
昨年フルモデルチェンジしたトヨタ カローラが売れているそうだ。確かに、この近辺でもよく見かける。とくにワゴンタイプであるカローラツーリングは急増している印象だ。
トヨタ カローラは今回のモデルチェンジで幅が広くなり、初の3ナンバーボディになった。デザインも一新され、カローラスポーツに通じるスポーティで若々しいデザインになっている。とくにツーリングのデザインは秀逸で、街で見かけても「いいな」と思うものがある。素直にカッコいいと思う。
このカッコよさはボディの幅を広げたのも大きいと思うが、サイズ的にはやや微妙な感じになっている。ヤリスなどのBセグメントとプリウスなどのCセグメントの中間になるのだ。そのせいか、ツーリングはデザインもちょっと寸詰まりな印象を受ける。室内の広さも平凡だ。せめてツーリングはもう少し全長が長くても…と思わなくはない。ホンダ シビックのようにCセグメントに完全に移行するのもアリではなかったのではないだろうか。

と思っていたら、ツーリングのヨーロッパモデルは全長が155mmも長いらしい。しかもフロントマスクはカローラ スポーツと共通になっている。エンジンは2.0Lのハイブリッドも設定されている。これはいい!
今回のカローラのモデルチェンジで、寂しかった国内のステーションワゴンに活気が戻ってきた。メガーヌ エステートに乗っている僕としては嬉しい変化だ。これをきっかけに魅力的なステーションワゴンがどんどん出てくると良いな。