2017年09月15日

あゆみびと

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 久留米絣と日田下駄のコラボで、素敵な下駄が出来上がった。その名は「あゆみびと」。久留米絣の織元さんと、日田の本野はきもの工業さんが、久留米絣ブランド「絣衣人」ブランドのもとで生み出した逸品である。
 今日、実物を手にしたのだが、そのクォリティの高さと深い魅力に驚いた。これは間違いなくヒットするだろう。もともと本野さんの日田下駄は、質感の高さと履き心地の良さで昔から定評がある。それに絣の魅力が加わって、さらなる高級感が加わり大いに魅力が増している。これは素直に欲しくなる商品だ。伝統工芸同士のコラボはある意味、凄まじい。それをまざまざと見せつけられた気がする。
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2017年09月12日

ユニークな線香

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 こんな線香があるなんて知らなかった!香りもちゃんと再現してるのがすごい。この遊び感覚も日本文化なのだね。
posted by 坂本竜男 at 19:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化

2017年08月29日

宝当神社へ参拝する

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 唐津城のあとは、海上タクシーに乗って宝当神社のある高島へ。

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 参拝の前に、まずは腹ごしらえ。宝当お休み処で海鮮丼をいただく。やはり新鮮。素晴らしく美味い。ボリュウムがあるのにペロリ。

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 いよいよ宝当神社に参拝。宝くじが当たることで有名なこの神社。さすがに宝くじ関係のものが多い。そして当然、宝くじも売っている。そのせいか、他の神社とは違う雰囲気だ。
 僕は宝くじは買わないので、普通に参拝。色々な意味で自分が解放されたような気がする。
posted by 坂本竜男 at 16:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化

2017年08月24日

福山富夫絣工房を訪ねる

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 久留米絣の織元である福山富夫絣工房を訪ねた。筑後市にある手織りの絣工房である。
 機械は足踏み式。年季が入った機械をリズムよく動かしながら織っていく。簡単そうにやられているように見えるが、繊細で気を使う作業だ。これだけを見ても、絣がいかに手間をかけて作られているかが伺える。
 絣の藍の色がなんとも言えない美しさだ。派手さはないが、とても品がある。その藍色の地に白で伝統的な柄が少しずつ現れていく。素晴らしい…。
 割と雑然とした感じはあるが(散らかっているわけではない)、工房には独特な美しさがあった。使い込まれた機械。糸の束。模様が浮かび上がっていく織物。作業に没頭される職人さん。様々な要素が合わさってできた美なのだろう。この日本ならではの美。ずっと残したい。より多くの人に伝えたい。ささやかながら、そう思って工房をあとにした。
posted by 坂本竜男 at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化

2017年08月17日

福島城趾

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 今日は八女で3件打ち合わせ。その合間に福島城趾へ。今は公園になっているからその面影は薄いが、上に登ると確かに城跡。そばまではよく来るけど、意外に上まで登ったのは初めてかも。ここが城下町として栄えた八女福島の中心だったのだ。
posted by 坂本竜男 at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化

2017年05月10日

爆笑 林家三人会

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 今日は久留米シティプラザで落語。「爆笑 林家三人会」である。地方では、林家木久扇、林家三平、林家たい平の笑点のレギュラー3人の落語を生で観れる価値ある講演だ。
 失礼ながら、正直なところ林家木久扇さんは見れるだけでいいと思っていた。しかし、出てこられるるだけで場の空気が変わる。古典落語こそなかったが、笑いが絶えない舞台はさすがだ。立川談志さんのモノマネがうまいことにもびっくり。笑いの絶えないステージだった。
 そして圧巻は林家たい平さんだ。さすが実力者である。とにかく芸の幅が広い。時事ネタをたくみに取り入れながら、グイグイ聴き手を引き込んでいく。古典落語もモノマネも、いずれも上手い。客席を取り込みながら、うまく話を展開させていく。たい平さん特にうまさが光る講演だった。
 落語は比較的身近ではあるが、それでもたいていはTVで見ているだけにすぎない。その面白さはほんの一部分にすぎないことを改めて思いしらされた。やはり、落語は「生」なのだ。
posted by 坂本竜男 at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化

