


昨日は小国町の坂本善三美術館からスタート。
いつも楽しみな展示だが、今回は「プロダクトで作る善三展」。坂本善三の作品をモチーフに、さまざまなプロダクツが展開されている。これがまた面白い!








Tシャツやスカート、スカーフなどのファッションに取り入れること自体は珍しくないが、そのセンスが素晴らしい。坂本善三を知らない人でも心が躍るデザインとセンスとクォリティがある。日本の伝統工芸もこんなセンスをもっと積極的に取り入れればいいのに!
封筒やマスキングテープなどの文具も定番だが、坂本善三の抽象画がモチーフになると、途端に洗練されたものになる。なんとカッコ良いことか!
そして、プロダクツは家具やパッケージ、食品にまでおよぶ。その発想もまた素晴らしい。
これらのほとんどは、小国町を中心とした地元の会社、学校、作家さんそして職人さんが手掛けている。小国町には素晴らしいプロダクツのモチーフだけでなく、高い品質で作り出せる技術と人がいるのだ。なんと素晴らしいことだろうか。
展示されている製品の多くは、館内で購入することができる。スカートなど一部の商品は大人気で、すでに品薄状態。欲しい人はできるだけ早く行かれることをお勧めする。
今回の展示はいつも以上に楽しく面白い展示だった。アートを生活に取り入れ、より身近なところで楽しめる。展示期間はまだ長いので、ぜひまた足を運びたい。