いつもお願いしている印刷会社さんが、あまりに多忙で一部の印刷の受注を停止された。今日、校了した仕事がその一部の印刷に該当してしまうため、急遽、別の印刷会社さんにお願いすることに。
印刷の品質は問題ないが、入稿の手順や発送の指示などいろいろ勝手が違うところが多くて少々戸惑ってしまった。
しかし、このことが意外に吉と出る可能性もある。お願いする業者さんが違うと当然勝手も違ってくるが、そのおかげでより細かな指示ができて良い結果を生んだり、ミスやトラブルを未然に防げる可能性もあるからだ。何より、「慣れ」が怖い側面もある。今回は、それに気づく良いタイミングだったと思うようにしよう。
2023年03月02日
2023年02月19日
ひさしぶりの杉原さん宅訪問
ひさしぶりに、柳川のキモノプロデューサー 杉原督雄さんのお宅にお邪魔した。



特別なものも、どうだという感じもない、なんて事のない庭。しかし、そこにはさりげなく緻密な気遣いや想いがしっかりと見て取れて、さりげない美しさがあってとても居心地が良い。僕が目指しているデザインの方向性と通じるものがある。

それは室内に飾られている小さな生花にも表れている。

そして、素材の良さを突き詰めつつ、究極まで無駄を削ぎ落とした着物。基本は無地で極めてシンプルなのに、光や見る角度で距離で表情が変わる。控えめながら上品かつ上質。ずっと見ていられる。
杉原さん宅にお邪魔して、改めて自分のデザインが目指しているところが明確になった気がした。そして、それは写真も同じ。自分の前が明るくなった気がして、清々しい気分で帰路につけたのだった。



特別なものも、どうだという感じもない、なんて事のない庭。しかし、そこにはさりげなく緻密な気遣いや想いがしっかりと見て取れて、さりげない美しさがあってとても居心地が良い。僕が目指しているデザインの方向性と通じるものがある。

それは室内に飾られている小さな生花にも表れている。

そして、素材の良さを突き詰めつつ、究極まで無駄を削ぎ落とした着物。基本は無地で極めてシンプルなのに、光や見る角度で距離で表情が変わる。控えめながら上品かつ上質。ずっと見ていられる。
杉原さん宅にお邪魔して、改めて自分のデザインが目指しているところが明確になった気がした。そして、それは写真も同じ。自分の前が明るくなった気がして、清々しい気分で帰路につけたのだった。
2023年02月15日
手描きを形にする
2022年10月04日
スギのカタチ展

今日は朝から日田市。ベストリビングさん内にあるCREATIVE BASE FABで開催中の「スギのカタチ展」へ行ってきた。







大分県立芸術文化短期大学の学生さんが真剣に日田杉と向き合い、格闘し創造した成果の出張展示会とのこと。日田家具衆(ひたかぐら)、大分県産業科学技術センター、大分県立芸術文化短期大学の産学官連携による成果発表展示でもある。
家や家具、下駄など生活に密着したところで使われている馴染み深い建材「日田杉」。学生さんたちの若く柔軟な発想が、日田杉の新たな魅力を掘り起こしている。新たな表情を見せてくれたり、従来のものに更なる付加価値をつけたりと、アプローチは様々。いずれも興味深い展示ばかりだ。これらの中から、さらにブラッシュアップして商品化されるものも出てくるに違いない。
2022年06月17日
宝島染工展 in Qrafts
2022年05月17日
今更、WordPress
今更ながら、WordPressと格闘している。
僕はWebの仕事はできるだけ避けているのだが、それでも年に何度かはWebの仕事の依頼がある。さすがに今までやってきた原始的な方法ではムリがあるので、今更だがWordPressに本格的に(?)取り組んでいるのだ。
以前はWordPressのWINDOWS的な使い勝手がしっくりこなかったのだが、慣れてくるとこれはこれで便利だ。特に今はPCよりもスマホで見る人の方が多いし、多くの人に使いやすいサイトということを考えると、WordPressはよくできたソフトだと感じる。全Webサイトの4割以上(!)がWordPressで作られているというのも納得だ。
現在、仕事で2つのサイトをWordPressで制作中。今後も増えそうな感じである。この機会にウチのWebサイトもWordPressに移行しても良いかもしれない。
僕はWebの仕事はできるだけ避けているのだが、それでも年に何度かはWebの仕事の依頼がある。さすがに今までやってきた原始的な方法ではムリがあるので、今更だがWordPressに本格的に(?)取り組んでいるのだ。
以前はWordPressのWINDOWS的な使い勝手がしっくりこなかったのだが、慣れてくるとこれはこれで便利だ。特に今はPCよりもスマホで見る人の方が多いし、多くの人に使いやすいサイトということを考えると、WordPressはよくできたソフトだと感じる。全Webサイトの4割以上(!)がWordPressで作られているというのも納得だ。
現在、仕事で2つのサイトをWordPressで制作中。今後も増えそうな感じである。この機会にウチのWebサイトもWordPressに移行しても良いかもしれない。
2022年04月22日
杉原さんのPHOTO BOOK
柳川のキモノプロデューサー杉原督雄さんのPHOTO BOOKを手掛けさせていただいた。
杉原さんのPHOTO BOOKは、宣伝ともパンフレットともカタログとも違うもの。今回で3冊目になる。唯一無二の上質な着物とそのプロデュース、余白が生きた展示場や庭を紙媒体でどう表現するか。僕にとっても刺激的で挑戦的な仕事である。





