
今日は早速、S5IIにシグマ28−70mm F2.8 DG DNをつけて試し撮りをしてみた。

いつもの近所の風景。28mm、F6.3、SS1/500、ISO100。隅々までシャープで解像度は十分高い。ルミックス20-60mmよりだいぶシャープだ。色は自然な感じ。実際に見た印象と変わらず。これは好印象。

同じく28mm。遠景でも絞り開放になると、周辺減光がしっかり。画面の隅はかなりソフト。でもピント面はシャープ。ちょっとオールドレンズ的テイストが出る。これはこれで嫌いではないが、シャープに写そうと思ったら絞るのが吉。

今度は70mmで絞り開放。28mm 絞り開放で出た傾向がより顕著に。まるで現代のオールドレンズ?テレ側はかなりやわらかい印象。

同じ70mm F2.8でも被写体との距離が変わると写りも変わる。この距離だとソフトな印象はあまりなく、十分にシャープ。なぜか周辺減光も目立たない。


上は70mm F2.8、下は56mm F2.8。被写体との距離がさらに近いと、ピント面はシャープでボケはやわらかく滑らか。全体的にはややソフトな印象だが、個人的には好きな描写だ。
短い時間の使用だったが、概ね好印象だった。なんといっても、F2.8通しでこのサイズ感はうれしい。しかもワイド側が結構寄れるので、そういう意味でも他社レンズよりも使いやすいはず。
写りはシグマらしく絞るとしっかりシャープ。しかし、絞り開放では意外なやわらかさを見せるが、ピント面はしっかりシャープなので、それはそれでアリ。僕の使用用途にはマッチするレンズだと感じた。S5IIとのマッチングも良好で、色々な意味でバランスが良い。これから使い込んでいくのが楽しみだ。