ。しかも今日は朝から雨。ロードバイクにも乗れない。
 でも、こんなときだからこそ音楽鑑賞。しっかり、大好きなレコードに向き合う。

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Strange Day / The Doors

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Led Zeppelin IV / Led Zeppelin

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Marquee Moon / Television

 じっくり一人でレコードを聴きこむのは本当にひさしぶりだ(お客さんと一緒に楽しむことは最近も何度かあったけど)。こうやって、改めて好きなレコードを聴くと、レコードの音の濃さと音楽そのものの圧倒的な力を感じずにはいられない。やっぱり、音楽の力は偉大なのだ。
posted by 坂本竜男 at 13:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年03月26日

作曲家 三浦寛也さんが来宅される

 今日、我が家に近現代ピアノ音楽塾で来日していただいた、作曲家の三浦寛也さんが遊びに来られた。
 レコードを聴きながらのお話は作曲家ならではの視点も感じられて、とても面白く興味深いものだった。そして、様々なジャンルの音楽にお詳しく、ターンテーブルに乗るレコードもクラシック、カントリー、ジャズ、ロックと多岐に渡った。また、音楽以外の話題も多く、南方熊楠や白洲正子、河合隼雄、ロバート・メープルソープなど、我が家の本棚を眺めながら様々な話で盛り上がった。
 三浦さんはアメリカ在住だが、世界中で幅広い活動をされている。その視点はあきらかに僕とは違う大きなものがある。そして実体験として世界各地の文化や状況を感じられていて、それを踏まえてのお話はとても奥が深く面白い。
 三浦さんとは先週初めてお会いした方とは思えないくらい一緒に盛り上がれる共通項が多く、とてもフィーリングが合う。ウマが合うとはまさにこのことだろう。貴重で楽しい時間はあっという間だった。
 我が家での音楽を聴きながらの楽しい談話の後は、地元の名店あげまきで美味しい食事を二人で楽しんだ。東北出身でアメリカ在住の三浦さんに、九州の食事を楽しんでいただけたことも嬉しかった。仕事がきっかけでこんな素晴らしい繋がりができたわけだが、その広がりは仕事だけに収まっていない。これはとても価値があることなのだ。そう思わずにはいられない。
posted by 坂本竜男 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年03月20日

近現代ピアノ音楽塾〜ガラコンサート

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 近現代ピアノ音楽塾の最終日は、ガラコンサート。音楽塾受講生の皆さんによるピアノ演奏がメインだが、その解説が三浦寛也さんと朝川万里さんによるプロジェクターによる映像とピアノ実演を踏まえての解説付き。レクチャーコンサート的な要素もありつつ、作曲家と演奏家という違う視点からの解説でとても興味深いものだった。

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 そして、受講生の皆さん(といっても活躍されているバリバイの演奏家さんだが)が、ドビュッシーからエリオット・カーター、一柳慧まで近現代音楽の音楽性や作曲家の意図、スタインウェイとベーゼンドルファーという2台のピアノの違いなどを素晴らしい演奏で表現され、会場は一気に近現代音楽の素晴らしい世界に引き込まれた。

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 そして、圧巻は1台のピアノを4人で弾くという、なかなかお目にかかれない究極の連弾。1台のピアノとは思えない重厚さと音楽のスケールの大きさに圧倒された。
 4日間に及ぶ近現代ピアノ音楽塾は、本当に価値のある素晴らしい内容だった。新型コロナウイルスの影響で一時は開催も危ぶまれたが、無事に開催できて本当に良かったと思う。このような素晴らしいコンサートが地方の小さな町で開催できたことの意味は大きい。次につながる大きな一歩でもあったと感じる。いち音楽ファンとしても、このような素晴らしい企画は長く続いて欲しいと切に願う。
posted by 坂本竜男 at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年03月18日

近現代ピアノ音楽塾〜作曲家トーク

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 近現代ピアノ音楽塾2日目の最後は作曲家トーク。作曲家 三浦寛也さんのトークは、音楽への新しい視点にもなるものでとても興味深く面白いものだった。

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 近現代音楽なのにプリンス?でも、お話を聞いて納得!

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 ポイントポイントで朝川万里さんによる実演!