この3冊目は、今まで以上に杉原さんの独自性が表れた本になっている。自分でも納得がいく仕上がりにはなったと思っているが、この本で見るより実物は何倍も素晴らしい。ここに紙媒体の限界を感じるが、それで良いと思っている。だって、本物を見ていただくための本なのだから。
この本は杉原さんの素晴らしい感性が詰まった一冊だが、本を見ただけで終わらず、ぜひ展示場に足を運んでいただけたらと思う。
杉原さんのPHOTO BOOKは、宣伝ともパンフレットともカタログとも違うもの。今回で3冊目になる。唯一無二の上質な着物とそのプロデュース、余白が生きた展示場や庭を紙媒体でどう表現するか。僕にとっても刺激的で挑戦的な仕事である。





この3冊目は、今まで以上に杉原さんの独自性が表れた本になっている。自分でも納得がいく仕上がりにはなったと思っているが、この本で見るより実物は何倍も素晴らしい。ここに紙媒体の限界を感じるが、それで良いと思っている。だって、本物を見ていただくための本なのだから。
この本は杉原さんの素晴らしい感性が詰まった一冊だが、本を見ただけで終わらず、ぜひ展示場に足を運んでいただけたらと思う。
2022年04月21日
Webデザインについて
Webデザインは、デザイン以前にコンサル的要素が大きいと思っている。だが、それをわかっているWebデザイナーはそれほど多くない。その証拠に見栄えはそこそこ良くても、使いにくい、わかりにくい、欲しい情報が見つけにくいサイトがゴロゴロある。
そして、意図的にやっているのだろうが、わかりにくい、あるいは見にくい物も多い。あえてわかりにくくするという手法はないわけでは無いが、小細工せずにもっとわかりやすくするということを、もっと考えた方が良いのではないだろうか。まぁ、これはデザイン全般に言えることではあるのだが。
おそらくカッコよさを勘違いしているのだろう。その結果、似たような「わかりにくいデザイン」が溢れてしまっているのだ。
そして、意図的にやっているのだろうが、わかりにくい、あるいは見にくい物も多い。あえてわかりにくくするという手法はないわけでは無いが、小細工せずにもっとわかりやすくするということを、もっと考えた方が良いのではないだろうか。まぁ、これはデザイン全般に言えることではあるのだが。
おそらくカッコよさを勘違いしているのだろう。その結果、似たような「わかりにくいデザイン」が溢れてしまっているのだ。
2022年04月02日
新しい名刺が出来上がってきた
2022年03月24日
新しい名刺
引っ越してから一ヶ月過ぎて気づいた。まだ新しい名刺を作っていなかった。住所が新しくなるので、デザインも新しくしようと思っていたのに、まだ手をつけていなかったのだ。
少し落ち着いてきたので、早速手掛けようと思っているが、自分の名刺というのは意外に難しい。ヘンに割り切れないところがあるからだ。それで決めきれずにズルズルと行ってしまう。いい意味で適当にやれれば良いのだけれど。
少し落ち着いてきたので、早速手掛けようと思っているが、自分の名刺というのは意外に難しい。ヘンに割り切れないところがあるからだ。それで決めきれずにズルズルと行ってしまう。いい意味で適当にやれれば良いのだけれど。
2022年03月22日
上峰町こども園パンフレット、完成!
2022年01月17日
2021年12月26日
レイバン Jackie Ohh