2017年05月05日

基肄城 南門跡(水門跡)猿田彦神社

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 小さい神社だが、空気感がすごい…。
posted by 坂本竜男 at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化

2017年04月11日

坂東玉三郎×鼓童特別公演「幽玄」

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 おお、これは是非観たい!東京は難しいけど、9月の福岡公演はなんとかして行きたいな。

http://www.kodo.or.jp/performance/performance_kodo/1014
posted by 坂本竜男 at 16:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化

2017年02月26日

「汚い」日本語講座

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 「目くそ鼻くそ」から始まるこの本。さすが金田一秀穂先生、内容はもちろん、切り口も表現も面白い。そしてわかりやすい。文章を書くというアウトプット作業の合間に読むと、いい栄養源になってくれるな。
posted by 坂本竜男 at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化

2017年02月19日

八女市立花町白木にて

 昨日のフラメンコの後に、地元の方たちと食事をしながらお話しする機会があった。そこには、地方の宝物がたくさん詰まっていることを実感した。白木の豊かな自然。美味しい果物や野菜。地元に伝わる歌や習慣…。これらの話を伺っていると、地方ならではの大事な文化がまだしっかり息づいていることがわかるし、それらがとても価値があり、大事なものであることがわかる。
 白木の年配の方たちは、決していろいろなところに足を運ばれたわけではない。地元とその周辺くらいしかご存知ない方も多くいらっしゃる。しかし、この方達はとても文化的で大事なもの、価値があるものをよくわかっていらっしゃる。全国的に見ると失われつつある地方な大事な文化が、白木にはしっかり遺っている。いろいろとお話を伺っていて、僕は宮本常一が記した本を思い浮かべた。
 白木の住民の方の多くは年配の方たちだ。本来であれば、もっと若い人たちが住んで、この文化を引き継いでいくことが必要なのだ。地方の大事なもの、素晴らしいものをより知ってもらうための仕掛けが必要なのだ。
posted by 坂本竜男 at 15:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化

2017年02月08日

御自作天満宮

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 武蔵寺のすぐそばにある御自作天満宮も参拝。道真公が武蔵寺に参籠した時に、自分の等身大の木像座像を刻んで納めたと伝えられ、それが御神体となっていることから、その名前が付いているのだそうだ。
 御神体は年に3度だけ、本殿の扉を開けて、御自作天神を御開帳している。今度は4月25日の春の大祭のとき。これは是非、行きたい!
posted by 坂本竜男 at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化

武蔵寺

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 初めて訪れた、筑紫野市天拝山の麓にあるお寺、武蔵寺。建立が飛鳥時代とも言われる九州最古のお寺である。長者の藤が有名だそうだ。
 武蔵寺は我が家からクルマで約30分ほど。はずかしながら、九州最古のお寺がこんな近くにあることを全く知らなかった。
 2月なので、有名な藤の花が拝めるわけではないが、さすが九州最古。とても趣のあるお寺だ。境内に足を踏み入れるまでもなく、自然と身も心も引き締まる。神社もそうだが、日本人の根底にあるものにつながっているのだろう。心はおだやかになるし、心の中に静寂が生まれる。それがなんとも心地良い。移動中の空いた時間にちょっとだけ寄ったのだが、たったそれだけも心の変化は大きい。次は時間があるときに訪れたい。
posted by 坂本竜男 at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化

2017年01月15日

桂文枝独演会

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 今日は地元鳥栖で桂文枝独演会。チケットはなんと2,000円。宝くじ文化公演ということなのでこの金額が実現しているのだが、こんな破格の金額で観れるのは本当にありがたい。
 で、公演なのだが「さすが」のひとことである。出てくるだけで場の空気が変わるし、まとっている空気感が段違いだ。そして、間の取り方から言葉の表現から、なにからなにまで見事だ。このクラスの方はやはり格が違う。
 昨年の桂文珍も素晴らしかったが、桂文枝はまた違った魅力・すごさがあった。特に印象的だったのは独特の艶と色気。これは桂文枝ならではのものだろう。そのあたりは桂文珍とは対照的である。桂文珍の時は古典落語だったのに対し、桂文枝は現代落語だった。それもまた対照的だ。それぞれに魅力があるし、おそらくどちらも必要なものなのだと思う。今度は古典落語も聞いてみたいなぁ。
posted by 坂本竜男 at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化

