今日は早朝から福岡県添田町へ。目的は英彦山。実は、初めての英彦山である。
英彦山登山は登山だけで無く、同時に英彦山神宮への参拝を意味する。英彦山神宮の御本社(上宮)は山頂である中岳にある。英彦山が「日本屈指の霊山」と言われるのも、そこに理由があるのだろう。

まずは麓の銅鳥居からスタート。この銅を張られた大きな鳥居がいきなり凄い存在感だ。張られた銅は深い緑色に変色して、独特の重厚感に包まれている。そして、色づいたイチョウの巨木とのコントラストがまた美しい。これだけでも来た価値がある!



石の階段が続く長い参道。ピークを過ぎたとは言え、紅葉も美しく趣のある参道だ。だが、もうここは登山コースの入り口でもある。何気に勾配はキツイ。


奉幣殿。国の重要文化財に指定されている荘厳で巨大な建物だ。その存在感は圧倒的(と言っても決して威圧的ではない)でありながら、どこかやさしくてあたたかだ。参拝者全てをあたたかく迎い入れてくれるような感じがする。もちろん、ここでの参拝も欠かせない。
ここまで約30分弱。参道は意外に勾配があるので、ここまでもそれなりに体力を使う。
実は体力に不安があったので、最悪の場合、ここに参拝して引き返すことも想定していた。だが、幸い問題なかったので奉幣殿から先へ進むことにした。(つづく)