かなり久しぶりにサングラスを買った。レイバンのJackie Ohhである。
Jackie ohhは、ケネディ元アメリカ大統領夫人であったジャクリーン・ケネディをその名の由来とする。ジャクリーン・ケネディはそれまでの大統領夫人とは異なり、高級ブランドを身につけ、女性的で洗練された姿で民衆の前に姿を現したファッションリーダーだった。そして、多くの人から愛される女性でもあった。
このことからもわかるように、このサングラスは元々は女性用。女性の顔を美しく見せるデザイン、女性を美しく見えるフォルムを持ちながら、実用性と耐久性も持ったモデルである。
しかし、男性がかけてもカッコいい!と男性の愛用者も増え、今はユニセックスモデルとして販売されているようだ。
で、かけ心地はさすがレイバン。とてもしっくり馴染む感じだ。そして、女性にはもちろん、男性にも合う人は多いと思われる優れたデザインとフォルム。評価がすこぶる高いのも頷ける。今年は例年以上に色々買った年だったが、何気にその中でも上位に位置するくらい気に入っている。やっぱり、レイバンは良いね。
2021年12月16日
お客様から学ぶ
フリーでデザインの仕事をしていると、印刷物などは仕様をある程度絞り込んでから受けることが多い。その方が効率も良いし、デザインのみに集中できるし(本当は違うのだが)、利益率も上がる。
だが、それが当たり前になってくると、自分の幅を狭めてしまうことになるし、それは提供できるデザイン・商品・サービスの幅を狭めてしまうことを意味する。
そんな時、お客様からの普段とは全く違う類の注文は、大変な部分もあるが大きな学びにもなり、提供できるデザイン・商品の幅を広げることにつながる。新しい発見もあるし、スキルアップにつながることも多々ある。そして、お客様から教えていただいていることに気づくのである。
やっぱり、ラクばかりしてはいけないな〜と思う、今日このごろである。
だが、それが当たり前になってくると、自分の幅を狭めてしまうことになるし、それは提供できるデザイン・商品・サービスの幅を狭めてしまうことを意味する。
そんな時、お客様からの普段とは全く違う類の注文は、大変な部分もあるが大きな学びにもなり、提供できるデザイン・商品の幅を広げることにつながる。新しい発見もあるし、スキルアップにつながることも多々ある。そして、お客様から教えていただいていることに気づくのである。
やっぱり、ラクばかりしてはいけないな〜と思う、今日このごろである。
2021年12月11日
印刷の多様化へ
効率化とコスト削減の両方の意味で、近年は印刷に関しては仕様を限定してきた。実際、印刷会社さんもそういったところが増えてきたように感じる。
しかし、特殊な印刷・加工・紙質の要望は少ないがないわけではない。これからむしろ、これからは無視できない存在になるのではないか?そう感じるようになっってきた。
コストよりも他とは違う質感や表現を大事にする人が増えつつあるのではないか。それにキチンと対応するのがデザイナーの務めではないか。そこで、ネットだけではなく、実際にいろいろな業者さんと会って広げていくことが必要だと感じている。
でも、これは以前では当たり前のことだったのだ。それがいつの間にかネット中心に変わってしまった。これからは原点に還るつもりで、動いていかなければ!
しかし、特殊な印刷・加工・紙質の要望は少ないがないわけではない。これからむしろ、これからは無視できない存在になるのではないか?そう感じるようになっってきた。
コストよりも他とは違う質感や表現を大事にする人が増えつつあるのではないか。それにキチンと対応するのがデザイナーの務めではないか。そこで、ネットだけではなく、実際にいろいろな業者さんと会って広げていくことが必要だと感じている。
でも、これは以前では当たり前のことだったのだ。それがいつの間にかネット中心に変わってしまった。これからは原点に還るつもりで、動いていかなければ!
2021年11月17日
英彦山の「フォント」
2021年10月21日
鳥栖のロゴデザイン
八女福島白壁ギャラリーの手ぬぐい
2021年10月01日
「旅」の定義
「旅」という言葉が、最近の僕にとってとてもしっくりくる。デザイン・写真(あと文章も)との相性がすこぶる良いからだ。
では、「旅」の定義とはなんだろう?
多くの人は旅行と感じるかもしれない。もちろん、泊まることが前提になるだろう。しかし、僕にとって「旅」の意味はもっと広い。「旅」の定義を調べてみると、
旅とは、住む土地を離れて、一時他の土地に行くこと。 旅行。 古くは必ずしも遠い土地に行くことに限らず、住居を離れることをすべて「たび」と言った。 大辞泉には「住んでいる所を離れて、よその土地を訪れること」とある。
とある。これによれば、僕にとって「旅」とは「住居を離れることすべて」と言えると思う。だから、家を出た途端、旅は始まるわけだ。
僕が言いたいのは、「旅」は旅行など大袈裟なものだけでなく、ただ家を離れるという日常的なことも含めているということだ。それでいて「旅」は、言葉にワクワク感を持っている。これが僕のデザインの大きなテーマになりそうだ。
では、「旅」の定義とはなんだろう?
多くの人は旅行と感じるかもしれない。もちろん、泊まることが前提になるだろう。しかし、僕にとって「旅」の意味はもっと広い。「旅」の定義を調べてみると、
旅とは、住む土地を離れて、一時他の土地に行くこと。 旅行。 古くは必ずしも遠い土地に行くことに限らず、住居を離れることをすべて「たび」と言った。 大辞泉には「住んでいる所を離れて、よその土地を訪れること」とある。
とある。これによれば、僕にとって「旅」とは「住居を離れることすべて」と言えると思う。だから、家を出た途端、旅は始まるわけだ。
僕が言いたいのは、「旅」は旅行など大袈裟なものだけでなく、ただ家を離れるという日常的なことも含めているということだ。それでいて「旅」は、言葉にワクワク感を持っている。これが僕のデザインの大きなテーマになりそうだ。
2021年09月30日
旅とデザインと写真