2017年01月11日

十日恵比須 残りえびす

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 今日は朝から十日恵比須。十日恵比須神社 正月大祭最終日。残りえびすである。実は明るい時間に十日恵比須へ行くのは初めて。さすがに参拝の後、お酒を飲む感じではないが、朝から参拝するのはいいものだ。

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 そして今年の福引で当たったのはこれ。これでますます商売繁盛!!!
posted by 坂本竜男 at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化

2017年01月10日

天皇陛下の譲位

 産経ニュースより以下抜粋。

 天皇陛下が在位30年を節目として譲位を希望されていることを受け、政府は、平成31(2019)年1月1日(元日)に皇太子さまの天皇即位に伴う儀式を行い、同日から新元号とする方向で検討に入った。国民生活への影響を最小限とするには元日の譲位が望ましいと判断した。譲位に伴う関連法案は、有識者会議の報告と衆参両院の論議を踏まえ、5月上旬にも国会に提出する見通し。譲位は「一代限り」として皇室典範改正は最小限にとどめる方向で検討を進める。

 あくまでも皇室典範改正というより、特例として扱い進めていくようだ。改正か特例か、どちらがいいのだろう?どちらにしても、どこまで天皇陛下のことを考えているのか。そっちのほうが重要だと思うのだけれど。
posted by 坂本竜男 at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化

2016年12月11日

筑前琵琶と和のしつらえ

 昨夜は、筑後地方を拠点として幅広く活動されている、橘流筑前琵琶筑後旭会kochouさん主催の「筑前琵琶と和のしつらえ」にご招待いただいた。場所は八女の矢部屋許斐本家である。

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 まずは久留米の料理研究家、渡辺貴子さんのお料理。どれもひと手間多く掛けてあり、とても味わい深くやさしい味。体が喜ぶ味だ。美味しい!

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 そして許斐さんの抹茶と柳川の坂田屋さんの和菓子。これもまた美味しい!

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 そして、筑前琵琶。海外の音楽にない瞬発力とアタック感。邦楽に対して地味なイメージを持つ方も多いと思うが、実際はかなり違う。日本の音楽は地から湧き上がってくる音楽。この迫力と説得力は、邦楽ならではだろう。
 そして、日本文化に共通する「間の美」。音がないところにも音楽がある。美がある。許斐本家の素晴らしい空間と相まって、日本の美をしっかり堪能できた素晴らしい時間だった。そして、筑前琵琶のさまざな可能性も感じた。これからさらなる活躍をされるのは間違いない。
posted by 坂本竜男 at 10:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化

2016年10月27日

仏壇解体ショー

 今日は八女伝統工芸館で仏壇解体及び組み立ての実演。いわゆる仏壇解体ショーである。仏壇は、メンテナンスができるように、簡単に解体ができるようになっているのだが、実際に見るのは初めて。八女でこの実演をされるのも初めてだそうだ。

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 ショー向けの大まかな分解とはいえ、ある程度大きい仏壇が解体そして組み立てまで15分ほどでできてしまうことに驚く。接着剤を一切使わず、部分的な修繕なども可能にしている仏壇の構造は、とても理にかなっている。そして何より、日本人の思想が感じられ、とても興味深い。

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 そして、彫金、蒔絵、金箔、彫刻の職人さんの実演。これもまた見応えがあった。八女は伝統工芸の町であり、職人の町でもあるが、仏壇はまさにその集大成だと言える。もっと多くの人たちに知ってほしい。
posted by 坂本竜男 at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化