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 新型コロナウイルスで来日できなくなった作曲家のジョン・リンクさんは、ネット回線を通して参加。

 今回のトークイベントは、本当に貴重で面白いものだった。作曲家が不特定の人のために曲を作るのと、特定の人を思い描いて作るのでは当然違ってくる。それに、演奏者の解釈でも曲は変わっていくだろうから、曲ができた時点で完成しているようで、新たな可能性を秘めているとも言える。そう考えると、作曲家という仕事は本当に興味深い。おそらく意図的に演奏者に委ねる部分もあるのだろう。曲の提供先が明確であればあるほど、その「委ねる」という部分がもしかしたら大きいのかもしれない。
posted by 坂本竜男 at 20:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

近現代ピアノ音楽塾〜公開レッスン

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 近現代ピアノ音楽塾2日目は朝から公開レッスン。普段では目にすることも、耳にすることもなかなかできない貴重な体験だ。音楽のまた違った背景を見ることができる。
 レッスンが進むにつれて音楽がどんどん変化していく様は、とても興味深くまた面白い。そして、これを踏まえて聞く最終日のガラコンサートは、間違いなく素晴らしいものになるはずだ。
posted by 坂本竜男 at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

近現代ピアノ音楽塾 初日〜朝川万里レクチャーリサイタル〜

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 新型コロナウイルスで開催を危ぶまれた近現代音楽ピアノ塾も、昨日無事にスタートした。
 初日は朝川万里さんのレクチャーリサイタル。バッハから近現代音楽までの流れ、音楽の背景、楽器の要素、作曲家の意図や想いなどなど。普段耳にできないことを踏まえてのピアノリサイタルは、音楽の入り方や感じ方が圧倒的に変わってくる。音楽の幅の広さ、奥行きの深さをより感じれるようになっていくのだ。
 面白いのは、近現代音楽は楽器の限界に挑戦するかのような音楽の作り方にもなっているように感じることだ。音のダイナミックレンジがとても大きく、音域も広い。バッハの曲と比べるとわかりやすい。一見、とっつきにくいようで、実は様々な挑戦が見て取れるのだ。
 学校の音楽の授業がこんな内容だったなら、もっと音楽文化が盛んになるんだろうけどなぁ。
posted by 坂本竜男 at 09:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年02月17日

SOLO 2

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 昨年末にリリースされた大口純一郎さんのソロピアノ集を聴く。
 ピアノソロとしては2枚目のアルバムだが、前作よりもさらに軽やかさが増した印象だ。それがとても聴いていて心地よい。軽やかだが音楽が軽いわけではなく、むしろ深く広い。それを軽やかに気持ちよく楽しめるのは大口さんならではだろう。オリジナル曲だけでなく、マルティン・ロハス、エルメート・パスコアールの楽曲を取り上げているのも大口さんらしい。とても素敵なアルバムです。
posted by 坂本竜男 at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年02月15日

音楽と覚醒剤

 槇原敬之が覚醒剤で再度逮捕され、彼の音楽が自粛されるようになった。覚醒剤がいけないのは当然のことだが、本来、音楽と直接関係はないはずだ。ここは別に考えるべきではないかと思う。
 某局の某番組に使われていた槇原敬之の曲は、ビートルズの曲に差し替えられた。しかし、この論理でいくならビートルズの曲もダメだろう。
 もちろん、覚醒剤は絶対に良くない。しかし、作られた音楽はまた別の話。必要以上に過敏に反応する今の日本。どこか間違っているような気がするのだが…。
posted by 坂本竜男 at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年02月14日

スレイヴス・マス

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 ブラジル音楽の天才、エルメート・パスコアールの代表作。実は以前はこのアルバムはおろか、彼のことも知らなかった。しかし、僕が大好きなジャズ・ピアニスト大口純一郎さんが自身のアルバムやライブでも度々取り上げられいて、その素晴らしさを知ったミュージシャンだ。
 天才とも鬼才とも評される彼だが、僕にとってはとても入りやすい音楽だ。ブレジル音楽ではあるが、その懐はずっと深く、音楽の幅も表現もとても広い。素晴らしいテクニシャンだが、それ以上に遊ぶ心にあふれていて、音楽そのものがとても楽しい。
 正直、好き嫌いは分かれるかもしれないが、僕は一発で大好きになった。間違いなく歴史に残る名盤です。
posted by 坂本竜男 at 13:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年02月12日

ライル・メイズ死去

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Lyle Mays facebookより

 2月10日、ジャズピアニスト ライル・メイズが亡くなった。facebookページで家族が発表した。66歳だった。
 ライル・メイズといえば、パット・メセニーとの共演作がすぐに思い浮かぶ。それらのアルバムはメセニーの代表作でもあり、僕もとても好きなアルバムばかりだった。彼なくしてメセニーの名作はあり得なかった。
 66歳とは、なんて早い死なのだろう。もっとたくさんの素晴らしい仕事を残したはずなのに。とても残念でならない。心からご冥福をお祈りします。
posted by 坂本竜男 at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2020年02月08日

Jimi Hendrix with Stevie Wonder on drum - I Was Made To Love Her


Jimi Hendrix with Stevie Wonder on drum - I Was Made To Love Her from Oliviero 'Olli' Rocca on Vimeo.


 なんとジミヘンとスティーヴィーの共演!!!メチャメチャカッコイイ!!!
posted by 坂本竜男 at 10:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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