2016年10月26日

大麻について

 大麻が再び話題になっている。未だに日本では麻薬のイメージが強い大麻だが、実のところは全く違う。
 自然と共に生きる日本人が、古来から最も大切にしてきた植物。これが大麻だ。神道とも深い関わりがある。大麻は日本中で祀られているし、繊維としても日常的に使っていたし、漢方薬としての効能も知られている。
 では、なぜ大麻が麻薬扱いをされるようになったのか?これはアメリカのせいである。日本での麻の産業を抑制して、日本を石油製品のマーケットにするためなのだ。この事実を知る人はまだまだ少ない。
 実は日本では、大麻は麻薬としての問題は起こっていない。大事な日本の文化を守るためにも、事実を知るべきだ。
posted by 坂本竜男 at 16:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化

2016年10月12日

八女津媛神社、再び

 昨日、今年二度目の八女津媛神社参拝。この場所は本当に特別な存在。決して大きな神社ではないが、その空気感や神々しさは次元が違う。

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 八女津媛神社へ来ると、いつも言葉を失う。言葉が無意味なもののように感じてしまうのだ。だから、いざ文章にしようとすると、言葉に詰まる。ここに来ると、ただただ感じることに集中してしまうのである。
posted by 坂本竜男 at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化

2016年08月08日

天皇陛下がお気持ちを表明(全文)

 象徴としてのお務めについての天皇陛下お言葉(全文)。

 戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には、平成30年を迎えます。
 私も八十を越え、体力の面などから様々な制約を覚えることもあり、ここ数年、天皇としての自らの歩みを振り返るとともに、この先の自分の在り方や務めにつき、思いを致すようになりました。
 本日は、社会の高齢化が進む中、天皇もまた高齢となった場合、どのような在り方が望ましいか、天皇という立場上、現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら、私が個人として、これまでに考えて来たことを話したいと思います。

 即位以来、私は国事行為を行うと共に、日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました。伝統の継承者として、これを守り続ける責任に深く思いを致し、更に日々新たになる日本と世界の中にあって、日本の皇室が、いかに伝統を現代に生かし、いきいきとして社会に内在し、人々の期待に応えていくかを考えつつ、今日に至っています。

 そのような中、何年か前のことになりますが、2度の外科手術を受け、加えて高齢による体力の低下を覚えるようになった頃から、これから先、従来のように重い務めを果たすことが困難になった場合、どのように身を処していくことが、国にとり、国民にとり、また、私のあとを歩む皇族にとり良いことであるかにつき、考えるようになりました。既に八十を越え、幸いに健康であるとは申せ、次第に進む身体の衰えを考慮する時、これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています。

 私が天皇の位についてから、ほぼ28年、この間私は、我が国における多くの喜びの時、また悲しみの時を、人々と共に過ごして来ました。私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に、国民統合の象徴としての役割を果たすためには、天皇が国民に、天皇という象徴の立場への理解を求めると共に、天皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。こうした意味において、日本の各地、とりわけ遠隔の地や島々への旅も、私は天皇の象徴的行為として、大切なものと感じて来ました。皇太子の時代も含め、これまで私が皇后と共に行って来たほぼ全国に及ぶ旅は、国内のどこにおいても、その地域を愛し、その共同体を地道に支える市井の人々のあることを私に認識させ、私がこの認識をもって、天皇として大切な、国民を思い、国民のために祈るという務めを、人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは、幸せなことでした。

 天皇の高齢化に伴う対処の仕方が、国事行為や、その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろうと思われます。また、天皇が未成年であったり、重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には、天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。しかし、この場合も、天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。
 天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、これまでにも見られたように、社会が停滞し、国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。更にこれまでの皇室のしきたりとして、天皇の終焉に当たっては、重い殯(もがり)の行事が連日ほぼ2ヶ月にわたって続き、その後喪儀に関連する行事が、1年間続きます。その様々な行事と、新時代に関わる諸行事が同時に進行することから、行事に関わる人々、とりわけ残される家族は、非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが、胸に去来することもあります。

 始めにも述べましたように、憲法の下、天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で、このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ、これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました。 
 国民の理解を得られることを、切に願っています。
posted by 坂本竜男 at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本文化
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